不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Fiori di verdure

2015-06-09 12:12:41 | 日記

イタリアにしか興味がない私は、
本当に他の国の歴史にも疎くて、
先日Instagramに投稿した茄子の花の写真
友人がつけてくれたコメントで新たな発見が。

それは
マリーアントワネットとジャガイモの花の話し。

パンがなければケーキを食べればいいのに発言が
(実際には作り話らしいですが)
 記憶に刷り込まれているし
そもそもフランス革命前夜のネガティブなイメージばかりで
マリーアントワネットもルイ16世も
私の中ではあまりいい印象もないし
これまで深く調べてみたこともなかった。

でも、
「マリーアントワネットがジャガイモの花を帽子に付けた」
という友人のコメントで
おやおやと興味がわいて
さくっと調べたらいろいろ出てきた。
知らなかったのは私だけなんじゃないかと思うくらい。

フランス革命前、フランスが飢饉に苦しんでいた時代、
その飢饉を乗り越えるために
栄養価も高く、栽培が比較的容易く
収穫量も多いじゃがいもに目をつけて、
王に提案した人がいて
その人だったか、もしくはルイ16世が
マリーアントワネットにじゃがいもの花を献上したところ
その花の可憐な美しさに魅了されて
髪に飾って舞踏会に出席したとか。

もともとじゃがいもは
欧州ではその醜い形が忌み嫌われ
野菜の中でも低等としてみなされていた根菜だったので
食材としては不人気だったらしいけれど、
観賞用として育てる傾向はあったらしいですね。

結局不人気だったじゃがいもは
マリーアントワネットのおかげでその地位を上げ
ルイ16世の秘策で食用栽培も一気に普及したそうで。

庶民が食糧不足で苦しんでいるときに
着飾って舞踏会やっていたのかと思うと、
それはそれで腑に落ちないんだけど
まぁ、じゃがいも栽培を広めたという点では評価アップ。


野菜や果物の花って結実するためにとても大事なものですが、
観賞用としても楽しめるよなぁ、確かに。
そんな新しいきもちで明日から畑のお花を見てみようっと。 


6月8日(月)のつぶやき

2015-06-09 02:50:38 | 日記

定点観測富士山。
今朝は結構涼しくて、朝のお散歩もなんだか肌寒かった。

Buon lunedi ! instagram.com/p/3pUz_7CX8s/


ご近所の畑でひときわ目立っていたので。
きれいな紫色。 instagram.com/p/3pU-zAiX9C/


前提を取り除くこと、すべてはそこからなんだろうなって最近思う、仕事も人生も。
→“チェンジ”の時代、イノベーションが社会のルールも変える!|齋藤ウィリアム浩幸 日本の欠落、日本の勝機|ダイヤモンド・オンライン diamond.jp/articles/-/725…


Sono arrivate le prime gocce, e nel contatto al suolo emanano l’odore particolare della stagione. Inizia la stagione di pioggia.