超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">ウェディング・サルサ、画廊の打ち上げ、ギーレンの新ベト全</span>

2012-05-21 22:35:56 | 無題


昨日は大学時代の友人の結婚パーティだった。ダンス教室のサルサ講師の先生と結婚したのだ。
演歌ありキャッツアイの余興あり、ドリフありの盛り沢山な結婚パーティだった。
大学時代の友人は4人だけで、あとはサルサの生徒や仲間。もちろん余興の合間はサルサである。
何と言っても良かったのが、新郎新婦のウェディング・サルサ披露。
こういう広がりのある楽しい世界をいつの間にか築いていたのだと感慨深い。

一昨日はグループ展の最終日で普段会えない人や親しい友人が見に来てくれていい機会だった。親しい友人はクリエイティブで手作り感覚に溢れていて刺激を受けたとあとで言ってくれた。
女性の友人の娘さんが「作品凄く良かったです~」とはっきり言ってくれて嬉しかった。
私の絵は上手い人受けはしないが純真な子ども(の感覚を持つ人)に好評で、グループ展に参加して正解だった。

打ち上げはチェコ料理だぁしぇんかで行った。ブドゥヴァルビール飲み、ブランボラーク(ハッシュポテ
トのもちもち焼き)、モラビア風ローストポーク、牛肉煮込みのグラーシュを頼み、歓談した。

クラシック好きな友人とその日は歓談できなかったが、CDをたくさん貸してくれた。
パオロ・ベスキの古楽のチェロ組曲、エジプト料理屋さんで聞きたいような「モーツァルト・イン・エジプト」、ピアソラの「ガルデルの亡命」のサントラ、「ショーロの夕べ」という企画ものなど、音のカーニバル状態である。
現在それらをようやく聞き終えた。音楽の趣味のレンジの広い人で私にはないものを持っている。

その友人は読書家で「日本哲学小史」は西田幾多郎などの会報誌に載った論文などがたくさん引用されて
いて著書よりも分かり易いとか、三浦淳史の「レコードを聴くひととき」は北欧・イギリス音楽のエピソードが豊富に載っていて珠玉のエッセイだとか話してくれた。

その友人に紹介されたボールト指揮のエルガー「二つの交響曲と管弦楽曲集」や、イタリア四重奏団の高音域がきつくなくよく歌っているベートーヴェン弦楽四重奏曲集、ボールト指揮のヴォーン・ウィリアムズ交響曲集やブラームス全集を集めているところだ。

画廊で掛かったデッカのアシュケナージ指揮のシベリウス集、角が取れて丸くなったミヒャエル・ギーレンの新ベト全などと併せて楽しんでいる。
かつてはギンギンとドライだったミヒャエル・ギーレンだが、新ベト全は立体的で柔らかい音で、テンポは速くサクサク進むが思いがけない詩情がある。角の取れたギーレンは引退したマフィアの趣きだ。依然として底知れぬ怖さがあり、ギーレン節は健在。
疾走した数日間だった。

旧友の夢を分け合いチェコ店の深みに酔って音の襞聞く



コメント
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