超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

詩や古着やハイジのこと

2022-11-19 05:17:24 | 無題
「この道は険しい
 険しいこの道
 ほんとうに行きたい
 ほんとうに行きたい
 恋をしている
 恋をしている
 ゆっくりと歩いて
 ゆっくりと歩いて
 君に・・・
 君が去ったとすれば」

というような歌詞のマーク・マルケイの曲が
孤独な寂寥感があっていい。
昨日は仕事後、ハリス・ツイード・モアーズ
という古着ジャケットを購入。
矢川澄子訳の、小説「ハイジ」を読んでいる。

古着屋のツイードジャケットこの冬の寒さに耐えるために求める
文学者澁澤さんが妹と呼んだ少女の訳でハイジ読む
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蟻と梨のはざまを暮らす

2022-11-18 05:05:48 | 無題
最近、頭のなかで鳴っているのは、加藤千晶という人の
「蟻と梨」より、I WANT TO BE YOUR SUNSHINE という曲。
「私はあなたの陽射しになりたいけど、あなたと会う時間はもうないのです」
という歌詞の曲。
「蟻と梨」は「在りと無し」つまり生と無を掛けている。
モリコーネのサントラアルバムは、「ニューシネマパラダイス」も
「海の上のピアニスト」も、前に聞いた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
も情感を盛り上げる凄いアルバムだった。
昨日は私の2作文が業界誌に採用決定で、取り敢えずよかった。
一日一日を丁寧に暮らすのみ、である。
映画版「ハイジ」のDVDを760円で買ったが、今から童心に帰れる自信がない。
でも、昔見た映像を買い求めてしまう、不経済な性格である。

蟻と梨、在りと無しとの狭間にてその日その日をひたすら暮らす
半世紀汚れちまつた私にはクララとハイジ遠い気がする
二作文掲載される段取りでうまく進んでまずは上々
生活を感動的な瞬間に変えるサントラ作曲の魔術


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マイライフ・アズ・ア・ドッグ来る

2022-11-16 21:14:50 | 無題
今日は、仕事場のパソコンのメンテナンスをした。
ウェブメールが無事、簡単に使えるようになった。
そのあと仕事して帰ってくる。よくできた。
映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のDVD来る。送料込み560円。
アキ・カウリスマキやエリック・ロメールを除くと、学生時代にいちばん
よかったと思った作品。
ああ、マーク・ハーマン監督の「ブラス!」や「シーズンチケット」もいいな。
晩ご飯は筑前煮食べる。
明日の準備を終えた後、ペシェクのマーラー巨人・復活流す。
アマゾンで多少無駄遣いする。
種なし柿食べて、「海の上のピアニスト」流す。モリコーネ。
これは、実際の映画は見ていない。
11月もあと2週と少し。徐々に下半期の仕事の終わりが
見えてきた。12月・1月は冬期休暇がある。
あと一息で、無事ゴールまで行ける気がする。

ロケットで打ち上げられた犬よりはマシだと言える僕の人生
週末はいつも映画に行っていた学生時代は今も眩しい
丁寧にその日その日を勤め上げ無事に終われば神のみぞ知る
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歳時記俳句・立冬

2022-11-14 05:57:31 | 自作俳句
疲れた日軍用車過ぐ神無月
冬めきて行く当てもなく部屋探す
仕事場が遠く思ゆる底寒や
今頃は舞ひ見し時節星冴ゆる
雪まではあと何マイル風寒し
名場面暮らしにもあり冬の夕
窓を開け遠く霞みて山眠る
セーターの重み懐かし冬着かな
冬帽子被りて急ぐ早出かな
出先にて古着を買ひて重ね着す
カフェに行く上着の中に襟巻す
陽も弱く北窓塞ぐ厚着かな
暗き窓もう欠かせない暖房具
メモ書きを写し疲れてまた蜜柑
図書館で待ち合わせして息白し
わが天使いずこにありや寒雀 
蜂の巣に冥府が光る冬の蜜

この冬で勤め納めて枯野行く辺り霞みて山眠る刻
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綿の友だちとパンカフェに

2022-11-12 19:34:38 | 無題
綿の友だちを連れてパンカフェまで行った。
昼食はチキンラーメン。
晩は散らし寿しとコロッケ。
JA佐渡のあんぽ柿食べる。
映画のDVD幾つか買うか迷って止めた。
映画版「アルプスの少女ハイジ」760円
映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」560円
矢川澄子訳「ハイジ」上下巻注文。630円
神話的なこの世の始まりの時を記述した
本を読む。(値が張る本)
物件のことは今後考える。
ブルーノ・ワルターの運命と英雄きく。

初雪が降るまで晴れる晩秋に綿の友だち連れてカフェまで
ハイジとは実はふしぎな癒やし手でクララの呪縛といて歩ませ
神話的世の始まりを記述した古典の名著今も褪せずに
実験で宇宙に飛んで帰らないライカ犬より僕はまだマシ

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