「志」の英語教育

英語教育実践について日々の雑感を語ります。

竹内理先生の講演会

2009-02-16 21:49:10 | 研修
日曜日は県東部へ場所を移し関西大学の竹内理先生の講演会へ。地元で久保野先生、竹内先生のハシゴとはなんと贅沢な週末。しかも、竹内先生のお話は来月のe-LINCでのご講演を先取りしたものである。

動機づけはテーマとしては深く広いものだが、それだけに魑魅魍魎然として近づきにくいもの。今回のようにかみ砕いたお話がいただけるのは非常に有り難いことだ。ネタばれになってしまうので内容についての言及は避けるが、日頃の実践に活かせる処方箋を受けたような感覚。年度末を迎えるこの時期にはまさにうってつけの内容でした。

参加者は20名弱でやや少なめだったが、その分だけ密度の濃い研修の機会になったといえる。近隣(地元)の国立大学で英語教育を専門とされる先生方もご参加で、会場からもはっとさせられる指摘があった。

あなたの生徒のうち何人が、あなたから好かれていると思っているでしょうか。

動機づけを教える側から考えるときに絶対に欠かすことのできない視点であると思いました。

講演会は楽しいお話に引き込まれているうちに、あっという間に2時間以上が経っていた。ゾルタン・ドルネイやこのところ気になっている佐藤学先生の理論がお話の随所に出てきて予習のしがいがあった感じ。そういえば、「褒めるときはピュアな気持ちで褒めないと逆効果」と書いてあったなあなどと思っておりました。

講演後も、御著書にサインをいただいたうえ、茶話会でもとても楽しい時間を過ごすことができ、まさに満喫といったところ。中学校や高専の先生方と繋がりができたことも貴重でした。

今回の催しは常日頃からお世話になっているY先生のご企画。実は、土曜日の久保野先生のお話からずっと一緒で、その晩には「お食事」にもお付き合いいただきました。御陰で今年度一番のストレス解消ができ感謝しております。


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