「志」の英語教育

英語教育実践について日々の雑感を語ります。

単語テスト試行錯誤

2008-02-22 06:50:19 | 語彙
語彙指導に関しては「ネクステージ・リピート英単語」を用いて単語テストを毎時間実施。普通の方法では面白くないので、ちょっとだけ工夫している。岡田順子先生の「語彙の定着をさらに促進する単語テスト集」を参考にさせてもらった。

とりあえず、今の自分がこの単語テストで採用すべき方向性として、1)できるだけ効果的に繰り返し学習できるようにすること、2)語彙の深みはあえて追求せずサイズを広げることに集中すること、3)できるだけ手間のかからないようにすることを考えた。

そこで、1回の授業でテストする単語数を30とし、そのうちの15語が出題される、次回のテストでは1回目のテスト後半の15語と新たな15語を加えて出題範囲の30語とし、以降は15語ずつ入れ替えていくこととした。

番号のみ書かれた紙に指導者が読み上げる日本語訳に相当する英単語を書いていく方式。試験時間は相互採点を含め5分程度。これ以上の時間は45分授業では無理。

授業は週3回なので週に60語を最低2回ずつ覚えようとすることになる。また、時々予告なしにスキップする(^_^;)とさらに学習が繰り返される。当初はこれに加えて週全体を範囲とした追試を放課後に組み込もうとしたがうまく時間の調整がつかずに断念。

定期テストではそれまでに学んだ範囲が試験に組み込まれる。考査のできを見て次回の考査でも同じ範囲を組み込むこととしている。教材のレベルが高いので1年の間は必要以上に先を急ぐ必要はないと考える。難易度で4つのステージに分けられているが、そのうち2つ程度カバーできればよしとしたい。

多くの生徒は毎回真剣に取り組み8割以上の得点をあげているが、今のところ実力に十分反映されているとは言えない。なかなか難しいものである。

単語テストの効果的な実施方法をご存じの方がいらっしゃれば、コメントかメールをいただけると幸いです。