まず最初に台州の「台」の字のお話からです。漢字は、昔からの繁体字と略字化された簡体字に分かれます。「台」は簡体字で、その繁体字は吉の下に「室」を重ねたような字(文字化けするので敢えて表示しません)と思っていましたが、繁体字にもあるのだそうです。
繁体字としての「台」の発音はtaiの1声、簡体字の「台」はtaiの2声です。台州の「台は」繁体字の台で、台州はtai1声+zhou1声だそうです。今回初めて知りました。因みに台湾の「台」は簡体字ですので、発音はtai2声です。
地名は標準的な発音でないことがあるので、要注意です。山東省省都である「済南」(さいなん)の「済」は普通ji4声ですが地名の時は、ji3声です。
さて、今日から浙江天台山です。天台山という名前の観光地は、中国内に少なくとも8ヶ所あるようです。私は、偶然浙江省の地図でこの天台県しか知りませんでした。寧波に近く、最澄が留学したお寺だろうと思い込んでいましたが、全国に8ヶ所もあると聞いて、果たして浙江天台山が、最澄大師と関係あるのか、どうか自信はありません。でも、浙江天台山にある国清寺という隋代の古刹には、最澄大師を偲ぶお堂がありました。
浙江の天台山は、多くのお寺がある山地の地域を指します。その地域には、上で述べた国清寺を始め、多くの寺院があるようですが、山地に散らばっているので、全部見るのは大変です。それで、代表的な国清寺だけ行くことにしました。
天台県は、その天台山を含んだ行政区で、県政府所在地は、天台県随一の町並みとなっています。天台山の山地から平地に出たところにあります。写真は、天台県政府所在地の町並みです。タクシーの前席から撮ったので、光が反射してちょっと見にくくなり、すみません。県にしては、なかなかの町並みです。
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繁体字としての「台」の発音はtaiの1声、簡体字の「台」はtaiの2声です。台州の「台は」繁体字の台で、台州はtai1声+zhou1声だそうです。今回初めて知りました。因みに台湾の「台」は簡体字ですので、発音はtai2声です。
地名は標準的な発音でないことがあるので、要注意です。山東省省都である「済南」(さいなん)の「済」は普通ji4声ですが地名の時は、ji3声です。
さて、今日から浙江天台山です。天台山という名前の観光地は、中国内に少なくとも8ヶ所あるようです。私は、偶然浙江省の地図でこの天台県しか知りませんでした。寧波に近く、最澄が留学したお寺だろうと思い込んでいましたが、全国に8ヶ所もあると聞いて、果たして浙江天台山が、最澄大師と関係あるのか、どうか自信はありません。でも、浙江天台山にある国清寺という隋代の古刹には、最澄大師を偲ぶお堂がありました。
浙江の天台山は、多くのお寺がある山地の地域を指します。その地域には、上で述べた国清寺を始め、多くの寺院があるようですが、山地に散らばっているので、全部見るのは大変です。それで、代表的な国清寺だけ行くことにしました。
天台県は、その天台山を含んだ行政区で、県政府所在地は、天台県随一の町並みとなっています。天台山の山地から平地に出たところにあります。写真は、天台県政府所在地の町並みです。タクシーの前席から撮ったので、光が反射してちょっと見にくくなり、すみません。県にしては、なかなかの町並みです。
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よく聞いてみると、おばあさんが花好きでたくさんの種類をまめに栽培されていたのが、認知症になってしまって施設に入り、花のことはすっかり頭からなくなったようで写真を撮ってもっていっても関心を示されないとのこと。でも折角あれだけやられていたのだから何とか続けたいと、野菜畑もあって大変だけど、がんばっているとのことでした。あるじのおばあさんがいなくても、きれいに整理して草を生やさないように、そして少しでもきれいな花を咲かせようと、がんばっておられる気持ちがよく分かりました。色々な花が無心に咲いていましたが、その裏にはドラマがありました。
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