9月24日 運足の練習です
木曜日に自分の三半規管のもろさというものを痛感して、「土曜日は三半規管や体幹のトレーニングをしようかな」なんて考えておりましたが、本日はK井さんが来てくださいましたので、予定を変更。
先週K藤さんと一緒に考えました、「運足・足さばき」の練習メニューをしてみました。
前にも書きましたが、空手の運足はボクシングとか他の打撃系のステップワークに比べて、違う所が多々あります。顔面無しのフルコンの運足と、顔面有のキックでもかなり違うのですが、まあそこは置いといて(笑)。打撃系に共通する初級ステップワークに絞って、二人で練習してみました。
この間うちの代表と話をした時に、K井さんの上達ぶりの速さが話題になりまして、失礼ながらもオジサンとは思えないくらい熱心で、めきめきと腕前を上げておられます。
特に腰を落として体幹を維持しながら、パンチや蹴りを出せるようになってきておられます。そろそろ中級者と呼んでもいいかもしれません。
御本人は、「いやー、ハイキックが蹴れないのでダメですよ」と言われておりますが、実は私もハイキックが苦手(笑)。足が上がりません。
K先生に昔同じセリフを言った際には、「T岡さん、中年のおっさんはハイキック蹴れなくて当たり前ですから(笑)。それより前蹴りローキックで戦えばいいんです」との回答をいただいたので、同じセリフをそのままK井さんに言っております。
最初は基本技を40分使って全部やりました。残り1時間20分は運足運足ステップワーク。
K井さんは継ぎ足かなり出来ておりますが、これにパンチが入ると止まってしまいます。
ワンツーのシャドウをしましたが、前にステップインしながらワンツーを打つ練習をしてみました。本日の会場は大教室だったので、移動稽古には最適です。
バックステップをしてストレートを打つ練習もしました。これが難しい。ボクシングの教則本を見ますと、「バックステップからのストレート」はカウンターを打つ練習だそうですが、やってみると手足がバラバラになる。これは私も課題です。
次は「踏み足」です。これが慣れてないと難しい。初心者はどうしてもこれが使いこなせない。
サバキ系でよくある「1~4のステップ」をまず最初にやってみました。順番は流派によって違う事もありますが、2と3のステップが踏み足を使って相手のサイドに回り込みます。
これを移動稽古でやってみました。私自身の課題としては「踏み足を行う際に、ドシンと足を着かず摺り足で行う」ことです。
パンチだけに限定して、2と3のステップをしながら、フックを打つ練習をしてみました。
基本的な継ぎ足・踏み足をやった後は、それを使いこなす練習。先週書いたような「足シャドウ」をやってみました。
この足シャドウは、相手を前にしてお互いを見て、距離を考えながら行うと非常に良い!相手が下がったら前に出る。相手が前に出てきたら距離を保つ。時々踏み足でサイドに回る。
反復練習するのに最適ですね。この練習方法は今後も続けてみたいです。
仕上げはパンチ限定のマスボクシング。蹴りが入るとステップワークが止まってしまうので。今のところはマスボク限定です。「打つよりも足を意識して」3ラウンドをやってみました。
終わった後のK井さんの感想。「腰を落として足を長時間使うのがしんどいです」
ボクサーの方々が、マラソン選手顔負けに徹底的に走り込むのは、このためなんですね。あらためてボクサーの凄さに感心しました。
こういう地味な練習は、私は基本的に大好きなので、今後も無い知恵を絞りながらいろいろ試してみたいと思います。
っていうか、こんな地味な練習に、文句も言わず付き合ってくださるK井さんが凄いですよ。スポーツクラブに行っていろんなプログラムに参加したいって人には・・・退屈すぎてあんまり向かないと思う。スポーツクラブのプロのインストラクターからすれば、退屈な基礎練習を延々とやってる私は、「教える人」としては失格ですわ。
もうちょっと工夫して面白く出来んもんかな。これが私の課題。
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木曜日に自分の三半規管のもろさというものを痛感して、「土曜日は三半規管や体幹のトレーニングをしようかな」なんて考えておりましたが、本日はK井さんが来てくださいましたので、予定を変更。
先週K藤さんと一緒に考えました、「運足・足さばき」の練習メニューをしてみました。
前にも書きましたが、空手の運足はボクシングとか他の打撃系のステップワークに比べて、違う所が多々あります。顔面無しのフルコンの運足と、顔面有のキックでもかなり違うのですが、まあそこは置いといて(笑)。打撃系に共通する初級ステップワークに絞って、二人で練習してみました。
この間うちの代表と話をした時に、K井さんの上達ぶりの速さが話題になりまして、失礼ながらもオジサンとは思えないくらい熱心で、めきめきと腕前を上げておられます。
特に腰を落として体幹を維持しながら、パンチや蹴りを出せるようになってきておられます。そろそろ中級者と呼んでもいいかもしれません。
御本人は、「いやー、ハイキックが蹴れないのでダメですよ」と言われておりますが、実は私もハイキックが苦手(笑)。足が上がりません。
K先生に昔同じセリフを言った際には、「T岡さん、中年のおっさんはハイキック蹴れなくて当たり前ですから(笑)。それより前蹴りローキックで戦えばいいんです」との回答をいただいたので、同じセリフをそのままK井さんに言っております。
最初は基本技を40分使って全部やりました。残り1時間20分は運足運足ステップワーク。
K井さんは継ぎ足かなり出来ておりますが、これにパンチが入ると止まってしまいます。
ワンツーのシャドウをしましたが、前にステップインしながらワンツーを打つ練習をしてみました。本日の会場は大教室だったので、移動稽古には最適です。
バックステップをしてストレートを打つ練習もしました。これが難しい。ボクシングの教則本を見ますと、「バックステップからのストレート」はカウンターを打つ練習だそうですが、やってみると手足がバラバラになる。これは私も課題です。
次は「踏み足」です。これが慣れてないと難しい。初心者はどうしてもこれが使いこなせない。
サバキ系でよくある「1~4のステップ」をまず最初にやってみました。順番は流派によって違う事もありますが、2と3のステップが踏み足を使って相手のサイドに回り込みます。
これを移動稽古でやってみました。私自身の課題としては「踏み足を行う際に、ドシンと足を着かず摺り足で行う」ことです。
パンチだけに限定して、2と3のステップをしながら、フックを打つ練習をしてみました。
基本的な継ぎ足・踏み足をやった後は、それを使いこなす練習。先週書いたような「足シャドウ」をやってみました。
この足シャドウは、相手を前にしてお互いを見て、距離を考えながら行うと非常に良い!相手が下がったら前に出る。相手が前に出てきたら距離を保つ。時々踏み足でサイドに回る。
反復練習するのに最適ですね。この練習方法は今後も続けてみたいです。
仕上げはパンチ限定のマスボクシング。蹴りが入るとステップワークが止まってしまうので。今のところはマスボク限定です。「打つよりも足を意識して」3ラウンドをやってみました。
終わった後のK井さんの感想。「腰を落として足を長時間使うのがしんどいです」
ボクサーの方々が、マラソン選手顔負けに徹底的に走り込むのは、このためなんですね。あらためてボクサーの凄さに感心しました。
こういう地味な練習は、私は基本的に大好きなので、今後も無い知恵を絞りながらいろいろ試してみたいと思います。
っていうか、こんな地味な練習に、文句も言わず付き合ってくださるK井さんが凄いですよ。スポーツクラブに行っていろんなプログラムに参加したいって人には・・・退屈すぎてあんまり向かないと思う。スポーツクラブのプロのインストラクターからすれば、退屈な基礎練習を延々とやってる私は、「教える人」としては失格ですわ。
もうちょっと工夫して面白く出来んもんかな。これが私の課題。
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「この電柱間はパンチを出して動いてみよう」
「次の電柱では、合間に前蹴りと廻し蹴りを交互に入れてみよう」
と試しております。多少はスムースになったかな(笑)。
まだまだ足を入れると、時々止まってしまいます。はああ~頑張ります。
歩きながらパンチ、蹴りを出してみてください
普通に歩きながら突き、蹴りが出せれば組手でもスムーズに出せるようになります。
同好会発足おめでとうございます。
ボクシング関係以外のステップワークは、「形が無い」「テキストが少ない」ので、私もボクシング・キック関係を参考にしております。
>空道では、足運びやステップワークの練習を結構やりますね。
さすがは大道塾さんですね。そういう基礎を疎かにされないのは凄いと思います。
参考にしたいのは私のほうです。どうやって教えたら良いのか、日々悩んでおります。
っていうか、私が教えて本当に身に着くのであろうか?
諸事情で数ヶ月大道塾空道を休会してたんですが、最近復帰しました。
空道では、足運びやステップワークの練習を結構やりますね。
型とか一切無いので、打撃はキックボクシングの練習に近いと思います。
また、参考にさせて頂きます。