折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

雪の白川郷・五箇山バスツアー(3)

2023年02月28日 | 白川郷

五箇山菅沼集落




白川郷の次は五箇山へ移動、五箇山は車が無いと行くことが難しい所。まだ見ていない雪の風景を是非見たかったのです。

白川郷では時折青空も見えたのに峠を越えると景色は一変、細かい雪に辺りがかすんで見えました。道路は除雪されていますが道路以外の積雪の多さにいよいよ!と期待が膨らみます。
飛騨の白川郷・越中富山の五箇山集落群を合わせてユネスコの世界遺産に登録されました。その五箇山は庄川沿いの菅沼地区と下流の川から少し離れた相倉地区とがあり今回は訪れたのは菅沼地区でした。

菅沼地区の自由時間は1時間。集落を見下ろす高台の駐車場からエレベーターで降りて粉雪が舞う中を集落の中を歩きます。
何年か前に来たときは秋でしたから、合掌家屋の戸は開け放たれて縁側などにも土産物などが並んでいました。が、今回は家の周囲に雪囲いがされていて、入口の看板でやっと店が開いているのが分かるほど家々は閉ざされて改めてここは豪雪地帯なのだと思いました。集落の中の歩道には雪が無いものの辺りの雪の厚みに見とれて、ふんわりと見える表面に触れてみると凍ってガリガリ、気温が低いのでしょう。それでも傘をさして夢中で写真を撮りながら歩けば寒さを感じる暇はありません。




エレベーターを降りてトンネルを抜けると最初に見える風景


少し高い道から集落を見る


カメラを据えている人が数人、ここは撮影ポイント


駐車場のエレベーターを降りて右に行くと「菅沼集落」、左に行けば「五箇山合掌の里」。先ずは菅沼集落を早回りして数年前に訪れてとてもいい雰囲気だった五箇山合掌の里にも行ってみました。ここには移築された合掌造りが13棟あり宿泊も出来、運動広場などもある体験施設です。と言うことはこの時期に利用する方が少ないのでしょう。主要な道以外は除雪されていない。ザクザク雪の中へ入って行く元気はないので遠くから眺めるだけになったのが少し残念でしたが、再び思い出の場所に立てただけでもうれしくて雪降る中でしばらく眺めていました。雪が降り止まずスケッチは出来なくても写真から描いてみようとたくさん撮りました(スマホで)。



合掌の里への道


五箇山合掌の里


帰路の車窓から



集合時間に遅れないようにバスへ。この頃にはもう私の膝は限界を超えたらしくて歩くのを拒否。バスのステップを上がるのもやっとの事でした。それは別にして、とても充実大満足の1日でした。
後は一路名古屋へ。途中の分水嶺に当たるひるがの高原を過ぎると高速道路に沿って流れるのは太平洋に向かう長良川。白川郷の庄川は日本海へと流れます。車窓からすっかり雪のない低い山に沈む夕日を見送ってネオンが美しくなる18時過ぎ無事名古屋に到着。家について歩数を見たら13,718歩。よく頑張った脚を労ってマッサージしてシップも沢山貼りました。
例年ならばいいなと思えばパッと電車やバスで出かけたのに何だかグズグズ。ツアーなら乗れば連れて行ってもらえます。自由がないと言いながらも便利なツアー、また利用したいと思っています。




五箇山合掌の里への道

今日の絵は家に帰って写真から描きました

◎今回の「雪の白川郷・五箇山バスツアー」は、これでおわります。





雪の白川郷・五箇山バスツアー(2)

2023年02月27日 | 白川郷

後方の山の中腹辺りに展望台がある



白川郷での自由時間は2時間、ツアーに付いている岐阜県のクーポン券1000円をここで使ってしまわなければならないので先ずはお土産を買う。後は集合までにトイレを済ませる時間と予備の時間合わせて30分、残りの1時間20分で見たいところを見て場所があればスケッチです。





もう何度目かの白川郷なので迷うことなく良さそうなところを歩く。テクテク歩いてスケッチしたい場所を見つけても粉雪はフワフワ舞って傘では役に立たず広げたスケッチブックが濡れてしまいます。時々小やみになった頃にちょっこと描く。通りかかる外国の方達はちょっと覗いて通るので「こんにちは」と言えば「〇△×・・・」と知らない言葉と笑顔が返ってきました。中国語らしい言葉の一団は台湾の方かな、とにかく外国人ばかりに見えてしまいました。






雪山 ♪



肉巻きおにぎり、五平餅、肉まんとどの店も若い人たちの長い列や、除雪された雪を積み上げた小山に登って大はしゃぎする人たちを横目に座れそうなところを探してはちょっとスケッチしてました。
久しぶりの雪景色に寒さなどはちっとも感じなくて、あっという間に雪の舞う空から青空がのぞき晴れたかと思えば山に雲がかかるとまた降り出す。くるくる変わる空の様子を眺めているだけでも楽しくて時間がすぐ来てしまいました。早めにバスの見える場所に戻ってもう一枚。



膝も気になるし疲れてしまい倉庫の脇に座って・・・



庄川 (集合時間まで)


岐阜県の白川郷から次は富山県の五箇山へ。五箇山は相倉地区と菅沼地区があり今回は菅沼地区へ行きました。
ここからはまた次回。

雪の白川郷・五箇山 バスツアー(1)

2023年02月26日 | 白川郷

昼食の店の前で



1月末に予約したものの催行中止になってしまった白川郷と五箇山へのバスツアー、再度申し込み2月25日にやっと行くことができました。



高速道から雪山が見えて



岐阜県の白川郷、富山県の五箇山共に屋根もすっぽり雪に埋まるほどの景色ではありませんでしたが、歩く道に雪は無く膝が良くない私にはよかったです。
名古屋駅を8時半出発、バスの乗客は35,6人。11時には白川郷近くの店で昼食。
ここで私のような1人参加が5名で女性は私だけだとわかりバスの座席の横が空いているのもそのせいらしく、ゆったり二席使え有難い事でした。






格安ツアーのこのバス、ガイドはもちろん添乗員も無く運転手さんだけ。当日手渡されたパンフレットには乗っていない添乗員の電話番号が記載されているので何かあれば掛けるという事らしい。運転手さんの挨拶で日程の説明の後「今日は私一人なのでパンフレットに書かれていること以外聞かれても分かりませんのでよろしく。行き先はようけ(たくさん)家が建っとるとこを見に行くということですな」と。休憩時間に少し年配の運転手さんと話したら「添乗員がおらんというのは私も初めてでびっくりしたわ。うちの会社のバスをチャーターしてくれて旅行社が行けと言われたら行くけどね~」と。人件費節約、さすが格安ツアー!です。



庄川を渡れば白川郷  雪が舞って暗い


白川郷に着いて驚いたのは人の多い事。特にアジア系の外国人。まだ中国からの旅行者は少ないと聞いているのに、数年前の賑わいが戻って来ていました。コロナ前には日本人の方が少ないのではないかと思うほどでしたから、あの賑やかな観光地風景は地域のためには良かったのだろうと思います。私には残念ですが…。




通る人の邪魔にならないで雪のかからないスケッチ場所は無くて・・・

時々雪の舞う中であまりスケッチは出来ませんでしたが、次回に続きます。

日々の心がけとは思いながら

2023年02月24日 | 


シクラメン




昨日の朝は暗い空から小雨、前日の天気予報では雨が降るとは言っていなかったのに、雨。教室があって出かける日なので、スマホで雨雲レーダーを見ると9時前後に雨雲の隙間が来るらしい。少し遅くなっても自転車で走りたくて雨雲の隙間が来るのを待つこと20分。小雨になったり霧雨になったりしても止む気配は無ないし時間は迫るしで合羽を着て走ることにしました。走りだせば合羽から出ている顔や手にかかる雨がそれほど冷たさを感じないのはやはり雨水を過ぎたからかもと思いながら、滑って転んで心配かけることが無いようにいつもより慎重によそ見をしないで走りました。
皆さんには「入口に自転車があったけど・・・」と心配されたりあきれられてしまいましたが、自分ではまだ大丈夫だと思っているのです。

Iさんがパンジーを描かれてきて「名城公園のパンジーです」と。Iさんの家から名城公園への交通は不便な気がして「どうやって行かれるの?」と聞けば「自転車で走れば20分くらいですよ」って。軽~るく20分って、Iさんは現在90歳!それなら私だって、まだまだだとうれしくなります。6階での教室が終わると80歳の方を含めて数人の方は「じゃぁっ!」と階段に向かい、残った私たちはエレベーターを待ちながら「やっぱり毎日の過ごし方の問題だわね」と感心しただけでエレベーターで降りる。

ほっておけば老化は進むばかり、何とか食い止めるために毎日身体を動かそうと思ったのは昨日の事。今日は・・・ちょっとお疲れ休みでゴロゴロする日でもいいじゃない、お天気も悪そうだし・・・と自分に言い訳している自分にあきれてはいるのですが・・・。




リュウキンカ




ガス給湯器の交換

2023年02月17日 | 

紅いネコヤナギ




昨年のいつ頃だったか新聞で「ガス給湯器の不足」と言う記事を見ました。新型コロナの影響で部品や輸送のコンテナ不足などが重なり製品は品薄となってすぐには工事してもらえないらしい。そんなことを聞くと普段は全く気にならなかった家の給湯器が気になります。近くで耳を澄ませると「ピッピッ、グォ~グォ~、ゴゴゴ・・・」いろいろな音が聞こえます。「あれっ 変な音かも」とは思うものの今まで気にしていなかったのでこれが不調の音なのかどうかもわかりません。心配するより先ずは業者の方に見てもらおうか、しかしよく考えれば設置したのが2004年なのですでに19年過ぎていて、修理したとしてもいつ壊れても不思議はない古さです。壊れてしまえばお湯が使えなくなってしまう。これは困ります。しばらく迷ってやっと昨年末に「年が明けたら」と取り換え工事をお願いしました。そして私の都合と工事屋さんの都合で2月になって取り換え工事完了することができました。このところの全ての物の値上がりもあって私の心づもりよりは大幅に予算オーバーでしたが、これで後15年は使えそう。その時私は…95歳、次に取り換える時って、まぁその先のことは成るように成ればでしょう。

給湯器が新しくなってもリモコンのパネルが変わるだけで何も変わることは無いのですが、取り換えた日にのんびり湯船に浸かっていると色々な思い出がよみがえってきました。
前の給湯器を設置してお風呂もユニットバスに変えた2004年の翌年、愛知万博が開催されて万博見物の親戚や留学生が泊りに来ました。中国からの留学生(女子)は狭いお風呂に5人一緒に入って大騒ぎ、なかなか出てこなかったこと。孫が生まれて初めて家に来た時には首に浮き輪を付けて浴槽に浮かんでいるのを見てびっくり!この時スイマーバと言うものを初めて知りました。数年して孫が少し大きくなると浴槽のふちに紙コップやヨーグルトのカップを並べてお店屋さんごっこ・・・と思い出は沢山ありました。

お風呂は毎日ゆっくり入りたい。光熱費の高騰は気がかりですが私のささやかな楽しみなのですから。
「お風呂で倒れないでよっ!」と、子供には言われていますが、ゆっくりの~んびり・・・。





ハクモクレン?




よい天気なのに

2023年02月11日 | 野菜


新玉ねぎ



今週は色々の用が重なって、私にしては忙しくブログの更新もしないまま過ぎてしまいましたが、元気です。

10日の冷たい雨から一転、今日は春のように暖かな日になりました。
花壇のチューリップの芽がのぞきはじめ、1月に植え替えたバラの枝にも沢山の芽が出てきました。いつの間にか草も伸び始めています。もう 春!
風も無くこんなに良い天気にスケッチに出かける気にならない私はなぜ?やはり歳なの?などと自分に問いながら洗濯物を干して、家にいるなら風を入れようと二階の窓を開けると建物の間からはるか遠くに青い山とその向こうに真っ白な山がほんの少し望めます。たまにしか見えないこの白い山は白山だろうと思っています。あの雪が解ける前に飛騨にも北陸にも行ってみたい。計画だけでも立てれば楽しみを作れる。いつ、どこへ・・・考えるだけでも楽しいことです。行けるかどうかはともかく。
何時でも行けるように旅の計画と共に膝がちゃんと動くように自主トレも続けなくてはと思っています。



ラディッシュ



期日前投票

2023年02月04日 | 

ビワの花




2月5日は愛知県知事選挙の投票日。立候補者が出そろえば投票したい人はすぐ決まるので、天気や自分の都合の良い期日前投票に行くことにしています。今回も早めに出かけるとボツボツと投票に来られていました。本当にボツボツで、帰るまでに出会ったのは3人。良い天気でもっと人が多いかと思っていたのに少なかったです。だいたいどの選挙も投票率が低い。愛知県知事選の前回の投票率は35・5パーセント、その前は34・9パーセント、3分の2近くの方が棄権。なぜなのか、せっかくの機会なのにと思うのですが、知人にも「べつにぃ投票しても変わらんでしょう」と言われてしまう。理由を説明して説得できるほどの答えは持っていないけれど、せっかくの1票を棄権する気にはならない。

区役所の出口で、報道機関の出口調査に「お時間があれば・・・」と言われてアンケートに答えました。今回はタブレットに表示された質問にタッチするだけでよく、タブレットの文字は大きくて読みやすい。黙って読んで黙ってチェック、これは有り難いことです。以前は紙のプリントで文字が小さく眼鏡が無いと読めなくて、読んでいただいて答えると、周囲の方に聞かれてしまう気がしました。聞かれて困ること・・・支持政党や投票した候補者などは他の人に知られたくはないですから。


この投票所の近くにブロ友さんのくーばあちゃんさんのお宅があるのですが、くーばあちゃんさんのブログは1月5日以後の更新が無くてとても心配しています。きっと何かご事情がおありのはずと思うと、まだ伺ったことが無いお宅に直接伺うのはためらわれて、帰りに立ち止まったものの帰って来てしまいました。
くーばあちゃんさん お帰りを待っていますよ~。




名古屋のサンマーメン

2023年02月01日 | 

ビオラ・ももか



今日から2月、もうすぐ立春です。

1月の最終日は穏やかな快晴でした。予定通りなら日帰りで雪の白川郷・五箇山へバスツアーに出かけていたはず。ところが人数が集まらずツアーは催行中止。ライブカメラで見ると現地は晴れて雪はたっぷり、あぁあ残念!でした。ツアー代が返金されているはずと銀行のATMで記帳して帰る道で思い立ってラーメン屋さんに寄りました。






そこで食べたのが「サンマーメン」です。ブロ友さんの記事で知ったばかりの「サンマーメン」、私の食べた店は何時も前を通るだけでまだ入ったことが無い店。いつだったか通りかかると看板に「サンマーメン」の文字に「っん?」と。名前だけ読んで行き過ぎて、私の頭に浮かんだのはカリカリに干し上げられた細い秋刀魚。秋刀魚の出汁のラーメンか・・・不漁だったけど…と思っていました。なぜかと言えば時々買う生麺が「あごの出し」なのです。あごはトビウオ、ですからサンマーメンはサンマ出しと思ってしまいました。




↑  このごろ私のお気に入り



ブロ友さんの記事で「サンマーメン」を読んでから検索すると横浜発祥のラーメンとのこと。
肉とモヤシや野菜を炒めてとろみをつけて麺にのせたもの。
「生馬麺」をサンマーメンと読むのは広東語読み。
サン(生)・・・新鮮でシャキシャキ
マー(馬)・・・上にのせる
私がお店でラーメンを食べることは数年に1度あるかないかの事ですが、これは食べてみたくなりました。

昨日はちょうど開店時間で男性が2人入って行かれたのに続いて入れば、初めての店でも自販機でチケットを買うとか、お茶は自分で注ぐとか、真似すればよくて、メニューは迷わずサンマーメン。税込み900円。





「熱いですからね」と出てきた丼いっぱいの具とスープの量に先ずびっくり。とろみがついて熱々のスープをすすってシャキシャキ野菜やモヤシを食べて、モヤシが美味しい。やっとかき混ぜられるようになって出てきた少し太めの麵。もっとあっさりスープを想像していましたが、しっかりコクがありしょうゆ味なのに私にはちょっと重たいかな。これは名古屋のサンマーメン、濃い味噌味が好きな土地柄なので発祥の地横浜のお味とは違っているのかもしれません。それはともかく、食べても食べても減らなくて・・・。ですが、隣の男性は丼の麵と無料のご飯と漬物を素早く完食。もし次に来る事があったら美味しそうな野菜炒めとご飯もいいな、なんて思いながら見てました。お客さんは若い男性か働き盛りの男性ばかり。白髪のババさんは・・・間違って入ったみたいな・・・まっ、ともかくやっとサンマーメンの初体験ができました。
この店の近くには昼時には行列のできるラーメン屋さんが何軒もあるのに食べたことはありません。並ぶのは嫌ですが、すいていそうな時にたまには食べてみるのもいいかもと思っています。


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