ワカサギ
スケッチの後 唐揚げと南蛮漬けになりました
スーパーの鮮魚売り場で北海道産のワカサギを買いました。唐揚げかフライにするとサクサクと美味しくて、姿も美しい。
皿にのせてちょっとスケッチ。ワカサギは久し振りです。少し前まではひと冬に何度もワカサギ釣りに出かけた兄からお裾分けがあったのですが、兄嫁さんに止められて出かけられないらしい。「寒い時期にボートで釣りなんて危ないでしょう!」と。確かに、来月には88歳、心配なのも分かります。「庭で花でも作っている方が安心でしょう」それはそうです。
兄の庭先には4月の桜草展に向けて苗を植えこんだ鉢が並んでいて、植えてしまえばしばらくは暇、時間があけば釣りに行きたくなるのも分かります。でも、周りの心配も分かって我慢してもらわねば。
20年程前、雪景色を見たくて北陸線で琵琶湖の北にある余呉湖に行きました。周囲も良く見えない程に降る雪、駅に降りたのは私一人(だったと思う)、湖には誰もいないだろうと思っていたのに雪が小降りになり周りが時折見えてくると遠くの桟橋に大勢の人が並んでいました。そこでやっと新聞の釣り情報で余呉湖のワカサギ釣りの記事があったことを思い出しました。雪の中の釣り、行けるはずはなくても憧れていました。それがここだった・・・。大雪の中、釣り人の他にもカメラマンにも出会って「こんな雪の日に・・・」と自分のことは忘れて思ったものです。ただ雪が見たいと列車に乗って、行き当たりばったりの小旅行、若かったしコロナ禍もなく自由に出かけられたあの頃を懐かしく思い出しています。
雪の余呉湖