折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

桐の花

2020年04月30日 | 風景
 「徳源寺 桐の花」



29日のブロ友さん「く-ばあちゃんの日記」に桐の花が紹介されていました。
ここは自転車なら20分もかからずに行ける場所です。
名古屋市東区にある臨済宗の徳源寺、何年振りかで行ったのですがずいぶんきれいに整備されていました。掃き清められた境内に大きな桐の木が2本、薄紫の花は満開でした。木の下には花がたくさん散っていて見ている間にもポトリポトリと降ってきます。一つの花が8センチか9センチもある大きな花で手に取るとなんとも言えない芳香を放っています。500円硬貨の裏に描かれている硬い感じとは違い色も香りも豊かな花です。




  「桐の花」




バス通りに面したお寺はぽつりぽつりと桐の花見物の人が訪れていました。
境内には5メートルもある涅槃像がある仏殿、鐘楼や名古屋場所で九重部の宿舎になる修古館などと市街地の中では広い境内です。



  「仏殿」




 散る桐の花

 

テイクアウトの貼り紙

2020年04月29日 | 野菜
  
散歩の途中で買った「自家農園で栽培」の野菜




街中を眺めながら歩くのも好きです。昨日はコメダ珈琲店の塀に「テイクアウト始めました」の貼り紙を見ました。コロナのせいで来店客が減りあちこちでこうした対策がとられています。いつもはいっぱいの駐車場も数台分空いてました。

以前は重いほどあった新聞の折り込み広告、この頃はペラペラと少なくなりました。その広告にも「お持ち帰りはじめました」というのを見かけます。シャブシャブの有名店、カニ料理の店も弁当のお持ち帰りを始めたようです。写真はとても美味しそうですが価格はちょっと・・・私には高めです。

自転車でゆっくり歩道を走っていると四角いカバンを背負ってビューッと追い越していくのはたいていUber Eats(ウーバーイーツ)の自転車です。「人気のレストランの味をご家庭で・・・」と書かれたチラシには「Uber Eatsご利用できます」ともあります。宅配を行っていない飲食店でもここから注文できるのだそうで、走っているのは1軒配達していくらという若い人のアルバイト。ニュースで見たときは1軒当たり300円から500円だと言っていました。それなら無理しても走らねばでしょうがどこかで大事故にならないかとハラハラする走り方、命がけのようなアルバイトだと思えます。ま、昔なら普通に「出前」なんですけどね。コロナ自粛の今は出かけるのもためらわれるので利用者も多いのでしょう。

あれもこれもコロナのせい、コロナが長引けば世の中が随分と変わってしまいそうです。
太陽は明るくて新緑もさわやかなのに実は大変な時に生きているのかなぁと、私でも思うようになりました。
コロナの先は、どうなっていくのでしょうか。





硬いのは承知でおまけでいただいたホウレンソウ

電話はいいよね・・・

2020年04月28日 | 
 「鉢植えのバラ」




 朝はパソコンを開いてブログをチェックしながらコーヒーを飲む。これが朝の時間なのに、今朝はいつものようにはいかずブログが私の暮らしの中にしっかり納まっていることを実感しました。昼食後に気が付けばメンテナンスは終わってました。


 先日、今年から一人暮らしになった姉に電話をすると「暇でねぇ、娘が映画のビデオをたくさん持ってきてちゃんと感想聞かせてねって置いてった」と。もともと一人遊びが好きだった私と違い、ワイワイ賑やかなことが好きだった姉、友達に会えず生きがいだったプールも図書館も閉鎖されたことを娘さんは心配しているのでしょう。部屋でぽつりといる姉なんて想像もできないことです。


 友人とメールや電話で「お天気いいし、会っておしゃべりしたいね」という話が出ます。
「そうねぇー、でも今はまずいよね」「そうねぇ」と結果はいつも同じ。
2mの距離を取っておしゃべりもしないでは会ってもしかたがない。
昨夜は古い友人と「電話はいいよね。コロナの心配もないし普段のまんまでいいし」と1時間以上の長話でした。電話の向こうの姿は見えないけれど私の瞼に浮かぶのは10代の彼女です。彼女が私を思い出す時は真っ黒で泳いでいる姿なのだとか。それは今とは違いすぎて会わない方がよさそうな気がします。彼女の中の私はいつまでもプールで懸命に水をかいては息継ぎしている姿、本人だって忘れてしまった昔の事をそのまま思い浮かべてくれるなんて電話だからこそ。
スタンプも楽しいLINEの手軽さもいいけれど生の声を聞くことができる電話はまた別の良さがあってつい長話。スマホに文章を入力するのに手間取ってしまう私、余分な話もしたいときは、もう電話にしようとなります。

 何年も前に他県に引っ越された知人から「コロナだいじょうぶですか?」と電話をいただいて声を聴くだけでうれしくなります。声だけで「あ、あの人だ!」と。
私も久しく会わない方に電話しようかなと思っています。



  「鉢植えのワイルドストロベリー」

明日の予定は?

2020年04月27日 | 
  「クローバー」




 以前なら毎日朝も夜もカレンダーをチェックして予定を確認、手帳にもこの頃はスマホにも書き込んで「ついうっかりして」というような他人に迷惑をかけることが無いように気を付けていました。ところが新型コロナが始まってから予定の欄は全てバツ印、カレンダーを確認するのはゴミ収集の日くらいです。昨夜は4月も今週で終わりだなぁーと何げなくカレンダーを見ると27日に何やら書いてあります。えっ!何?・・・よく見ると治療院の予約でした。とうにキャンセルしたのにバツ印を忘れていただけの事。マッサージを受けていた治療院へも自粛して1ヵ月以上行っていません。

 この治療院で3月初めに靴を買いました。中敷きも作っていただいて「4月下旬頃にもう一度調整しましょう」と言われて予約していたものです。でも今は靴がどうこうよりも感染が怖くて地下鉄に乗って行くなんてできません。毎週1回の通院で何とか歩けるようになった膝なのに突然休むことになりました。
仕方がないので自分でマッサージして散歩して室内で体操して・・・悪化はしていない気がします。
NHKで見たクネクネ体操、ガニガニ体操、へっぴり腰のようなスクワットなど気が向いた時だけでも何とか続いています。台所のガス台の壁に張ったステンレス板に写る姿を見ながらの体操は妙な格好もはっきり写らないのがちょうどいい。だーれもみていないし。

 コロナが終わって自由に出かけられるようになった時、頭も身体も元気でいなければなりません。
ブログと体操と・・・スケッチと・・・続けなければ・・・





休日の官庁街

2020年04月26日 | 風景
  「官庁街の並木」4/25



良い天気だった土曜日、公園はきっと人が多いだろうと思いました。人がいない広々した所、だったら休日の官庁街。自転車で市役所近くの駐輪場へ。南側は市役所と県庁、その西側には官庁街。広い敷地に並ぶのは効率だけ追求したような四角い建物、戦前に建てられた市役所や県庁の本庁舎は帝冠様式の趣のある建物です。使い勝手も維持修理も大変でしょうが街の風景としてはとても魅力的です。この一帯の歩道は広いし人はいない。気が向いたところで曲がって次の曲がり角でまた曲がって、どこまで行ってもめったに人に会わない。ただ、1か所リニアの非常口工事だけは続いていてゴーゴーと機械の音、出入りする大きなトラック。土曜日も工事は休みではないのなら日曜日なら静かだったかも。



  
「緑・・・」 F1 4/25



護国神社裏の小公園のベンチでゆっくりスケッチ。
緑の濃淡ばかりの風景は難しくて・・・お手上げでした。
公園の北側は夫が旅立った病院です。8月になればもう5年、しばらくはこの近くを通ることも嫌でした。病院は本当に良くしていただいたし、納得したはずなのに自分でも理由のわからない腹立たしい気持ちが湧いてきて仕方がありませんでした。それが今ではすぐ近くでスケッチしている。忘れてしまった訳ではないけれど、もやもやした腹立たしさを沈めてくれなだめてくれたのは時間、状況は何も変わってはいないのにただ「時間が解決する」ということのようです。



「彫刻とタンポポ」




歩道の隅に咲くクローバーが可愛くて、立ち止まって眺めてちょっと摘んできました。
花瓶にさすと子供の頃の懐かしい香り・・・あそこ摘んでもいいよね。ちょっと後ろめたい気もしていますが。




  向こうにちょっと見えるのは県庁

ステイホーム週間

2020年04月25日 | 名城公園
  「堀端の八重桜」4/24




今日から大型連休なのですって、ニュースを見て「ああ そういえば・・・そうなんだ」と。
私はもうずっと超大型連休中、3月から教室も同好会もお休みで5月もお休み。6月分の会場確保の抽選会の日にちさえ未定のままです。日にちは日めくりで、曜日はゴミの収集日で覚えているだけ。予定を書き込んだカレンダーはバツ印ばかり並んでいます。


連休初日の今朝は真っ青な空「信州へ行きたいなぁ~・・・」
でも、でも、命がけで仕事をされている医療関係の方、心配しながらも仕事をしなければならない方、仕事が無くなってしまった方の不安、そんな方々の事を思えば間違いなく振り込まれる年金で心配なく暮らせる私は超贅沢な事。
都知事の呼びかけも「ゴールデンウィーク」ではなく「ステイホーム週間」となりました。せめて私が貢献できることは「家にいること」「人に会わないこと」で、当分ひっそりと一人散歩とスケッチと長電話でしょうかね~・・・。



  「お城の下の八重桜」4/24

私も手作りマスク

2020年04月24日 | 風景
「市政資料館の八重桜」4/23




国からいただけるというマスク2枚は布マスクだとのこと、医療の現場でなければ必ずしも不織布マスクでなくても布マスクで良いのだと思いました。
ブログでは多くの方がマスクを手作りされている記事があり先日私も作ってみました。
型紙はネットから、外側は古着や余り布など色物で内側には晒。ガーゼの手持ちがなかったししっかりした晒くらいが私には縫いやすい。耳にかけるゴムは娘が持ってきてくれました。

先ずは試しに練習、いくつか作ってみるとちょっと小さいかな、プリーツより立体型の方がいいかな等といい加減な私でもそれなりに作れました。100円ショップで以前買ったバナナの模様の手ぬぐいで作ったプリーツのマスク、娘が「これ面白い」と言って持っていきました。孫ちゃんが家に来ていた時、危なっかしい手つきのお手伝いで躾をかけてくれたものです。躾が曲がっても試作だからとそのままミシンがけしたマスク・・・「使ったら うけたよー」そんなことならもっと丁寧に作るんだったのに。







自作の布マスクをしてみると肌触りはいい。エチケットとしてならこれで十分だと思います。
コロナが終わっても花粉症の私はマスクが必要ですが来年からもこれでいけそう。
都知事さんも手作り風のマスクですし買い物に行っても手作りマスクの方を多く見かけるようになりました。おしゃれな模様のマスクはカッコいいとも思えるようになってきたので、自粛が終わったら街へ出かけて可愛い布を買おうと思います。



昨日の新聞の折り込み広告に「マスク入荷!!」というのがありました。こんなの初めてです。
1箱50枚入り2500円(税込み) 1人4箱まで・・・そろそろマスクが出回って来て安売りが始まるのかしら。なんて思っていたら夜のニュースでは世界中で需要が増しているのでまだまだマスク不足は続くと言っていました。手作りマスクではウイルスには完璧とはいかないかもしれませんが、たとえ安くなったとしても私はもう使い捨てマスクに戻ることはなさそうな気がします。夫の着古したシャツや私が太って着れなくなったシャツもマスクに変身。モタモタしいても物を作るのは楽しい事です!時間はできてしまったし・・・



  「彫刻と八重桜」4/23

1501日目とチューリップ

2020年04月23日 | 






今朝ふと編集トップ画面を見ると「ブログ開設から1501日」とあります。昨日が1500日、全然気が付きませんでした。だからどうだというわけではないのですが、やっぱり区切りか記念日のような気がします。おかげさまで4年を超えたということです。有難うございました。
すっかり暮らしの中に収まったブログ、外出自粛の今はなおさら頭の老化防止にもなる気がします。テーマもなくて身近で些細な事ばかり書いていますが、どうぞお付き合いくださいませ。








先日の雨の翌日の事、物置の陰で草取りをしていたら家の前で子供たちの歌う声が聞こえます。
「♪ さいた~ さいた~ チューリップのはながー・・・」
雨で花壇のほとんどのチューリップは散ってしまい残ったのは5・6本。ちょうど赤、白、黄色と濃い紫です。ちょっとの間楽しそうな話声も聞こえました。
しばらくして草取りを止めて外に出ると幼い男の子とパパが花壇の前で「・・・♪ あか しろ きいろ」と歌っています。目が合ってちょっと会釈していたら男の子が催促して2人で続きを歌い始めました。照れくさそうなパパ。小さなバケツとシャベルを持った男の子、きっと公園の砂場へ行く途中だったのでしょう。歌い終わってバイバイと手を振って行きました。
小さな花壇のチューリップ、いろんな方に楽しんでいただけたようです。普段は忙しい子供たちも学校、幼稚園、習い事だってお休み続き、平日でもパパと公園へ行ける時間が出来て歌も歌って、コロナも悪いことばかりじゃないかもしれないなぁと暇な私にはちょっと幸せな時間でした。。

公園はいつも通りの新緑

2020年04月22日 | 名城公園
  「ハナミズキが咲く」F1



雨上がりの昨日は、風も弱く薄曇り。
新しい自転車で名城公園へ。20インチと小さいのでスピードは出ないけど、何も慌てることはないし帰りの登り坂だって楽々登れます。公園の駐輪場に止めると私の自転車だけピッカピカ光ってる気がして狙われないようにちゃんと二重ロック。これで安心!

平日だよねって、改めて考えるほど公園には人が多かった。芝生の広場には家族連れやカップル。密になるほどではないですが、人出にちょっとビックリ。私はジョギングコースを歩いてから1人離れてスケッチ。クスノキの若葉はモコモコ盛り上がってケヤキは空に向かって柔らかな新芽を広げています。
こんな公園の中にいるとコロナなんて忘れそう。でも、忘れないで、子供たちは小さな流れを飛び越して芝生を駆け回ってはしゃいでいますが、ママたちは結構密になっておしゃべり中。スケッチ終えて帰る時もまだまだ密は続いたまま・・・ボッチの私は・・・心配してます。



F1
芝生広場にはオランダの風車、その下にはチューリップ。
風車もだいぶ古くなってきました。







お堀沿いの藤棚の見頃が近づいて連休にはツツジも満開になるでしょう。
いつもと違う5月の連休なのに自然はいつものまんまでした。

孫の遊び

2020年04月21日 | 孫ちゃん
  「紙風船」



少し前の事、小学三年生になる孫を預かりました。コロナのせいで急に学校が休みになったためです。高齢者に感染させてはいけないとずっと会わないようにしていましたが、そうもいかない事情もできてやって来ました。

家に来るたびに少しずつ孫の絵を描いてきました。動き回るようになるととてもスケッチはおいつかなくて写真から描いています。本当はサッとそのまま動きをとらえられればいいのですが、なかなか難しい。もともと人物は苦手です。練習していたら孫は大きくなってしまい間に合わない。
ともかく描いたことで私の中に思い出が残ります。これからもできるだけ・・・






 「ピタゴラスイッチ」
NHKEテレのピタゴラスイッチが面白い。
「あれできない?」孫ちゃんの希望で家にある材料でできるだけの挑戦です。洗濯ばさみと段ボールで坂道を作り、ピンポン玉代わりの手芸用の球を転がしました。傾き加減、洗濯ばさみの間隔とそう簡単にできないところが面白い。ちょっとは工夫を重ねて無事転がってバンザーイ!私はヤレヤレ、ホッとしました。
遊びも成長と共に変わってきます。次に会うときは何でしょうか。

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