夏場の燃費悪化原因



燃費レポートのとおり、気温が上がればそれに反比例して、燃費が悪化する。
一番の高燃費となるのは、平均気温が20℃前後の時期だ。

夏場の燃費悪化原因は、分析しなくてもエアコンだと誰もが考えるし、間違いはないだろう。
調べてみても、「エアコンを使用すると、そのパワーロスで最大20%前後悪化する」というものが多い。

冷房(及び除湿)のためには、冷媒を圧縮するためのコンプレッサーが必要、これは基本的にエンジンの力を使う。
ハイブリッド車や電気自動車はインバーターを介してバッテリーで動かしている。

走行のため以外にパワーを喰われるので、エアコン未使用状態と同じ走りをするためには、余計にエンジンパワーを出さなければならない。
そのために燃費は悪化する。
ハイブリッド車だと、コンプレッサー分の電力が必要になるので、この分、余計に発電しなければならず、燃費が悪化する。

外気温が直接原因となることはなさそう。極端な話、エアコンも送風も行わずの運転ならば、燃費は初夏の頃と変わらないだろう。
車内温度が桁違いなので、命に関わるが。

今年は「10年に一度の超猛暑」と言われている。暑いなと感じたらすぐに対策しないと大変なことになる。
燃費よりも命だ

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