日本海溝沿いの地震活動の長期評価

「日本海溝沿いM7超の危険 30年以内、政府調査委が予測」(livedoor NEWS)
http://news.livedoor.com/article/detail/16078605/


宮城県沖でマグニチュード7の地震が起きる確率90%,が独り歩きしている感じだ。
政府の地震調査研究推進本部,地震調査委員会が今回公表したレポートはこちら

日本海溝沿いの地震活動の長期評価(33MB,144ページ)
日本海溝沿いの地震活動の長期評価 ポイント(1MB,1枚)
日本海溝沿いの地震活動の長期評価 概要資料(3MB,23ページ)

流石に本レポートを読み切る気力はないので,概要資料を眺めてみた。
地震種類を超巨大地震,プレート間巨大地震,一回り小さいプレート間地震などに分類して,発生確率を示している。
今後30年間に90%の確率で発生すると予想しているのは,一回り小さいプレート間地震(M7.0~M7.5)が,青森県東方沖及び岩手県沖北部と,宮城県沖だ,

プレートがどのくらいの規模でずれるかを予想したものと考えていいかな。

これによって本土にどの位の被害が発生するかは述べられていない。
東日本大震災を出すまでもなく,揺れは最大震度6クラスになると考えられる。そして確実に津波も発生する。

茨城県沖でM7.0~M7.5クラスの一回り小さいプレート間地震発生確率も,今後の30年間のうちに80%と高い。
日頃からお心構えと備えが必要だな
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