折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

こんな所にブドウの樹

2021年10月31日 | 果物






自分の住んでいる町内でも通る道はだいたい決まっていて、ほとんど通らない道もある。特に自転車では細い道や急な坂は敬遠して回り道でも広くて緩やかな道を選びます。ところが先日の雨の日、歩いて出かけることになったのでこの時は近道をしようと普段はあまり通らない細い坂道を歩きました。そこで見た塀に絡ませたブドウの樹にビックリ!道路に面して葉の間からブドウがいく房も下がっています。道路にピッタリ沿って建てられた家、広くはない(失礼)庭から伸びて塀に絡んで大きく広がっています。もう何年も前小さな木だった頃に通って、ここでブドウが実るかしらと思ったことを思い出しました。あの木がこんなになってと驚くとともに、むき出しの沢山の実をカラスがつつかないのかしら、通りかかる人の中には失敬する人もいるのではないかしらと思いながら、でもこうしてちゃんと実っているのだから大丈夫なんだと私はスマホで撮ってきました。ここで実るなら私も植えてみようかなと思いますが、実るのはいったい何年後のことだろうかと考えて・・・無理かなぁと。ミニトマトでさえ鳥に食べられて騒いでいるのにブドウが実ったらそれはそれは気が休まらない日々が来そうです。やっぱり無理な気がします。晴れた翌日にまた写真だけ撮りに行ってきました。車1台がやっと通れる道、スケッチなどしてはいられないし同じ町内ではちょっと・・・ね。で、今日の絵は写真からです。











三度目の金木犀

2021年10月29日 | 


ノコンギク




何年か前からわが家の金木犀は9月中ごろに少し花をつけて、10月初旬にはこれが本番とばかりに沢山花を咲かせてくれていました。ところが今年は二度目の開花もあまり多く咲かないまま。きっと枝打ちの時期が悪かったのだと思っていたら、10月も終わる今になって沢山蕾を付けました。今年三度目の開花です。へんだなぁと思いながら自転車で走って行いると歩道の植え込みの大きな金木犀にも沢山のつぼみがふくらんでいます。利用した施設の前庭の金木犀も蕾がいっぱい。三度も咲くなんて、きれいだと喜んでいていいのかしら、何だか心配になる花の様子でした。



10/28



家の花壇はまだ夏のまんま、残り少なくなったケイトウとジニア、イヌタデは葉が紅葉し始めてそろそろ夏を片づけなくてはと思います。
小さな庭では、いつも通りやせて倒れたまま咲いているノコンギク、隅っこで元気なツワブキと秋の花、植木鉢のバラは小さな花が咲きました。夏には葉を落としてしまったのですが、何とか持ち直してやれやれ、来春にはもう少し大きな花を見たいと思っています。



10/28




もうすぐ11月、毎年のことなのにあれもこれもと季節に追われているような私の暮らしは変わらない。

菜園の収穫をいただいて

2021年10月25日 | 野菜


「柿とミカン」





友人から電話で「サツマイモ食べるよね? 食べるなら送ろうと思って」と。「大好きよ!」と答えると電話口でご主人が「黒豆の枝豆食べたことある?」と言われて「以前…あるけど…すっごく美味しかった」「じゃ、少し送りますね」ということで翌日荷物が届きました。
箱を開けるとサツマイモ、黒豆の枝豆、ビックリするほどくっついて大きなショウガ、里芋、柿とミカンとハヤトウリ。ハヤトウリはまだ食べたことが無いものでした。細々ときれいに詰められていて、早速お礼の電話をすると「黒豆の枝豆は早く食べないと味が落ちるからすぐ食べて」とのこと。だからすぐ茹でてご近所にお裾分けして、かなりお腹にも収まってしまったので、スケッチも無しです。





「ショウガと親芋」




定年後ご主人が作られている家庭菜園、ずいぶん広く作られているようです。
「収穫できるまでは大変でしょう」と言えば「夫の趣味だからね。私は手を出さないの、お茶くらいは出すけどね」と。「え~、口も出すでしょう」と言えば「そりゃぁ 出す出す」と大笑い。大きな畑を借りてほとんど野菜を買うことは無いというほど菜園に夢中だとか。おかげで私までいただくことが出来ました。
近くに畑があれば私も・・・いえいえ、腰が膝がと言っている私にはやっぱり無理だと思います。それに店で買った野菜に慣れてしまったので、以前実家の畑で採っていただいた野菜の中から出てきた青虫やナメクジに、んっ~・・・と、それが本当は安心な野菜なのでしょうけれど・・・。






「ハヤトウリとシッポの生えたサツマイモ」

食べられるドングリ!

2021年10月23日 | 風景


「スダジイのある公園」




ブロ友さんの記事で拾ったドングリを「少し食べて、残りはいつも来ているキジバトのために・・・」とあって私はびっくり。ドングリって人も食べられるとは全く知りませんでした。検索してみると私がひっくるめてドングリと思っていたものにはコナラ、クヌギ、シイと各種あり、アクが少なく食べられるものにシイの仲間のマテバシイ・スダジイがあるとのこと。それなら一度食べてみたいなと思いました。

友人のTさんに話すと「子供の頃には近くの神社で拾っておやつに食べたよ。モクモク大きな木があってね、拾ったら水に入れて浮いてきたのは捨てて、沈んだのだけ炒って食べるの。シイの実は細くて小さくて色が濃い・・・」と、彼女はしばらく前から1時間前の記憶も消えてしまうようになったのに、子供の頃の記憶の鮮明なことに驚きながら戦後の食糧事情の話で長話になりました。


私はまずスダジイの木を探そうと近くの大きなお寺へ。その隣が区役所なので期日前投票を済ませてからお寺の前にある公園へ行ってみました。ここも以前は境内だったので、と・・・探す間もなくモコモコと大きな木の下はドングリがいっぱい。人や犬が踏んでいなさそうな所から拾ってきました。クヌギのドングリと違うのは殻斗(かくと)の形、帽子と呼ぶ部分です。
片手にひとすくいほど持ち帰って、聞いた通りに水につけて浮いてきたものは捨てて、沈んだものだけフライパンで炒りました。皮がはじけて白い実が見えたら完成。温かいうちに食べないと固くなるとかで、さっそく中の白い実を食べてみたら、あっさりした栗のようで、甘みもありどちらかと言えば美味しい。レシピ検索するとそのまま食べたりご飯に炊き込んだりも出来るとか。レシピがあるほど食べられていることにも驚きました。
ほんの少し食べただけですが、初体験でちょっと嬉しい!次はマテバシイの実を探してみようと思っています。













今年のノブドウ

2021年10月21日 | 


「ノブドウ」




ここ数日の気温の急降下、半袖1枚からセーターが必要なほどの変わりようにありあわせを重ね着しています。

きのう20日が返却期限の本を返しに自転車で図書館へ走るとハンドルを取られそうになるほどの強い風、広い交差点は押して歩きました。風に巻き上げられた落ち葉と音たてて頭上から降る落ち葉、いい雰囲気だと思いながら顔にも降りかかるので立ち止まってスマホで写真を撮る余裕もありません。歩道に溜まった落ち葉の中を走ると小さな段差でも自転車は滑る。気を付けながら、ゆっくり走ってきました。

朝の児童図書の部屋はたいていとても静かで、ゆっくり絵本を広げて眺めていられます。素敵な色使いや思いがけない描き方、いくつになっても絵本は楽しい。普段は絵本を家に借りてくることは無いのですが、帰りがけに安野光雅さんの「歌の絵本」を見つけてゆっくり見たくなって借りました。他には孫ちゃんお勧めのロアルド・ダールの本3冊と大人の本2冊借りました。人と話す機会が少ないので口と喉の衰え防止のため続けている1日5分間朗読のお供でもあります。

前から図書館の行き帰りに、官庁街の手入れされない草むらに野ブドウがあるのを見つけて色づくのを楽しみにしていたのですが、行って見ると形の良い枝やきれいな色の実がほとんどなくて、どうやら先客がいたらしい。茂みの奥から少し色づいた一枝を見つけていただいて来ました。今年はわが家の鉢植えのノブドウは大不作、手入れも悪かったのでしょう。ほんの少ししか実がありません。ですからいただいてきた一枝をスケッチ。今年のノブドウはこれでお仕舞。

庭にもツワブキにノコンギクが咲き始めて秋本番、寒いです。





久しぶりの観劇へ

2021年10月16日 | 


庭のホトトギス





名古屋御園座の「坂東玉三郎特別公演」へ。観劇っていつ以来か分からない程久しぶりのことでした。今年の夏の初め、娘と「秋に玉三郎が来るって」「観たいねぇ」と話したことがあって、「敬老の日のお祝いにチケット予約したからね」と電話があったのは9月の初めのことでした。「観たいねぇ」とは言ったもののコロナ禍ですし、お財布の問題もあるしで実現するとは思っていませんでした。








公演は2時からなので娘と近くの居酒屋さんでランチして、数年前に新しくなった御園座へ。私は新しくなってからは初めてで、キョロキョロするのも楽しい事。座席は1階の花道脇、私が1人なら絶対最上階の7000円C席、1階席の18000円は高価過ぎです。それでも1階席はほぼ埋まっていました。
お目当てのお芝居は玉三郎さんが劇中で演奏される琴、三味線、胡弓が見せどころの「壇之浦兜軍記 阿古屋」と三田寛子さんの3人の息子さんによる舞踊「石橋」、初めに口上と玉三郎さんによる衣装の解説が25分。解説と共に豪華な打掛を羽織って舞台上を歩かれるだけで浮世絵の美人画以上の品格のある美しさにくぎ付けです。
花道からの登場にも、豪奢な衣装は目に入らずまっすぐ前を見つめる横顔のその眼ばかり見ていました。それも通り過ぎる何秒かのことですが。
ずっと昔十代の頃に観た中村芝雀の娘姿に胸がときめいたことを思い出しました。この頃テレビの役者さんにときめくことが少なくなっていましたから、これも久しぶりのことでした。

コロナ時代の舞台は出囃子の方達は皆前にたらす形の黒いマスク姿、マスク無しは役者さんだけ。ちょうどのタイミングで大向こうからかかるはずの掛け声も禁止、ただ拍手。掛け声がが雰囲気を盛り上げてくれるのに、物足りない感じですがこれがコロナ時代のお芝居なら仕方がない。公演を観られただけでも良かったと思わなければいけないのでしょう。

帰りのお土産は昔からある劇場近くの山本屋さんの「うすかわ饅頭」、税込み140円とお安くて変わらない味が懐かしかったです。


西鶴が浮世草子で書いたように女性が好むもの「芝居、浄瑠璃、芋、蛸、南京」やはり今も女性客が圧倒的なのは変わらない。
素敵な別世界を覗いたような一日の余韻をかみしめつつバス停まで歩いていたら娘は自転車で追い越して行きました。






御園座は隈研吾氏設計 2018年竣工

ついうっかりと 知らない事と

2021年10月13日 | 


ローゼルの実




先日、愛知県知多の杉本美術館に行った時の事。今までは車で行きましたが今回は電車、思い立って出かけたので地図も電車もネットでザッと調べただけで出発。行き先は県内だから少しのお金とスマホがあればなんとかなると思っています。スマホの乗換案内では名鉄金山駅を10:15発「内海行」に乗れば乗り換えなしで目的地の美浜緑苑駅には10:57着 42分で着くと、思ったより速い。
名鉄金山駅を利用することはめったにないので早めにホームに着いて電光掲示板をチェックして、ちょうどホームにいた駅員さんに確認すると「ここで待っていてください」と。ホームにいると分刻みで電車がやって来ては次々乗り込んで出発します。そろそろかなと思った時、目の前に二両編成の「内海行」が止まってドアが開きました。これかな~と思いながら顔を出した車掌さんに「美浜緑苑に止まりますか」と聞くと「止まりますよ」という返事。これで安心とすいている電車に乗り込んで、あとはルンルン気分で外の景色を眺めていました。が、もうじきつく時間なのにまだ海には遠い工業地帯を走っています。止まった駅名をみると確かに目的地へは向かっている。車内放送は聞き取れないし、車掌さんは来ないし、時間はどんどん過ぎるし、車内の冷房は効き過ぎるし・・・ま、間違ったって半島の先端内海に着くわけだからそれはそれでいいじゃないかと思うことにして、心穏やかではないけれど。一人旅なら誰に迷惑をかける訳ではないのでそこは気楽です。もう終点まで行こうかなどと思い始めた頃、目的の美浜緑苑駅に着きました。予定では42分で着くはずが結局80分かかって11:35着。 スマホの乗換案内を何度見ても、こんなに時間がかかった理由はさっぱり分からない。降車駅は無人駅、降りたのは私一人でした。少しばかり遅くなっても着くには着いたのです。

目的の美術館で絵を見て海を見て歩いて楽しく過ごしました。

そして帰りのこと、駅に着くとちょうど新名古屋行きの電車が到着。往きとはちがう六両編成の赤い電車で特急です。特急電車って特急料金が必要なんじゃないかなと、見回してもどうも必要ない雰囲気です。車掌さんも知らん顔して前を通り過ぎていくし・・・車内の騒音の中で他人に聞くには聴力不足の私です。駅に着いて払えと言われれば払えばいいやっと思ったら眠くなって、ウトウトしているうちに金山駅に着きました。所要時間44分でした。

家に着いて落ち着くと、往きに時間がかかったこと、特急料金のこと、気になって仕方がありません。そこで鉄道の案内に電話しました。結果、普通特急には特急券は必要ない事をはじめて知りました。特急に追加料金のいらない「一般の快速特急・特急」と特急券が必要な「特別快速の特急・特急」があること。違うのは指定席には特急券が必要と言う事のようでした。あまり利用しない私には分からない事ばかりで驚きでした。
もう一つ分からなかったのは往きに時間がかかりすぎたこと。案内の方が時刻表を調べてくれて「10:15発の特急ではなくて、ひとつ前の10:11発の普通に乗られたのではないでしょうか、どちらも内海行です」って。それなら到着時間もピッタリ。疑問は解決しましたが、今度は自分のうっかりさにガッカリして、しばらく引きずることになりそうです。これに懲りてもう少し注意深くなれればよいのですが。この先ますますウッカリは増えてくる気がしています。ですから脳の活性化のためにも刺激がいっぱいのお出かけをしたいと思っています。




変わった色のグラジオラス

10月31日閉館の杉本美術館へ

2021年10月12日 | 風景


杉本美術館入り口 



愛知県知多郡美浜町にある「杉本美術館」洋画家で挿絵やデザインの分野でも活躍された杉本健吉さんの作品寄贈を受けて1987年に開館。ここを訪れるといつも作品に感激した後は、休憩室でお抹茶をいただきながら伊勢湾を行く船や中部空港へ向かう飛行機をながめられる静かで落ち着ける場所でした。まだ元気だった夫と知多半島をドライブがてら何度か寄ってのんびり過ごした思い出の場所でもあります。それなのに杉本先生は2004年100歳を前に亡くなられて、入館者も少なくなったとかで今月末に閉館されることになりました。コロナ禍でもありましたが、その前からもいつでも行けそうな気がして、何年も行かずに過ごしていました。早く行かなくては、終わりに近づけば込み合うだろうと思い立って、11日にミニひとり旅してきました。




丘の上の美術館




市営地下鉄で金山駅へ、ここから名鉄電車で美浜緑苑駅で下車 徒歩7分
急坂を登ってテクテク行けばいつもは静かだったのに、駐車場に入りきれない車が道路にもあふれるほどの人。中高年のファンが多いのです。
私の憧れだった数々の絵、東大寺、阿修羅像、新・平家物語・・・この先この作品がまた見られることがあるのだろうかと思いながら、長い時間ながめてきました。








いつものようにお抹茶をいただいて



絵を見た後は海を見に美術館から下って・・・先ずは昼食、国道247号線沿いの「丼丸」
地図を見ていて見つけたここは持ち帰りが専門で、イートインもOKの店
このお値段ならまぁまぁ・・・か?・・・
空腹で写真撮るのも忘れて完食!








美術館から西へ歩けば伊勢湾の東岸、奥田海岸
左端に中部国際空港へ渡る橋が見える
陽射しが強いので堤防の狭い日陰にくっついてスケッチ(F2)
素晴らしい絵を見た後だというのに、私の絵はチマチマとして






積まれた流木の向こうは貝を養殖している浜「密漁禁止」看板多数!(F2)
ここはずっと以前潮干狩りに来た想い出も




海には海苔養殖用のそだが並ぶ 後方は左に空港と連絡橋


海岸沿いの昔ながらの家並みの間の細い道を駅までぶらぶら歩いて、折よくやって来た電車に乗れて、5時過ぎには無事帰宅。
この日の歩数は9621歩、登った階段6階、今の私にしては歩き過ぎですが、楽しく歩けたのですから頑張った脚に湿布を張って念入りにマッサージ。
緊急事態宣言が解除されて最初のお出かけが杉本美術館、行って良かったです。




ウォーキングシューズを買いに

2021年10月07日 | 


ユリ




いつも履いている靴がくたびれて来たので新しい靴を買いに名古屋駅前へ。右足が外反母趾なのでカッコいい靴は履けません。心配なく履ける唯一の靴がミズノのウォーキングシューズ。これが常に置いてあるのが松坂屋本店か名古屋駅前の東急ハンズ、整形外科などでこの靴の中敷きを補正していただいて履くようになって10年近く、足に合わせて補正した後は足の裏の妙な所にできるタコがなくなって足裏が柔らかくなるから、効果はあると思っています。ですから私の持っている靴は明るい色と黒と長靴の計3足だけ。これで一年中どこへでも安心して出かけられます。
今回はたまたまバーゲン中で「三割引き」ラッキー!でした。整形外科の中敷き補正は1年半に1回は保険適用なのでこれも有難いことです。同じメーカーの靴なら通販で安い時に買えばと言われることもありますが、同じ足で同じメーカーの靴でも履いてみると微妙に違って、やっぱり実際に履かないと分かりません。長年23・5㎝を履いていましたが前回から23㎝になったし、幅もEの数が変わりました。
デザインがどうかというよりも履きやすくて歩けることが第一!それが靴の役目だと思って履き続けます。

靴を買ってから東急ハンズや高島屋のあるセントラルタワーズをチラチラ見て帰りました。ずいぶん久しぶりなので以前のことは分かりませんが、緊急事態宣言が明けたせいか催しものの会場などは結構人が多い気がしました。で、ズラーッと人が並んでいた「いづうの鯖寿司」は横目で見て通り過ぎ、地下で珍しく誰も並んでいなかった「御座候」を買って帰りました。これは美味しくてお財布にもとても優しい。

新しい靴を歩いて慣らして、そろそろどこかへ出かけたいなぁ~と思っています。第6波が来る前に・・・と。

夕方、年金機構からお知らせが届いて・・・ニュースになっている間違いハガキでした。
振込先 ゆうちょ銀行ですって。私は違います。金額もちがうっ!
それにしても今ニュースになっているのに7日午後の配達って、いつ投函されたのかしらね~・・・
私の本当のお知らせは何処へ行ったんでしょう。誰かが見てますね・・・。









東急ハンズ

2021年10月02日 | 


月桃・ゲットウの実





新聞の折り込み広告に名古屋栄にある東急ハンズANNEX店の「サヨナラ閉店セール・10月17日まで」という一枚がありました。閉店のニュースはかなり前に聞いたときから残念な気持ちでした。名古屋に初めての東急ハンズ、開店から35年だそうです。オシャレな雑貨や日用品が豊富に並んだ東京風のお店は開店した時も大きなニュースでした。当時の私はパートのオバサン。エアコンも無い倉庫のような作業場で首にタオルを下げて、パートと学生アルバイト20名ほどで書類の仕分けや梱包作業の日々。そんな時バイトの学生さんが「東急ハンズが出来るんだよ」と話し始めて「オシャレな店でね、ハンガーならハンガーばっか、ずらーっと並んどってカッコいいんだわ」と。東京で見て来たようでした。「そんならいっぺん 見に行かないかんね」とオバサン達。「そんな~ オバサン達が行くような所じゃ あれせんわ。オッシャレなとこだよ」と学生さん。作業しながら私たちは「すごいお店が来るんだね」と話した記憶です。
それからしばらくは店の前を通っても私なんぞの行く所ではない気がして寄り付きませんでしたが、子供に「行ってみればいいじゃない。面白いよ」と言われて心配しながら見に行ったと思います。これが東京風かと思いながら見て歩くだけでも楽しかった。その時はご飯のしゃもじを1つ買って帰った記憶です。

『大きければいよいよ豊かなる気分東急ハンズの買い物袋』
俵万智さんの「サラダ記念日」の中でこの歌に出会って「そうそう・・・」とうなずいたものでした。
種類が豊富で目新しくて、見て回るだけでも幸せな気持ちになっていた気がします。

今では時々、普通に自転車で行っていましたが、35年前には特別な場所に思えた店がなくなるのはやはり寂しいことです。

☆私があまり行かない名古屋駅前の名古屋店はこれからも残るようです。


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