折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

暑い夏

2021年07月26日 | 野菜


いただいたミョウガ




こんな時にオリンピックを開催してもいいのだろうかと心配していたのに、始まってしまえばテレビをつけてあれこれ競技を見て、日本人が活躍すればやっぱり嬉しい。こんなに選手の方は頑張ってきたのだから、オリンピックが中止なんてことになったらどんなに残念だったろうか、何とか開催出来て良かったなとも思って見ています。暑さとコロナともう一つ余計な台風までもやり過ごして無事に終わって欲しいものです。





1本だけ植木鉢で育てたミニトマト




今日は今年一番の暑さ、日中は冷房の効いた家の中からニガウリの蔓越しの青空を ながめて、テレビを見て、時々本を読んで過ごす。育てているのは「アバシゴーヤ」2本、苦味が少なくラグビーボールのような形で食べきりサイズなのも私には都合がいい。
日が当たるのは数時間の庭なので葉の色も薄く実の数も少ないですが、かえってそれが涼しげだと・・・思うことにしています。



半日旅の続き

2021年07月22日 | 風景


千代崎港

21日に三重県千代崎海岸へ海を見に行ったことを昨日のブログに書いたのですが、もう少し思い出したことなど忘れないうちに書いておこうと思います。

近鉄千代崎駅で帰りの電車を待っていた時のこと、無人駅で乗り降りする人は少ないだろうと思っていたら、近くに学校があるようで、次々若い人がホームにやって来ます。皆さん立ったり座ったりしながらも間隔を開けてマスクして、手にはスマホ。女性の二人がおしゃべりしているだけで男性は皆スマホを操作中。ずっとこうでは眼にも姿勢にも悪いのではないかと、スマホを使いこなせない私は文字通りの老婆心。





千代崎駅ホームで



千代崎駅から1区名古屋寄りの伊勢若松駅、ここで名古屋行きの急行を待っていたらホームの反対側に可愛い絵を描いた電車が止まっていて、行き先は「平田町」で各駅停車とあります。水田地帯をのんびり走る電車もいいなぁと思いながら、疲れた時に知らない電車に乗るのは失敗のもとだと思って発車するのを見送りました。若い時なら飛び乗ったはず、失敗を重ねて慎重になりました。家に帰って検索するとこの電車は近鉄鈴鹿線・終点まで4駅で所要時間は10分だとか。4駅10分でも生活の足として大切な路線なのだろうと思うと応援したくなる電車でした。
この伊勢若松駅の周囲は水田が多く小さな用水がホームの下をくぐって反対側に流れ出ています。よく見ると小魚がいっぱい。小魚は線路もホームもくぐって行き来しているらしい。何とものどかな駅だなと楽しくなって待合室にも入らずにずっとながめていました。





近鉄鈴鹿線の電車


伊勢若松駅のホームの下をくぐる用水



ここから名古屋までの電車ではほとんど寝ていましたが、時々車窓に広がる水田と遠くの山影がとてもステキでした。




車窓から



今日の絵は家に帰ってから描いたものです。サイズはB6
半日旅は今日でオシマイ。

海を見に・半日旅

2021年07月21日 | 風景


三重県千代崎海岸  F2




21日の朝は珍しく4時に目が覚めました。寝直そうか、有効に使おうか、迷いながら起きました。
せっかくの早起き、行きたくてたまらなかった海を見に出かけようと思い立って準備して、市バスの始発で名古屋駅へ。近鉄名古屋駅迄急いで歩いて7時11分発急行に乗れました。途中で普通に乗り換えも順調。目的の千代崎駅には8時5分に到着。目的地は三重県千代崎海岸です。今月末まで有効の近鉄チケットをいただいていたので、近鉄の駅から海に近い所をGoogleで探して見つけたのがここでした。初めて聞く地名です。



家を出る時はどんより曇っていた空がだんだん明るくなって「日照りの朝曇り」と言われるそのままに良く晴れました。
近鉄千代崎駅から日傘をさしてテクテクと歩けばすぐに汗。伊勢湾に注ぐ金沢川の河口にある千代崎港で漁船のスケッチが出来ればと思っていましたが、ここには全く日影が無い。時間が過ぎればどこかに日陰は出来るだろうと帰りにスケッチするつもりでそのまま海に向かってテクテクテク。





海岸の休憩所・家族連れがバーベキュー中




高く盛り上げられた海岸道路に上がると、目の前に広がるのは伊勢湾。対岸にうっすら見えるのは知多半島、手前の浜から右手に続く志摩半島も霞んでいます。
千代崎海岸は以前は海水浴場だったかもと思えるほどきれいな浜です。予備知識が全くないのでわからないままですが。海を見て波の音を聞くのはいつ以来でしょうか。潮が引いた後の湿った浜を歩くと波音の合間にギュッ ギュッと足元から砂の音。子供の頃の記憶が浮かんできて、人がいなければ駆け出したかもしれません。それは気持ちだけで本当は走れませんが。波打ち際には釣り人が何人かいて、今頃は何が釣れるのか聞くのも遠慮するほど海に向かって長い竿を振ってました。




千代崎港・・・防潮扉の日陰で頑張って描いたので不出来でも  F2




漁船が帰って来て千代崎の港に入る船、もう少し先へ急ぐ船、そのずっと向こうには島が浮かんでいるように大きな船の陰がいくつも見えました。木陰に座ってスケッチしてもとにかく暑い。休憩を兼ねておにぎりを食べて時計を見るとまだ9時半。お昼には早過ぎましたが、荷物は軽くなりました。
海岸から河口の港へ移動して小さな日陰でスケッチ・・・チマチマと描き過ぎて、つまらない。
河口に架かる橋を渡って少し行くと江戸の後期にロシアに渡って帰国を果たした大黒屋光太夫記念館があるらしいのですが、残念ながらこの暑さ、とてもそんな余力はありませんでした。




金沢川近くの路地 




早めに家に帰ろうと駅の方向を勝手に決めて魅力的な路地や古い家など見ながらブラブラ行けば細い道は行きどまり。時間は早いし方向はあっているのでゆっくりブラブラと。もう暑さと膝の不調でテクテクなんて歩けません。
千代崎駅のホームでヤレヤレと30分に1本の普通電車を待ちました。次々通過する特急電車、赤い「ひのとり」がカッコよくていつかは私も、と。
伊勢若松駅で普通電車から名古屋行きの急行に乗り換えて、青々した田んぼと霞む鈴鹿の山並みを見てウトウトしながら名古屋へ。
家に着いたのが午後1時前でしたから、6時間余りの旅。久しぶりの海と広ーい空を見て心も晴れとなりました。




右手に霞んで見えるのは志摩半島(多分)




このベンチ見晴らし抜群!でも、日が当たりすぎ!・・・私は手前の日陰に持参の椅子で

カルガモの子 元気でした♪

2021年07月19日 | 鶴舞公園


白いハス・・・



19日は朝からすっきり青空で最高気温予報は35度。こんなに急な暑さではもう日中は閉じこもるしかありません。
珍しく早起きできたので、ブロ友さんが紹介されていた鶴舞公園のハスを見に出かけました。自転車で30分ほど、早朝の道路は涼しくて静かです。

お目当ての蓮池は盛りを過ぎていましたが、まだまだ咲いていました。花が良く見える場所を探して池の周りを歩いていると年配のオジサンが「あそこにヒナがいますよ」と。ハスの茂った足もとにヒナとは思えないカモが3羽。「カルガモですか?」と私。「そう、もう子供か親か分からないくらい育ってねぇ。4羽だったのが3羽になったけど、ここならもう大丈夫でしょう」と、まるで孫の話でもするようです。「奥で見張っているのが母親でね、父親はどっか遊びに行ってるんだな。」確かに親鳥は厳しい表情で辺りを警戒している様子です。このカルガモの親子は噴水塔の池から引っ越してきたのだそうで、6月3日に私も噴水塔の池でまだ小さなヒナだった頃に見ました。そのうちに二人連れのオバサンが「いたいた、ここにいたの 心配したわ~」って。成長した姿が見られて私も良かったねぇと、まるで知りあいのような気持で見てきました。
ハスを見に行ったのに、おまけに出会えたカルガモに気分はルンルン。自転車も軽く帰ることが出来ました。





辺りに目を配るカルガモのお母さん


カルガモ3兄弟(姉妹)



色々あってブログをしばらくお休みしていました。夫の法要、夏休み前の教室、先送りしていた用事などを片付けて、これから私の夏休み。最初の日は予定もなく、ただゴロゴロしてはちょっと本を読んで、居眠りしてまたゴロゴロと自由な時間を思いっきり楽しみました。さてと、久しぶりにパソコンの電源を入れると動きが遅い。いくらなんでも遅いし、入力すると消えてしまったり勝手に動いたり、止まってしまう。まだスマホでパッパッととはいかないので、当分の間ブログアップはパソコンのご機嫌次第になりそうです。





一区切りついて

2021年07月12日 | 


露草


先週の土曜日、夫の七回忌の法要を済ませました。出来るだけ簡単に、夫の甥たちは東京住まいなのでコロナの中で来ていただく事はやめて、近くに住む私の兄や姉と子供達だけ家に集まってもらいお寺のご住職さんにお経をあげていただきました。その後はいつものような会食はせず仕出し屋さんの持ち帰り弁当にしました。ただそれだけのことですが、ずっとブログもお休みするほど気になっていました。うちうちの集まりとはいえ無事に終わってホッとしました。

翌日、普段はそんなに数はいらない湯呑や銘々皿などをまた奥に収めて、兄姉も私も足腰に問題があるので寄せ集めて座敷に並べた椅子の配置も戻しました。この日のためもあって買った二人掛けのソファは和室の窓際に据えてやっとゆっくり休憩です。ソファを置いた位置には夫の介護用のベッドの有った場所、入院の日までこの風景を眺めていたのかと思えばいつもとは違う庭に見えました。以前と同じ2株のニガウリを這わせたネット越しに覗く小さな空「あ、空が見える」初めて空を見たような不思議な気持ちです。小さくとも見える空からどこまでも心が広がって行ける気がします。一方、私の普段の居場所の台所には外を見られる窓がない。これからは時々空を見られるここで時間を過ごそうと思いました。

掃き出し窓の向こうの沓脱石の脇に青い露草の花、大好きで私が植えたのに今初めて出会ったと思えるほど美しい青。黄色のニガウリの花にはシジミチョウ、そしてどこかからジジジーとセミの声!庭で抜け殻を見つけたのは6日だったけれど鳴き声を聞いたのは11日のこの日。初鳴きです!季節の音も風も受け止められるくらいには心を緩めて過ごしたいものだと思います。なかなかそうはいきそうにもありませんが、できるだけ、なるべくと。

12日の朝は梅雨が明けたのかと思う青空が広がって、もうすぐ暑い夏。
夏が来る前にいろいろとあってまたしばらくブログお休み、来週には・・・また。

大相撲の幟

2021年07月05日 | 風景






昨年の大相撲名古屋場所はコロナのために東京での開催となり、今年は2年ぶりの名古屋場所が始まりました。私は特に相撲ファンと言う訳ではありませんが、散歩のついでに大相撲の雰囲気をちょっとは覗いてみようと会場の前を通ってきました。会場の愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)は名古屋城の堀の内側にあって、静かなよい散歩コースです。

城の石垣の横に櫓(やぐら)が立って、その向こうに色とりどりの幟(のぼり)が大相撲の雰囲気を盛り上げています。一番最初に出会うのがが横綱白鵬の幟それから大関照ノ富士、大関貴景勝、御嶽海と続き番付の順でもあるらしい。カラフルな幟は関取さんだけだと思っていたら、親方さん、呼び出しさんや行司さん、床山さんの幟もあることに昨日初めて気が付きました。全てそろって大相撲が成り立って、それぞれに応援される方があるのだと、今頃感心しながら見上げてきました。







上の幟を読みやすくと思ったら裏返しでした



検索してみると幟の大きさは70cm×540cmとかなり大きい。色にもこだわりがあって「力士の名は黒を、スポンサーは赤を使用しない」力士は黒星を嫌い、スポンサーは赤字を嫌うためとか。文字は「成績が右肩上がりになるように」右肩上がり。熨斗の部分には「勝負に茶々を入れたり水を差したりしない」と言う事で、茶色や水色を入れないと、決まりごとがたくさんあるようです。

午後3時過ぎ、取り組みが終わったお相撲さんが帰ってゆきます。浴衣に雪駄の音をシャラシャラさせて、雪駄を履けるのは三段目以上で序二段以下は下駄を履くのだそうです。だから写真のお二人は三段目以上。そしてやっぱりマスク姿。私もマスクしていてもすれ違えば鬢付け油が香ります。これがなんともいい感じ。荷物は手提げ袋、あらっ!前は風呂敷包みを下げてと、思ってましたが・・・これは今風のようです。




一番左が横綱白鵬関の幟






会場脇にはコロナの感染対策のため「入り待ち、出待ち、握手、記念撮影」等も禁止の張り紙。いつもなら歩いて入るお相撲さんを迎える人が列を作っていたり、夏の夕日を浴びながら贔屓のお相撲さんの帰りを待っている熱心なファンが大勢いたのに、静かです。ただマイクの声が「会場内ではマスクの着用を、声援は控えて、飲酒は・・・」と禁止や注意事項を何度も流していました。コロナ禍の大相撲、仕方がないことです。

気になっているお相撲さん、愛知県出身の十両明瀬山は東前頭13枚目だった夏場所で負傷して今場所は休場との事。35歳、ご当所場所の休場は本当に残念なことと思います。回復されてまた復活されることを祈っています。



※ しばらくいろいろ忙しく10日ほどブログお休みします。よろしく。
  

犯人はニャンらしい・・・

2021年07月03日 | 


ブルーベリー




庭に置いてあるメダカの鉢を荒らされて困っていると、6月18日のブログに書きました。なんとか荒らされないように鉢にかぶせる物を買おうと思ってもホームセンターまでは遠い。そこで100均で買ってあった朝顔のネットをかけてみました。良いアイデアだと思ったのに、これは見た目が悪い。数日して外してしまいまたそのままにしていたら、しょっちゅう鉢に浮かべたヤツデの葉が放り出される。このヤツデの葉はホテイアオイを買うまでのメダカの隠れ場所のつもりです。

そして先週のこと、戸を開けるとメダカの鉢に両手をかけて覗いている毛の生えたモノがいる。えっ なにっ! 茶と黒を適当に混ぜたような模様の猫です。それもまだ生まれて3ヶ月かそこらの小さな子。辺りには水が跳ねた跡があるから、しばらく狩りを楽しんでいたらしい。「ダメでしょう!」と言いながら私が飛び出すと逃げ足は速くて、少し離れてから振り返って私を見ている。小さな石を当たらないように投げました。狙ったって絶対あたりはしませんが、当たらなくても猫は飛んで逃げて行きました。それからもう何日か過ぎますが被害はなくなりました。「あそこのバアサンは怖いよ」と思ってくれたら幸い、それが一番です。

メダカの鉢を荒らしたのはネコだったとしても、キイチゴを食べたのは?と思っていたら、隣のミニトマトの色づいたのが消えています。まだ未熟な黄色なのは落ちている。そこでやっと以前もミニトマトの房にネットをかけていたことを思い出しました。カラスかヒヨドリか、対策は台所の流しのネットを房に掛けること。色づくといちいちネットを外さないと収穫できませんが、1本しかない貴重なミニトマト、鳥に食べられてなるものか、です。

荒らされても鉢の睡蓮はたくましく新しい葉が広がって蕾も見え始めました。
これとは別の6月3日のブログの記事の後のこと。裏の庇にハクビシン除けにセットしたカラス除けシート、効果があったようで今のところ寄り付いた様子がありません。それでも安心はせず家に入り込んでいないかは注意しています。
わが家は以前と違いマンションの谷間の家になってヘビもカエルも見なくなりました。でも、街に住みついた新しいモノがやって来る。うかうかしていると負けてしまいそうです。





復活したスイレン 7/3



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