折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

伊吹山(3)ー柏原宿

2017年01月31日 | 伊吹山と周辺
 中山道柏原宿 ハガキサイズ

JR柏原駅で降りるとすぐ近くに中山道が通っています。
中山道69次のうち60番目の柏原宿で、古くからの特産品は「もぐさ」。
街道を歩いて時々ベンガラ塗りの家をみかけると京に近いせいかしらと思います。

街道沿いの映画監督吉村公三郎の実家には祖父が柏原宿最後の庄屋だったと
立派な看板が立っていました。
昔々見た、京マチ子、原節子などの映画を思い出しながらのんびり。
緩やかにうねる街道沿いの軒が低く黒ずんだ建物に残雪が映えてどこかで見た
映画のシーンのようでした。

柏原中学校裏から SM

町はずれから右折して中学校まで来ると林の向こうにドーンと伊吹山。
道の両側に除雪された雪があるので車に注意しながらも山が見えればつい急ぎ足。
ずっと以前はでこぼこの農道だったのがまっすぐ舗装されて、ここにも「撮り鉄」さん
「撮り山」さんか、大勢のカメラマン。帰り支度の人、これから三脚立てる人など
それぞれ狙いが違うのでしょう。
見回せばここも男性ばっかり、あの重そうなカメラとバックと、三脚のせいでしょう。

狭い農道に私も100円ショップで買ったパイプ椅子を置いて、遅い昼食代りのあんパン
食べながら夕日までの時間にちょっとスケッチ。
変なおばぁさんだと思ったでしょうね。

5時15分まで粘ったのにこの日の夕焼けはほんの少しオレンジ色になっただけ。
真っ暗になると駅までの道が心配なので早めに店じまいして駅へ向かいました。

少しだけ夕景
 F3


伊吹山(2)

2017年01月30日 | 伊吹山と周辺
 近江長岡からの伊吹山 F3

東海道線近江長岡の駅からテクテク行くと雪に覆われた田んぼが広がり
すっきりと伊吹山が見えました。
すぐに農道で1枚描いてから見渡すとちょっと先に桜並木が見えたので
そこまでテクテクと。
小さな川の堤には桜並木が続き名古屋では見かけない小鳥が飛び交いさえずり
桜が咲く頃には山と田の風景はどんな美しい事かと・・・また来たいな・・・。

午後の日差しが伊吹山に当たって真っ白、こんなに晴れていたら夕焼けが
見られるかもしれないと思いJRで一駅名古屋よりの柏原へ移動しました。
柏原の伊吹山は横から夕日を浴びて山襞が美しいのではないかなと思ったのです。


伊吹山を背にするとこんな風景
近江長岡SM


※ 伊吹山は滋賀県最高峰1377m 
  山頂のお花畑は国の天然記念物に指定
  山の南西側の下半分は自然崩落により白く上部の傷はセメント用の石灰岩採取の後
  古事記、日本書紀などでは日本武尊が東征の帰途 伊吹の神との戦いに敗れ病を得て
  のち亡くなったとということです

伊吹山 (1)

2017年01月29日 | 伊吹山と周辺
 伊吹山 近江長岡より
F3


28日は久しぶりのぽかぽか陽気、洗濯物を干していると空は真っ青。
どこかへ出かけなくちゃ・・・と。

今日なら山が見えるはずと東海道線に乗ると雪の御嶽から乗鞍、伊吹山と北に連なる
山々もくっきり。なかなかないことです。
雪のない岐阜から関ケ原に来ると大雪の名残の雪が見えはじめ、柏原辺りはまだまだ
屋根や畑は厚い雪。
近江長岡で下車して町はずれを目指してテクテク テクテク。
どこかで伊吹山が見えるはずとテクテク行けば思った通り!
真っ白な田んぼの向こうに雪の伊吹山がデンと座って居ました。

除雪された農道は先客多数。スケッチする人、カメラの三脚を立てて構える人も
運よく伊吹山の撮影ポイントにたどり着いていたようです。
カメラの方は撮リ鉄さんのようでした。

田んぼは雪の中でも雪の解けた畔にはところどころタンポポやイヌフグリが咲いて
もう春が近づいていると思えました。

夏はホタルが見られるという川

SM

赤玉ポートワイン

2017年01月28日 | 日記
赤玉スイートワイン 

先日、絵の会でYさんが描かれていたのがポルトガルの港の風景。
ポルトガルの港ポルト。ここから出荷される特産ポルトワインが
「ポートワインの語源になったところ」とのこと。

赤玉ポートワイン! 懐かしい名前です。
昔々、仲良し同級生と集まって我が家で飲んだのが「赤玉ポートワイン」
ちょっとおしゃれな甘いお酒、大人になったつもりの私達、葡萄酒で乾杯でした。


懐かしくなりスーパーの棚をのぞくと名前が変わって「赤玉スイートワイン」に。
普段はほとんど飲まない私ですが、たまに超お値打ち赤ワインをちょっとだけ。
冬は温めてシナモン一振り、寝る前に一杯。
久しぶりの「赤玉」は深い赤色は昔のまま、でも、こんなに甘かったかしら・・・。
眠る前にグラスに1杯っていうのにはいいかも。
グラスのワインに若かったあの頃が次々思い出されました。


 ランとビバーナムの実 

花盛りの水仙

2017年01月27日 | 


水仙が沢山咲いているのを見かけます。
公園のすみっこ、歩道の脇でも先日の雪にも負けずすくすく伸びて
黄色い芯が揺れてそこだけ春が来たよう。

もうずいぶん前の1月、伊豆半島の南東にある爪木崎へ水仙を見に行った
ことがありました。
海に向かう斜面や広場に沢山の水仙が咲いて、空と海の青、花の白と黄色に
思わず歓声を上げるほどの美しさでした。
しかしこの日は冷たい猛烈な風、長居は無理と早々に退散しました。
その日の思い出は花よりも「寒かったね・・・」ばかり。
暖かい日差しのなかで水仙の間をのんびり歩いてみたいものです。
いつか・・・いつか・・・夢見る旅の多い事・・・。

花屋さんは 春

2017年01月26日 | 日記
 アネモネ

ここしばらくの寒波「冬ってこんなに寒かったかしら・・・」と思う毎日。
雪を見に行く日は寒いのは覚悟しているので、そこは大丈夫。

寒くても花屋さんをのぞくともう春の花がいっぱいならんでいました。

アネモネ、デルフィニューム(飛燕草)・・・気持ちが明るくなるような
明るい色の花たちです。

  デルフィニウム 


墨彩・2 雪の「高速ひるがのSA]

2017年01月25日 | ひるがの高原
 雲にかくれそうな大日ヶ岳 SM

雲が流れてきて頂上を隠したり、あきらめて移動するとまた見え始めたり
なかなか思うにまかせない。ここでは自然の変化を面白いと思わないと仕方ない。

雪の無かった時はどこでも座って居られたのに、大雪では除雪された場所
だけしか歩けない。立ち止まってスケッチなどもってのほか。
軒下は「落雪注意!」離れると「人と車に注意!」
見晴らしより場所の確保が優先でうろうろ・・・。


2週間前に訪れた時の初冬の風景 


寒さの中、念願の雪景色を見ることができ、それぞれ何枚かのスケッチして
誰も転ばずに無事帰りのバスに乗れたのが何よりでした。

  帰りのバスから郡上あたり SM



墨彩・1 雪の「高速ひるが高原」 

2017年01月24日 | ひるがの高原
 ひるがのSAから名古屋方面

先日、スケッチに行った「高速ひるがの高原SA」を帰宅してから墨彩で
描いてみました。墨彩は墨と色が入った絵と言う意味です。サイズはほぼSM。
私は用紙は楮(こうぞ)、書道のかな用の紙なので風のある外で描くのは難しい。
描いてから裏打ち専用紙でアイロンで仕上げしました。
今回初めての裏打ち用紙で一枚目はしわがよって…残念…注意注意。
こうなると悲しいので大きな作品や展覧会出品するものは業者さんに依頼
しています。

これは墨を使用せず ハガキサイズ  

水彩で描くのですが水彩用紙と和紙とでは描き味がかなり違っていて
それぞれ面白いと、私は思います。

 

   雪の記念撮影・外国の方のようです
   しわが入って残念作



 

大雪の「高速ひるがの高原」-2

2017年01月23日 | ひるがの高原
 下り線SAからひるがの方面


お昼前まで隠れていた大日ヶ岳が少しずつ見えはじめ、時折流れる雲に
またかくれたり、日差しが戻ると谷の色や林の色がまた変わる。
ゆっくりスケッチしていると山は全く違った表情になりアタフタしながら
何枚も「とりあえずこれで止め」となってしまう。

初めて雪を見たのだろうか、アジア系の親子が実に楽しそうに雪を踏んで
投げて転げている。楽しい想い出になりそうで、私も参加したいくらい。

下り線のサービスエリアから、帰るための上り線への移動はタクシー予約。
乗車時間5分でもシニア女子6人に雪道は危険です。

上り線側でお茶してお土産買って、ちょっとスケッチして・・・
おしゃべりして、次のお出かけを相談したり車中でウトウトしている間に
夕暮れの名古屋に着きました。。


 上り線から見た大日ヶ岳



大雪の「高速ひるがの高原」

2017年01月22日 | ひるがの高原
 サービスエリア F3

今月初め雪山が見たいと思って出かけても雪がなかった「高速ひるがのサービスエリア」
絵のお仲間と21日に出かけると、今度は大雪でした。
名古屋から高速バスで岐阜県に入るとだんだん雪景色になり
郡上八幡を過ぎたあたりから道路わきは厚みのある雪。
「高速ひるがの」バス停は雪の中。
除雪された車道の隅を歩いてサービスエリアのお店の中へ入ってまず「やれやれ」。
外は風で飛ばされた雪が舞うのでストーブのある室内でまず1枚スケッチ。
土曜日とあってサービスエリアの施設はいろんな国の人達でとても賑やかでした。
そんな中でランチの後また窓際で、皆さんまじめにスケッチ。
お昼ころから青空ものぞき真っ白な雪の向こうに大日ヶ岳がくっきりと見えました。



見え始めた大日ヶ岳をランチしながら SM


寒さ対策万全に出かけたからか意外に寒さを感じないで、外で手袋なしでもいられたし
水彩パレットが凍り付くこともありませんでした。
でも、屋根からのつららの長さや積もったサラサラの雪を見ると朝は寒かった
のだろうと思います。

今回も名古屋発 白川郷行きの高速バスは満席。
帰りは時間が早いせいか少し空席もありました。
往復とも7~8割は外国人、世界遺産白川郷は人気のようです。

除雪された雪の山が F3 


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