不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Caffè Piansa

2006-11-08 23:03:00 | 日記・エッセイ・コラム

Caffè Piansa
毎朝両親は欠かさずドリップでコーヒーをおとしていたし
一日中コーヒーのある家庭で育ちながら
そしてエスプレッソの国・イタリアに暮らしながら
私は昔からずっと今でもコーヒーが苦手。

普通のイタリア人家庭はもちろん、
イタリアで暮らす外国人のおうちにもある
エスプレッソ・コーヒーのマッキネッタさえ
我が家にはありません。
(エスプエッソ・コーヒー・マシンについてはこちら参照)
たまぁにバールで飲むとうまいなと思ったりもしますが
基本的に自分で淹れてみてうまかった試しはないので(笑)。

友人から「ここのコーヒーがうまいらしい。のみたぁい」
というリクエストがあり
今回の帰国のお土産候補となったコーヒー豆。
ようやく時間を見つけて豆買いに行ってまいりました。
近所ではないので、なかなか時間が見つけられず
それにできるだけ挽きたてに近い新鮮なものを
日本まで持っていってあげたいしね。

市内からは離れているので、地元の人で賑わっていて
とても良い雰囲気の落ち着いたきれいなカフェです。
もともとはコーヒー豆の焙煎から始まった会社。

Cafe Piansa
Viale Europa 126
Firenze
フィレンツェ市街地からは
サン・マルコ広場などから31・32・33バスに乗って
でかいCOOPの先の停留所で降りると目の前。

コーヒーについては薀蓄も何もない私は
お店の人に「一番おいしい豆を挽いてください」とお願いして
素直に勧められたBar 10+1という豆を購入。
一番高い値段がついていたけどね。
(それでもここで買ったら日本の豆に比べたら安いです。)

これと同じ豆を使ったコーヒーを
店内でももちろん飲むことができるので試しに一杯。

私は常にカフェ・マッキァート。
一口飲んでうまいと思いました。
他のお店で飲むコーヒーよりもずっとずっとまろやかなの。
柔らかな口当たりと喉ごし。
さすが有名な焙煎&カフェだなぁと納得する味です。

今回の私の帰国で
このコーヒー豆のお土産に当たる方幸せですよ(笑)。