不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Un pezzo di Kamakura

2015-06-07 15:15:44 | 日記


あじさい寺「明月院」のあじさい。


先週日曜日、遊びにきた姪っ子が
「今度社会科見学で鎌倉に行くから、鎌倉のこと教えて」
といっていたので、
そこから急に鎌倉熱に火がついた。

私自身、小学校の 修学旅行かなにかで鎌倉にいったきり
いったことはないし、鎌倉の記憶はまったくなく。
仕事で、イタリア人には「オススメ」っていっていたわりに
実は何がお勧めなのか、ちゃんと理解していなかった。

色々調べていたら行きたくなって、
姪っ子を誘ったら、行こうということになり
パパッと決めてお出かけ。

旅程は
円覚寺→明月院→建長寺
→鶴岡八幡宮→小町通り(ランチ)
→長谷寺→ 高徳院
かなりの駆け足旅だっていうのは重々承知していたんだけれど、
なんとか予定通り行程をこなして無事終了。

しかし、いつも一人の気ままな旅ばかりしているので
子供と一緒の旅のペースも分からず、
なんだかあたふたした一日。
光り待ちとか風待ちとかしながら写真を撮ることも
神社仏閣の建築の詳細を眺めて確認することも
仏像の前で色々想いを馳せることも
なかなか自由にはできなかったので、
普段自分がどれだけわがままに旅しているのか痛感。

それでも行きたいところには行き、
姪っ子たちには色々経験してもらうこともできたと思うし
私には楽しい日帰り旅行だったかな。

まぁ、とにかくあじさいの季節ということもあって
鎌倉はどこもかしこも人で溢れていたので
またゆっくり何回かにわけて鎌倉は訪れたいなと。
それまでにまだまだ勉強したいこともたくさんあるし。



これだけは観ておきたかった
明月院の丸窓「悟りの窓」。


鎌倉大仏「阿弥陀如来座像」。
この円い背中が今はなんだかしっくりくる。