不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Uva giapponese Kyoho

2013-10-05 15:35:20 | 日記・エッセイ・コラム
ブドウのおいしい季節到来。
あんまり好きじゃなかったので、
自分では買ってまで食べるフルーツじゃないけど、
実家にはこの季節になると
山梨のブドウが、本当に「山ほど」ある。

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久しぶりに食べた「巨峰」は甘くておいしかった。
なんだかとても大事に育てられている感じが滲み出ている味。

この巨峰が日本原産種だというのは知っていたけれど、
てっきり山梨オリジナルだと思っていた。
しかし、巨峰って中伊豆オリジナルだったのね。

中伊豆の山の中にある「中伊豆ワイナリー」。
そぼ降る雨の中、ちょっと行ってみた。
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巨峰の歴史を調べたら、
農学者「大井上康」の農学研究所が
1919年(大正8年)に東京から大見村に移り、
ブドウの研究を本格的に開始。
1937年(昭和12年)にこの研究所で、
オーストラリア品種「センテニアル」と
岡山県産の日本品種「石原早生」の交配研究を開始。
戦時中にも関わらず、地道に研究を続けて
1942年(昭和17年)に交配が実を結び「巨峰」誕生。
1953年(昭和28年)既に大井上氏は他界していたので、
息子さんが「巨峰」を種苗名称に登録申請。
因みにブドウ品種「巨峰」は
研究所から見える富士山にちなんだもの。
ということらしいです。

でもね、
中伊豆ワイナリーの敷地では巨峰は栽培されてないんだね。
ワイン用じゃないから。
(ここで販売している巨峰は
山梨の農園で栽培されているみたい)
中伊豆ワイナリーの農園で栽培されているのは
基本的にワイン用のブドウ。
信濃リースリング、シャルドネ、
プティ・ヴェルド、メルロー、
ヤマソーヴィニヨン、ガメイ、
カベルネ・ソーヴィニヨン
なんからしい。

まだまだ知らない地元の宝。
あぁ、でも今食べている巨峰は山梨市産。