8月14日 自転車で伊勢志摩に帰る(親子編)その1
先日オヤジの自転車(初級シクロクロス改造ランドナー)の記事を載せましたが、改造の主目的は、お盆に実家への長距離ツーリングです。
そう、昨年に続いて今年も、親子で三重県志摩市のオヤジの実家に帰りました。1泊2日の小旅行・・・と今年はルートを変えて挑戦してみた!じゃーん!
このルート変更が、後ほど地獄を見ることになる。
子供は嫁さんの愛車ルイガノのMTB。ボトルホルダーを付けるぐらいの改造しかしてません。荷物の大半はオヤジが持つ(笑)。と言っても大半は着替えなので、重量は8kgぐらいか。
朝4時半起床。パッキングは前日に終わってるので、着替えて5時20分の出発。
「お父さん、5時御出発の予定が20分遅れた。速く!」
ったく、お前が朝飯ノロノロ食ってるのが原因だろうが。
先頭の子供が、西尾市内をガンガン飛ばす。
「こらあ!飛ばすな!おとうと離れるなあ!隊列組んで、ゆっくり行けえ!」
「ええっ?でもフェリーの始発に間に合わないかも・・・」
「間に合わんだったら、次の便で行けばいい。安全第一!」
学校は遅刻しても平気の平左なのに、旅行となったらこれだ(笑)。
自宅から岡崎~西尾~碧南海底トンネルへ行く道(バイパスってのか?)を通って、お約束海底トンネル。半田から市内を大きく避けて臨海地区を通って武豊まで行き、国道247号を南下。
知った道なので速い速い。
自宅から熱中症対策で、凍らせたペットボトルの水・お茶を各5本ずつ持ってきてるので(これが重い)、結局コンビニ休憩は無し。信号待ちでの水分補給だけ。時間のロスもゼロ。
結局気温が高くなる前に、知多半島の師崎に到着してしまった。家出てから2時間半であった。オヤジと子供のペアでは自宅~師崎間(40km)の最高記録である。
知多半島の師崎から三河湾フェリーで、渥美半島の伊良湖に行く。そこで三重県の鳥羽へ行く伊勢湾フェリーに乗り換えます。以前あった師崎~鳥羽フェリーが廃止されたので、周り道です。
フェリーの出発時刻1時間前に到着。と乗り場を見ると、自転車1台・バイク1台、車3台が搭乗口前に・・・。うーむやはり皆早いんだな。
ターミナルで切符を買い、時間があるので外の土産物屋で軽食を取る。オヤジはタコライスとビール、子供はいくら丼。

「お父さん、ビールって」
「今7時30分やろ。鳥羽に到着するのが11時30分くらいやから、4時間あるねん。全然大丈夫や」
搭乗口に自転車を置いて待つ。その後バイクが4台に増えた。8時50分始発だが、15分前に一番に載せてもらった。

大きさは中型船と言うところであろうか?
船室は冷房が効いていて最高。汗がすっと引く。オヤジは甲板のベンチで海を見て、三河湾の旅を満喫したかったのだが、子供はフェリーのTVの高校野球にかぶりつき。
「お前!こんな所でTVかい!外の景色見て満喫せんかい!」
「えー、普段TVなんて見ないし・・・」
分かったよ、今日は特別だ。
本日は天気が良くてもガスってるので、三河湾の島々(篠島)はぼやけてました。あまり景色は良くなかったです。まあTVも仕方がないかー。
船内は空いてました。これで本当に儲かってるのかな?
オヤジは朝の早さのせいであろうか?甲板のベンチで早々に寝てしまった。わはははー、俺も旅を満喫してない(笑)。それにしても暑くて暑くてビールはあっという間に抜けてしまった。
さて渥美半島の伊良湖には9時半に到着した。早々にターミナルに行くと、観光客でごった返しておりました。
明日の帰りの事を考えて往復券を購入し、ここで渥美半島名物のメロンを食べた!・・・ってな事ない、メロンソフトクリームを食べた(笑)。結構美味しかったです。
2輪待合で子供と待つが、陽が高くなり汗だくである。愛想の良いモギリの兄ちゃんと話しながら、ここでも1番に搭乗。

大型船です、結構迫力あります。
師崎-伊良湖間は空いていたのに、伊良湖-鳥羽間の伊勢湾フェリーは、待ってる車がぎっしり。自転車は私達だけだったが、バイクは7台あった。
一番乗りだったので、窓際の特等席。と見る見るうちに、広い客室がいっぱいになった。何人乗ってるんだ?ほぼ満席である。

子供は期待していたのですが、さすがに伊勢湾上では電波に入り具合が悪く、画面が途切れ途切れで、いつの間にか子供は爆睡であった。
途中見える神島・菅島も、ぼやけてました。
1時間で鳥羽に到着。自転車・バイクは車が全部出て安全になってから外に出ます。交差点で荷物を確認し、フェリーターミナルから出発。11時半でした。
昔鳥羽に住んでいたことがあり、多少なりとも町の地理は知っております。ハロー向かいの市民の森公園でウンチをし、体重を軽くする。
さて準備はOKか?
息子よ去年は国道沿いに峠を一つ越え、志摩市に行っただろう。
今年は、もう一つのルート。「パールロード」を通って行くぞ。
多分三重県の自転車乗りの方だったら、御存知の方もおられると思いますが・・・
「パールロード」とは?
鳥羽市と志摩市の海側の山岳地帯を巡る観光道路。全長24km。鳥羽市のリアス式海岸に点在する集落を結ぶ生活道路でもある。
特徴は全長24kmのジェットコースターのような、上がったり下がったりの高低差。
自転車に興味のある方は、「パールロード」「自転車」「ブログ」で単語検索すると、この道を制覇しようとしたバカ自転車乗りのブログが、いっぱいあります(笑)。
ほとんどのブログは春か秋でして、このくそ暑い最高気温が40度近い日本で、挑戦するバカはほんの少ししかいません・・・あっ、いたいた!
すいません訂正します。「ほんの少ししかいません・・・」ではありません。いっぱいいます!しかも毎年500人!
話が跳んで申し訳ないのですが・・・。
5年前に用事で鳥羽に家族で行った時の事。嫁と子供は朝から鳥羽市内でイベントの参加。運転手の私は暇なので、鳥羽図書館に車を停めて、そこからパールロード目指してジョギングをした事がありました。9月初めの暑い時期です。
安楽島の集落を越え、エクシブ鳥羽という豪華なホテル横を通り、海岸線の道を上がったり下がったり。リアス式海岸の道なので、海抜ゼロから標高30~50mの上り下りの連続。
「うえええ!暑いしこの登り何?」
とひいはあ言ってるオヤジに向かって、自転車の集団が続々と飛ばしてきてすれ違う。皆ゼッケンらしいものが付いてます。
最初の集団は無茶速く・・・後になるとロードに混じってMTBやクロスバイクもちらほら。
オヤジは炎天下の中、麻生の浦大橋という鳥羽から5kmの所でジョギングを折り返した。その後坂道をジョグギングする私が、坂道でへたり込んだり自転車を押して歩いてる選手を、どんどん抜いて行きます(笑)。ですがこの炎天下にレースに出てる人たちを見て、凄いと思ってしまった。
このレースの名は、「サイクルマラソン鳥羽志摩線(とばしません)」というもので、参加者は毎年500名で距離は125km。このパールロードもコースなのです。
それ以降は、私も1度は出てみたいと、常々考えておりました。
毎年500人のバカもとい尊敬する人々が、挑戦する過酷なレースのコースである。
そのコースにバカ親子は挑戦します!
息子よ覚悟はいいか?行くぞ!
その後オヤジは地獄を見た。
次号予告、「真珠の道は、地獄への坂道になった!」
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そう、昨年に続いて今年も、親子で三重県志摩市のオヤジの実家に帰りました。1泊2日の小旅行・・・と今年はルートを変えて挑戦してみた!じゃーん!
このルート変更が、後ほど地獄を見ることになる。
子供は嫁さんの愛車ルイガノのMTB。ボトルホルダーを付けるぐらいの改造しかしてません。荷物の大半はオヤジが持つ(笑)。と言っても大半は着替えなので、重量は8kgぐらいか。
朝4時半起床。パッキングは前日に終わってるので、着替えて5時20分の出発。
「お父さん、5時御出発の予定が20分遅れた。速く!」
ったく、お前が朝飯ノロノロ食ってるのが原因だろうが。
先頭の子供が、西尾市内をガンガン飛ばす。
「こらあ!飛ばすな!おとうと離れるなあ!隊列組んで、ゆっくり行けえ!」
「ええっ?でもフェリーの始発に間に合わないかも・・・」
「間に合わんだったら、次の便で行けばいい。安全第一!」
学校は遅刻しても平気の平左なのに、旅行となったらこれだ(笑)。
自宅から岡崎~西尾~碧南海底トンネルへ行く道(バイパスってのか?)を通って、お約束海底トンネル。半田から市内を大きく避けて臨海地区を通って武豊まで行き、国道247号を南下。
知った道なので速い速い。
自宅から熱中症対策で、凍らせたペットボトルの水・お茶を各5本ずつ持ってきてるので(これが重い)、結局コンビニ休憩は無し。信号待ちでの水分補給だけ。時間のロスもゼロ。
結局気温が高くなる前に、知多半島の師崎に到着してしまった。家出てから2時間半であった。オヤジと子供のペアでは自宅~師崎間(40km)の最高記録である。
知多半島の師崎から三河湾フェリーで、渥美半島の伊良湖に行く。そこで三重県の鳥羽へ行く伊勢湾フェリーに乗り換えます。以前あった師崎~鳥羽フェリーが廃止されたので、周り道です。
フェリーの出発時刻1時間前に到着。と乗り場を見ると、自転車1台・バイク1台、車3台が搭乗口前に・・・。うーむやはり皆早いんだな。
ターミナルで切符を買い、時間があるので外の土産物屋で軽食を取る。オヤジはタコライスとビール、子供はいくら丼。

「お父さん、ビールって」
「今7時30分やろ。鳥羽に到着するのが11時30分くらいやから、4時間あるねん。全然大丈夫や」
搭乗口に自転車を置いて待つ。その後バイクが4台に増えた。8時50分始発だが、15分前に一番に載せてもらった。

大きさは中型船と言うところであろうか?
船室は冷房が効いていて最高。汗がすっと引く。オヤジは甲板のベンチで海を見て、三河湾の旅を満喫したかったのだが、子供はフェリーのTVの高校野球にかぶりつき。
「お前!こんな所でTVかい!外の景色見て満喫せんかい!」
「えー、普段TVなんて見ないし・・・」
分かったよ、今日は特別だ。
本日は天気が良くてもガスってるので、三河湾の島々(篠島)はぼやけてました。あまり景色は良くなかったです。まあTVも仕方がないかー。
船内は空いてました。これで本当に儲かってるのかな?
オヤジは朝の早さのせいであろうか?甲板のベンチで早々に寝てしまった。わはははー、俺も旅を満喫してない(笑)。それにしても暑くて暑くてビールはあっという間に抜けてしまった。
さて渥美半島の伊良湖には9時半に到着した。早々にターミナルに行くと、観光客でごった返しておりました。
明日の帰りの事を考えて往復券を購入し、ここで渥美半島名物のメロンを食べた!・・・ってな事ない、メロンソフトクリームを食べた(笑)。結構美味しかったです。
2輪待合で子供と待つが、陽が高くなり汗だくである。愛想の良いモギリの兄ちゃんと話しながら、ここでも1番に搭乗。

大型船です、結構迫力あります。
師崎-伊良湖間は空いていたのに、伊良湖-鳥羽間の伊勢湾フェリーは、待ってる車がぎっしり。自転車は私達だけだったが、バイクは7台あった。
一番乗りだったので、窓際の特等席。と見る見るうちに、広い客室がいっぱいになった。何人乗ってるんだ?ほぼ満席である。

子供は期待していたのですが、さすがに伊勢湾上では電波に入り具合が悪く、画面が途切れ途切れで、いつの間にか子供は爆睡であった。
途中見える神島・菅島も、ぼやけてました。
1時間で鳥羽に到着。自転車・バイクは車が全部出て安全になってから外に出ます。交差点で荷物を確認し、フェリーターミナルから出発。11時半でした。
昔鳥羽に住んでいたことがあり、多少なりとも町の地理は知っております。ハロー向かいの市民の森公園でウンチをし、体重を軽くする。
さて準備はOKか?
息子よ去年は国道沿いに峠を一つ越え、志摩市に行っただろう。
今年は、もう一つのルート。「パールロード」を通って行くぞ。
多分三重県の自転車乗りの方だったら、御存知の方もおられると思いますが・・・
「パールロード」とは?
鳥羽市と志摩市の海側の山岳地帯を巡る観光道路。全長24km。鳥羽市のリアス式海岸に点在する集落を結ぶ生活道路でもある。
特徴は全長24kmのジェットコースターのような、上がったり下がったりの高低差。
自転車に興味のある方は、「パールロード」「自転車」「ブログ」で単語検索すると、この道を制覇しようとしたバカ自転車乗りのブログが、いっぱいあります(笑)。
ほとんどのブログは春か秋でして、このくそ暑い最高気温が40度近い日本で、挑戦するバカはほんの少ししかいません・・・あっ、いたいた!
すいません訂正します。「ほんの少ししかいません・・・」ではありません。いっぱいいます!しかも毎年500人!
話が跳んで申し訳ないのですが・・・。
5年前に用事で鳥羽に家族で行った時の事。嫁と子供は朝から鳥羽市内でイベントの参加。運転手の私は暇なので、鳥羽図書館に車を停めて、そこからパールロード目指してジョギングをした事がありました。9月初めの暑い時期です。
安楽島の集落を越え、エクシブ鳥羽という豪華なホテル横を通り、海岸線の道を上がったり下がったり。リアス式海岸の道なので、海抜ゼロから標高30~50mの上り下りの連続。
「うえええ!暑いしこの登り何?」
とひいはあ言ってるオヤジに向かって、自転車の集団が続々と飛ばしてきてすれ違う。皆ゼッケンらしいものが付いてます。
最初の集団は無茶速く・・・後になるとロードに混じってMTBやクロスバイクもちらほら。
オヤジは炎天下の中、麻生の浦大橋という鳥羽から5kmの所でジョギングを折り返した。その後坂道をジョグギングする私が、坂道でへたり込んだり自転車を押して歩いてる選手を、どんどん抜いて行きます(笑)。ですがこの炎天下にレースに出てる人たちを見て、凄いと思ってしまった。
このレースの名は、「サイクルマラソン鳥羽志摩線(とばしません)」というもので、参加者は毎年500名で距離は125km。このパールロードもコースなのです。
それ以降は、私も1度は出てみたいと、常々考えておりました。
毎年500人のバカもとい尊敬する人々が、挑戦する過酷なレースのコースである。
そのコースにバカ親子は挑戦します!
息子よ覚悟はいいか?行くぞ!
その後オヤジは地獄を見た。
次号予告、「真珠の道は、地獄への坂道になった!」
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