教え子の一人、松村ひろこさんからの呼びかけです。若い方々が憲法問題に取り組んでくれるのはうれしい限りです。地元交野市で続いていた憲法学習会再開を担います。近隣の方々、是非ご参加ください。私も参加予定です。(辻谷博子)
松村ひろこさんからの呼びかけを掲載します。
戦争の足音・危険な動き
「自民党憲法草案」って、どんな内容なの ?
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・いま本屋さんに行くと、「尖閣問題でもし自衛隊と中国軍が戦ったらどうなるか」と言う題名の本が並んでいるし、ネットでも「いままで日本軍は中国軍隊に負けたことはないのだから、中国をやってしまえ」という書き込みをひんぱんに目にします。こんな時に、政府は、外国にいる日本人の救援という名目で、タイに自衛隊を派遣し、銃を構える軍人の待つ米軍ヘリコプターまで大使館家族を移送する訓練を行いました。
・昨年12月に政権についた安倍首相は、「国防軍の保持」「集団自衛権の行使」を主張しています。また、昨年4月にまとめられ「自民党憲法改正草案」では、「平和のうちに生存する権利」「戦争放棄」が削除され、「安全保障」に変えられています。また、「憲法を変える手続きをもっと簡単にすることが必要」と言われています。これらは本当に必要なことなのでしょうか。共に考えたいと思い、2006年2月から11年11月まで、交野市民有志で開催された「憲法とくらしを考える会」を再開することになりました。これからも、隔月で学習会を持ちたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしています。
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2013年4月8日日米韓合同核侵略戦争突入訓練に絶対反対!
アメリカ大使館へファックス(03-3505-1862)で大抗議!
安倍政権に大抗議!沖縄などの在日米軍核戦争基地を撤去せよ!
2013年4月8日
電話09011446818
メールアドレスkeizirou.hushimi@gmail.com
私たちは、強く要求する。
一、米韓両政府は、米韓合同軍事演習、キー・リゾルブ、フォール・イーグルを即刻中止すること。
一、アメリカ政府は、アジア太平洋地域から核兵器をふくむ米軍を総撤収すること。
一、日米両政府は、在日米軍基地を、全部、即座に撤去すること。
と。
米韓は3月1日から4月30日まで合同の野外機能訓練「フォールイーグル」を実施。また、3月11日米韓両軍は定例の合同軍事演習「キー・リゾルブ」を開始した。
すなわち3月1日からのフォール・イーグル(米軍1万、韓国軍20万)、3月11日からのキー・リゾルブ(米軍3500、韓国軍1万)という、米韓合同軍事演習だ。これは「作戦計画5027」などの朝鮮戦争シナリオであり、北朝鮮の政権崩壊を狙う核先制攻撃の演習であり、朝鮮人民大虐殺大被曝を強いるものであり、絶対反対する。
今、韓国では、福島原発爆発事故後と同じように、放射能防護服を着た核戦争突入訓練が、毎日行われている。その中身はさらに、完全に激烈な核戦争突入そのものだ。この間発動されている軍事力は、完全に核侵略戦争を示すものだ。絶対に許せない。
1、まず、B2ステルス爆撃機である。
駐韓米軍は3月28日、「米国が派遣した2機のB-2は同日中に韓国に到着し、実弾射撃訓練を実施した」と発表した。今回の訓練は、実施中の米韓合同軍事演習「フォール・イーグル」の一環だ。報道によると米国が核兵器搭載可能なB-2を朝鮮半島に派遣し、実弾訓練を実施するのはこれが初だ。
AGM158巡航ミサイル (JASSM) や5000lbs(約2.8t)のEGBU-28 バンカーバスターを最大8発、B-61-11貫通型核爆弾なら最大16発搭載することができる。
B-2は1機20億ドル以上(約2,000億円)という非常に高価な航空機だ。巨大かつ高価なイージス艦のあたご型護衛艦は1隻あたり約1,453億円をも上回る。(時事ドットコム:B2ステルス爆撃機 写真特集)
2、次に、B52爆撃機だ。
B52戦略爆撃機は3月8日と19日、アメリカ領・グアムから飛来し、米韓合同軍事演習に参加した。B52には核兵器を搭載することが可能。アメリカ国防総省・カーター副長官は18日、「アメリカは同盟国のためにあらゆる能力を使う用意がある」と述べ、対決姿勢を強める北朝鮮をけん制している。
1991年の湾岸戦争、2002年の911事件後のアフガン戦争では、デイジーカッターと呼ばれる大型爆弾を投下するのに用いられた。(B-52 (航空機) – Wikipedia)
3、更に、F-22 (戦闘機)だ。これは、沖縄嘉手納基地から2機出撃した。
米空軍の最先端F22戦闘機が3月31日、烏山空軍基地に到着し、1日に韓米トクスリ(FE)連合訓練に参加した。世界初のステルス戦闘機。ミサイルや爆弾の胴体内搭載などによるステルス特性や、ミリタリー推力での音速巡航(スーパークルーズ)能力を特徴とする。(F-22 (戦闘機) – Wikipedia)
4、
さらに、グアムに戦域高高度広域防衛(THAAD)ミサイル防衛システムを配備するとしている。
5、
アメリカの第3艦隊所属の核推進航空母艦「ジョンステニス号」(9万6千トン級)や核潜水艦、イージス駆逐艦など10隻以上の艦艇が投入される。
6、
無人偵察機の米軍三沢基地(青森県)への配備!
“米政府が3月中旬、米軍三沢基地(青森県)に無人偵察機グローバルホークをグアムのアンダーセン空軍基地から暫定配備する方針を伝えてきたことが分かった。複数の日本政府高官が5日、明らかにした。日本国内に配備するのは初で、飛行エリアを日本海に絞り、ミサイル発射準備を進める北朝鮮への警戒監視強化が狙い。米側は、伝達してきた時点では6~9月の暫定配備としていたが、4月に入り発射準備が発覚したことで配備を前倒しする可能性もある。
通常任務では、太平洋から東シナ海、南シナ海、日本海の広域を飛行。情報収集の対象は中国と北朝鮮の2本柱。グローバルホークは30時間の滞空時間と、搭載機器による高い情報収集能力が特徴。真上からだけでなく、
斜めの角度からも鮮明な画像を撮影でき、ミサイル発射時に放出される熱も赤外線センサーで探知できる。
6、
更に、京都府京丹後市の航空自衛隊経ヶ岬分屯基地への米軍「Xバンドレーダー」配備である。
以上からだけでも、絶対に許す事は出来ない核戦争突入軍事演習だ。
私たちは、駐日アメリカ大使館にたいして、米韓合同軍事演習-朝鮮戦争再開攻撃を即刻の中止、アジア米軍総撤収を徹底的に要求する。
更に、今日、在日米軍は、沖縄基地、三沢基地を初め、この核侵略戦争の出撃拠点になっており、日本政府の責任は重大である。
7、
なお、今日のこの核戦争放火が、米韓・日本政府によってなされていることは確かである。そのもとに、とりわけ在日朝鮮人民に対して、大虐待大殺戮をするといった大脅迫行為が安倍政権を先頭にして、行われており、絶対に許すことはできない。私たちは、日本政府の朝鮮・中国・アジアへの悪逆非道な侵略戦争の歴史を心から反省するとともに、福島原発爆発による一大被曝を受けている最中にあり、改めて核戦争行為を絶対に許さない事を身と心を持って明らかにするものだ。
一、米韓両政府は、米韓合同軍事演習、キー・リゾルブ、フォール・イーグルを即刻中止すること。
一、アメリカ政府は、アジア太平洋地域から核兵器をふくむ米軍を総撤収すること。
一、日米両政府は、在日米軍基地を、全部、即座に撤去すること。
以上。