今朝の上海は雷鳴を伴う雨です。中国の北方では、40度を超える猛暑になっているようです。
23日に上海総領事館からメールが入り、「上海においては、引き続き厳格な空港検疫が実施されており、連日のように飛行機で当地に到着する数名から数十名の日本人が、発熱患者又は新型インフルエンザの疑い(確定)患者の機内における濃厚接触者として、上海市内の停留施設で1~7日間の停留措置を受けています。」とありました。
日本では、水際防止線が関西で突破されてから、空港検疫は緩くなったようですが、中国では、日本のような「爆発」的発生はなく、一次か精々二次患者までで、感染先不明の患者はまだ出ておらず、水際防止線が奏功しているという理解です。
その分、空港検疫は厳しく、最近の実例でも、航空機が到着すると、完全防護の検疫官が乗り込み、乗客全員の温度測定を実施し、全員が完了するまで、降機出来ません。高熱患者が出ると、インフルエンザの簡易検定はなく、即拘束です。そしてその周辺乗客も濃厚接触者として拘束です。拘束時間は、患者がシロ判定が出る場合は、約1日、クロの場合、患者は治癒するまで、濃厚接触者は、7日間の経過観察です。この間、隔離されます。
拘束場所は、上海の場合は、浦東空港と虹橋空港の間で、上海の南側の海に近いリゾートホテルです。リゾートと言っても、高級なものではなく、3星クラスのようです。海水浴シーズンには込むのでしょうが、今は空いているので、ホテル一つを借り切っているようです。被拘留経験者の話では、一人一部屋で、食事は部屋へ弁当を持ち込み、食べ残しは廊下に出しておくというような完全隔離だそうです。
上海領事館では、「上海では連日数人から数十人の日本人が・・」と、言っていますが、上海が特別厳しいという訳ではなく、乗客者数が圧倒的に多いからで、拘留にかかる比率は北京でも、広州でも同じだと思います。
そんな中を、我が妻は25日上海に来ました。検疫のことは事前に話したのですが、敢然と上海にやってきました。JALの午後便でしたので、乗客数が非常に少なく、検査も時間かからず、誰も発熱せず、普段通り入国できたとのことでした。健康カードなどは、事細かく書かされ、追跡調査しやすいようにしていたとのことです。
因みに、25日は会社の出張者も上海に来たのですが、CAの朝一番の便で満席だったそうですが、彼も無事出てきました。この彼は、前回一晩拘留されています。
画像は上記の文とは関係ありません。烏鎮西半分の陸上部分の辺りは、邸宅や書院のような建物が多いのですが、その邸宅の中庭です。(詳細は後記)
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23日に上海総領事館からメールが入り、「上海においては、引き続き厳格な空港検疫が実施されており、連日のように飛行機で当地に到着する数名から数十名の日本人が、発熱患者又は新型インフルエンザの疑い(確定)患者の機内における濃厚接触者として、上海市内の停留施設で1~7日間の停留措置を受けています。」とありました。
日本では、水際防止線が関西で突破されてから、空港検疫は緩くなったようですが、中国では、日本のような「爆発」的発生はなく、一次か精々二次患者までで、感染先不明の患者はまだ出ておらず、水際防止線が奏功しているという理解です。
その分、空港検疫は厳しく、最近の実例でも、航空機が到着すると、完全防護の検疫官が乗り込み、乗客全員の温度測定を実施し、全員が完了するまで、降機出来ません。高熱患者が出ると、インフルエンザの簡易検定はなく、即拘束です。そしてその周辺乗客も濃厚接触者として拘束です。拘束時間は、患者がシロ判定が出る場合は、約1日、クロの場合、患者は治癒するまで、濃厚接触者は、7日間の経過観察です。この間、隔離されます。
拘束場所は、上海の場合は、浦東空港と虹橋空港の間で、上海の南側の海に近いリゾートホテルです。リゾートと言っても、高級なものではなく、3星クラスのようです。海水浴シーズンには込むのでしょうが、今は空いているので、ホテル一つを借り切っているようです。被拘留経験者の話では、一人一部屋で、食事は部屋へ弁当を持ち込み、食べ残しは廊下に出しておくというような完全隔離だそうです。
上海領事館では、「上海では連日数人から数十人の日本人が・・」と、言っていますが、上海が特別厳しいという訳ではなく、乗客者数が圧倒的に多いからで、拘留にかかる比率は北京でも、広州でも同じだと思います。
そんな中を、我が妻は25日上海に来ました。検疫のことは事前に話したのですが、敢然と上海にやってきました。JALの午後便でしたので、乗客数が非常に少なく、検査も時間かからず、誰も発熱せず、普段通り入国できたとのことでした。健康カードなどは、事細かく書かされ、追跡調査しやすいようにしていたとのことです。
因みに、25日は会社の出張者も上海に来たのですが、CAの朝一番の便で満席だったそうですが、彼も無事出てきました。この彼は、前回一晩拘留されています。
画像は上記の文とは関係ありません。烏鎮西半分の陸上部分の辺りは、邸宅や書院のような建物が多いのですが、その邸宅の中庭です。(詳細は後記)
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