バスターミナルから梓川沿いの散策道に出て最初の1枚 13:30
11月3日はバス日帰りツアーで上高地へ、今回も一人参加です。ツアーを申し込んだのは9月初めころ、雪に輝く穂高連峰と初冬の上高地の風景を期待して、服装も寒さ対策を考えていました。ところがこの頃の暖かさは標高1500メートルの上高地でも最高気温は20度を超え、穂高山頂の雪もほんのわずか、まだ梓川沿いの落葉松の黄葉が見事な晩秋の風景が広がっていました。
期待の雪の峰々は見られなくとも雲一つない快晴の青空に聳える山々は圧巻でした。
バスターミナル
朝6時半家を出て、名古屋駅集合は7時50分。参加申し込み30名のうち時間までに来なかった一組が有ったりして少し遅れての出発でしたが、1人参加の私は2席を1人で使えて楽々でした。
名古屋から上高地まで休憩2回、お土産買い物1回、途中で昼食のお弁当を積み込まれて配られたらすぐ食べる。着いたら歩きたい方や写真撮影の方、スケッチしたい私にも時間を有効に使うためにはバスの中でのお弁当はとても有り難いです。コロナで厳しかった頃には車中で弁当やおやつを食べることも禁止されていたのにと、つい先ごろまでのツアーを思い出していました。
参加費8,800円のツアー お弁当込みの割には美味しくて完食
大半の方が上高地入り口の大正池で下車されて集合場所のバスターミナルまで歩かれました。終点まで乗っていたのは10人足らず。膝に自信のない私は大正池コースは以前にも歩いているので今回は終点のバスターミナルまで乗って今まであまり行かなかったコースを歩きました。
12時40分、終点でバスを降りればもうそこは穂高連峰を見上げる風景の中。いつもライブカメラでチェックしていた河童橋もすぐそこです。人でごった返していそうな河童橋は遠くから見て先ず1枚目のスケッチがトップの絵。風景に圧倒されて描くことに自信を無くしそうな素晴らしさと迫力で・・・まぁ、描いただけ良しと思いましょう。違う角度から小さなスケッチブックで再挑戦も・・・なんだか~。気持ちは先に行きたくて、河童橋を目指して移動しました。
トップの1枚を描いて違った角度から小さいスケッチブックに 13:40
リュックにもテーブルにも落葉松の葉が・・・
描いているうちにハラハラと降る落葉松の葉、カバンにもパレットの中にも・・・光を受ければキラキラと舞いながら落ちてくる。雪は無かったけれど落葉松の黄葉に間に合ったのはこれはこれで素敵な事でした。
スケッチブックとバレット、水筆と太いシャープペン
明日に続きます。