超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">ヘルマン・ヘッセと音楽、内田光子、読書談義</span>

2013-12-06 20:13:10 | 無題

ヘルマン・ヘッセと音楽という本を見つけたから貸してあげますよと電話が来た。
そこで、読書好きの友人と喫茶店で話す。
ブックオフにパラジャーノフの「ざくろの色」があったが、新品より高いので買えなかった。
今日は内田光子のモーツァルトのピアノソナタ全集が来て、聞いていたところだった。
内田光子のモーツァルトは結構深刻という評判だったが、聞いてみると意外と好感が持てる、内向的な、内省的なモーツァルト。
本当は内田のシューベルトのピアノソナタ全集が聞いてみたいがまだ入荷待ちである。
お目当ての「ヘルマン・ヘッセと音楽」を貸してくれた。
バロックから現代まで音楽家の名が並んでいる。
友人は私の好みをよく知っている。
その他みすず書房の「ヘルメティック・サークル」というヘッセの交友関係の本を貸してくれた。
友人は正法眼蔵の訳は石井訳が読み易いが増谷訳の方が難解だが深いと言っていた。
ちくま文庫の鈴木大拙の「禅」は原点になる奥深い本だと言う。
「ヤノマミ」は部族社会をNHKが取材した興味深い本でリアルに迫ってくる、
部族社会も現代社会も本質は変わらないと分かる,と言う。
分からないことは分からないと言える人がいい、
気になることは頭の隅に置いておくとやがて氷解する、
意味のある巡りあわせが驚くほど起こる、
無意識からのシグナルは頻繁に来ると話していた。
私は疲れた顔をしていると言われたのが印象的だった。
帰ってから、「ヘルマン・ヘッセと音楽」をさっそくめくってみた。
主にヘッセの音楽を巡る文章を、フォルカー・ミヒェルスが集めてまとめてある。
ミヒェルスのまとめたヘッセのエッセイは5冊ほど読んだ。
まだ、「アルプス南麓の村」が途中だが、「ヘルマン・ヘッセと音楽」を先に読もうと思う。

シューベルト縁がないのか届かない 代わりにヘッセの声が届いた



コメント
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