折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

オーガニックファーマーズ朝市村・土曜朝市

2016年07月31日 | 日記

名古屋の中心栄にある公園「オアシス」で毎週土曜日8時半から朝市が開かれます。
環境保全型農業に取り組む農業者の方が出展されています。

採れたて野菜、お米、切り花、お茶など色々。
たまたま通りかかった時に買ったミニトマトの美味しさが忘れられず、時々
バスに乗って買い出しに行きます。
曲がって長ーいキュウリ、変わった色の何種類ものナス。
切りたてでヘタがつんつん尖ったトマト、みんな美味しいのです。
少し遅い時間だとおまけもうれしい。1本50円のキュウリが3本残っていたので聞いてみると
3本100円ですって、隣にあった妙な形のズッキーニ「残りだから持ってって」ラッキー!

そしてここは「ノーレジ袋」、マイバック持参か、会場に置いてある再利用の紙袋に
自分で入れて帰ります。
スーパーではニンジンもキュウリもついポリ袋を取って入れています。
朝市からの帰り、私の袋の中はズッキーニもナスもウリもいっしょくた。
ミニトマトやオクラは元々小袋に入っているので問題なし!
と言う事は、スーパーの台に置いてあるポリ袋の大半は不要ってこと・・・ね。

絵の中央のナスはシマシマ模様の「ゼブラ」、イタリアの代表的なナスだとか。
黄緑色のは「青ナス」どちらも2cm厚さに輪切りしフライパンで蒸し焼きし
田楽味噌で食べると美味しいと聞きました。
夕食にさっそ青ナスに挑戦、柔らかくトロトロ、田楽味噌とよく合いました。

夏休みラジオ体操と朝顔

2016年07月30日 | 日記
朝顔

子供たちが小学生だったころ、夏休みの間どんぐり広場で子供会のラジオ体操がありました。
泊りがけで来ていた甥も一緒に6時半に間に合うよう送り出す私も大変でしたが、
毎朝お世話をして下さる方はもっと大変だったことと思います。
スタンプを押してもらう出席カードを首から下げて駆け出して行くのを見ると「今日も元気だ!」と。
今ではそんな夏休みも懐かしく、親子とも早起きできてよかったなと思います。


昔覚えた「ラジオ体操第一」「ラジオ体操第二」の曲を聞くと今でも身体が自然に動きます。
ただ、「体を大きく回して・・・」とかジャンプはちょっと難しくなり、NHKの「みんなの体操」を
ユルユルするのが丁度よさそう。
これを毎日続けられると良いなぁ~・・・なかなか続かなくて・・・。


そんな時間にちょうど咲くのが朝顔。夏の朝~!って気がします。



M病院から・日本尊厳死協会

2016年07月29日 | 日記
ムクゲの花

夫は心不全ということで入院したのですが、検査の結果「間質性肺炎」と診断され
3週間が過ぎた頃、重症患者用の部屋に移され、それからの1週間は私も病室に泊まり
ずっとそばにいることができました。
その間見続けた看護師さんたちの仕事には驚きと感謝でした。
真夜中の体位交換やら、見つめているばかりの私への声かけまで・・・。

10年ほど前に夫と話し合いその時が来たら「延命治療はしない」「苦痛は取り除いてほしい」
意見が一致して「日本尊厳死協会」に入会していました。
担当の先生に協会の会員証を渡して夫の意思を伝えお願いしました。
2日後、見舞いに来てくれた孫に手を振って別れた夜から静かに眠り、4日目に旅立ちました。
その顔をのぞいていた3歳の孫は「おじいちゃん笑ってるね」と。とても穏やかな顔でした。


元気な時でなければ本人に意思を確かめることは難しいことです。
話し合っておいてよかったと思っています。
死ぬ準備だなどと思わずに、残された者たちが悩むことがないように是非、何らかの形で
ご自分の意思を残しておかれることをお勧めします。

亡くなる10日ほど前に夫が書き留めてくれと言った句が辞世の句になりました。
   「咲いて散る 我が人生の 槿(むくげ)かな」

庭には今年も沢山の槿が咲いています。


M病院からの風景

2016年07月28日 | 日記
病院の最上階から

病院の付き添いといっても看護師さんが何でもしていただけるし
二人とも難聴気味なので病室ではお隣が気になり話は遠慮がち、
夫がテレビを見ているか眠っている時は最上階の洗濯室や物干しで
チョイスケッチ。
一年たった今では名古屋駅周辺のビルの多くが完成しましたが、この時は
赤いクレーンが林立して「街が変わるんだ~ぁ!」と叫んでいるようでした。
遠く伊吹山から御嶽山まで見渡せて、夕日がビルの向こうに沈む時間も
素晴らしかった。ここが病院だと言う事を忘れるような景色でした。


病室から

街に明かりがポツポツともり始めると「またね!」と私は家に帰る時間。

帰る道々、私はいったい何をしているのかと・・・現実から目をそらせている自分に
腹立たしくて仕方がありませんでした。


M病院から・「デンデンムシノカナシミ」

2016年07月27日 | 日記
デイルームから

昨年の今頃、夫は心不全になり2週間の予定でM病院に入院しました。
3人相部屋でしたが南向きの窓のすぐ前には護国神社の森、右手にはビルの工事が
盛んな名古屋駅方面が望め、明るい気持ちになる部屋でした。
同じ階にあるデイルームからは名古屋城の天守閣と周辺の官庁街の並木が窓一杯に
広がって、数々の検査の後に一息ついて、隣のベッドを気にしないで二人でおしゃべり。

名古屋場所中だったので午後は相撲、野球とテレビ観戦する夫に私はすることもなく
ハガキにチョイスケッチ。
あとは近くの県立図書館から本を借りてベッドの脇で読書。
いつかちゃんと読んでみたかった「新美南吉集」、なかでも美智子さまがご幼少の頃に
何度もお聞きになり、インドで行われた国際児童図書評議会の基調講演で
美智子さまご自身で紹介された「デンデンムシノカナシミ」
童話というには深すぎて・・・考えさせられ・・・こうした童話に小さな時から接して
こられた美智子さまとその御両親は素晴らしい方達だと改めて思いました。


名古屋駅方面


千日紅・センニチコウ

2016年07月26日 | 
千日紅

花言葉 「色あせぬ愛」「不朽」

丈夫でほっておいても夏から秋まで咲き続け、切り花としても花びらが散らずに
長もちして、仏花としても重宝しています。
毎年何色かを花壇に植えていたのに今年は一色だけ、なぜだったか・・・。
バタバタしていて植え時を逃したようです。

向日葵・映画「ひまわり」

2016年07月25日 | 


向日葵はたくましく美しく盛夏の花。

私の心に残るヒマワリは実際のヒマワリではなく映画「ひまわり」
ソフィアローレンとマルチェロ・マストロヤンニ主演のイタリア映画(1970年)

戦争に引き裂かれた夫婦の物語のラスト、地平線まで広がる一面のヒマワリ畑。
無数の戦死者が眠るロシアの大地に戦争の悲惨さを訴えているかのように咲く
ヒマワリに涙が止まりませんでした。
細かいストーリーは忘れてもあのシーンだけは心に焼きついています。

この映画ができてもう50年近くたつのに人間は争いを止めることなく今もまだ
世界中で悲しい涙が流されているのは、なぜ・・・人間の進歩って・・・。

彩林展最終日

2016年07月24日 | 彩林展
初秋のセントラルパーク(名古屋)

何年か前の彩林展案内葉書の絵を私が担当した時のものです。
正方形の水彩用紙に墨と水彩で描きました。

今日は彩林展最終日、暑い季節に足を運んでくださった皆様には本当に感謝です。

彩林展過去の作品より(4)

2016年07月23日 | 彩林展
「安曇野の春」


「長久寺・雪」
名古屋市東区にあり尾張徳川家の祈願所でもあったお寺です。
雪が大好きな私は雪の予報が出ると長靴を用意して朝一番に出発。
名古屋の雪はすぐ解けてしまうので早朝ほど良いのです。


和紙(楮紙)半切3分の1…6号程度
会場での写真のため黄色っぽいです。


彩林展は連日沢山の方にご覧いただき有難うございます。
梅雨も明けて名古屋の夏の暑さ本番ですが会場は涼しく爽やかです。
8階で開催中の日本水彩展の帰りに来ていただける方もたくさんおられます。
本格的な水彩とはまた違う墨と水彩を合わせた絵にはどんな感想を持たれたでしょうか。
私は体調もほぼ戻り、昨日今日と会場当番できそうです。

彩林展過去の作品より(3)

2016年07月22日 | 彩林展
桂林

桂林漓江下りの終点陽朔。
いつもは夕日ですが、これは早起きして夜明けです。


「また明日」・名城公園の猫
公園の猫がちょっと鼻をふれあって別れてゆくのが「また明日」といった感じでした。

以前会場で撮った画像なので黄色くなってしまいました。
この所体調不良で展覧会場に行くことができませんでした。
来ていただいたのにお会いできなかった方、ごめんなさい。
今日22日は少し元気になり当番ができそうです。

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