折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

オンライン座禅会

2020年05月31日 | 
  ナニワイバラ 4/26






鎌倉円覚寺さんの「オンライン座禅会」があることをブロ友「平方録」さんの記事で知りました。座禅の経験など全くない私は家に居てできるならと興味津々、先ずはYou Tubeで円覚寺管長さんの「初めての座禅の座り方」の動画を見ました。
丁寧でわかりやすい説明の中で体に負担をかけない座り方を知りました。
動画を見てやってみようと床に座ってみると、私の方々の関節は固まってしまっていて胡坐もかけません。だから座禅の形である結跏趺坐なるものは到底無理。無理な方は椅子でもよいとのお話でしたので私は椅子にします。椅子の場合は「座って足の裏がぴったりとつくこと」腰と上体を安定させて座ることができるこれが重要!と。ならばと使っていない低い椅子を引っ張り出して座ってみるとこれがとても具合がいい。いつものイスより座面が7センチも低いのです。わかってはいましたが極め付きの旧日本人の私は超短足・・・ダイニングキッチンの椅子は高すぎて机の下に私用に足置きを置いていますが、これも低い椅子に変えた方がよいようです。


5月31日朝食を済ませてそれなりに身なりを整えて周囲を片付けて朝8時から「オンライン座禅会」に参加しました。参加と言ってもYou Tubeで「オンライン座禅会」を開いて座るだけの事。正しく座って呼吸を整えて・・・それが座禅会参加です。画面には400名以上視聴中の数字が出ていて私もその一人に加わっているのだと思うと不思議なつながりを感じます。パソコンから流れる管長さんのお話を聞きながら呼吸に神経を集中しようとしては急に降り出した強い雨の音も気になる30分余り。初体験は珍しい事ばかりであまり落ち着かない時間ではありました。
長い新型コロナのお休みも今日で終わり、明日は教室の場所確保の抽選会があってまたいつもの時間が始まります。私の休み最後の雨の日曜日、良い時間が持てた気がします。でも一人ではなかなか座れない。毎週あればいいのですが、どうなのでしょう。








※オンライン座禅会は一期一会ということで会が終われば動画再生はできないそうです

盛りの過ぎたバラ園で

2020年05月29日 | 名城公園
  「シンデレラ」今盛りのツルバラ 5/28





もう夏です。日中散歩するには日差しが強すぎるようになりました。
早起きは苦手な私は夕方4時過ぎてから公園へ。
林の陰で先日は弦楽器を練習中人の人を見かけましたが昨日は太鼓の音、乾いた軽い不思議なリズムはどんな太鼓なのだろうと思いながら姿は見えないままでした。
まだ残っているバラをスケッチしようと思ったら、植え込みに先客の、いや住人の猫さんがくつろいでいてジロッと私を一瞥、後は知らん顔でゆうゆうと毛づくろい。向こうから見たら私の方がよそ者らしいです。











何日ぶりかで行ってみた小さなバラ園のバラは終わりかけていて、池にはハナショウブが咲いています。来週はもう6月。そろそろ遠出してもいいかな、さて、どこへ行くか?考えるだけでも楽しみが広がります。




  「バレリーナ」
これもツルバラ、アーチにあふれるように咲いていてどこをどう描いたらよいのか・・・
コピー用紙  5/28

散歩の道

2020年05月27日 | 風景
  「坂の途中で」




長い新型コロナの自粛中は特に体力維持のためにできるだけは毎日散歩したいと思っていました。
自転車で公園まで行って歩けば花も林も美しいのですが、気が乗らない日は家の近くを、少しずつコースを変えて季節の移り変わりや街の変化を楽しんでいました。

いつもは坂の無いお屋敷町の静かな道を歩くことが多いのですが、少し膝の調子も良くなってきたのでたまには坂道を歩いてみようと思いました。急な坂道を降りて行くと帰りは当然急な上り坂、平地を歩くのと登るのとではまるで違いハアハア息を切らせてこれも運動になると自分に言い聞かせてやっとのぼり終えて、振り返えれば景色も新鮮に見えます。

3歳で戦災にあい結婚するまで移り住んだのがこの近く、あまりの変わりようが寂しくて近づかないのですがたまにはと寄ってみると、住んでいた家は駐車場となり両親と兄弟姉妹と暮らした家はこんなに狭かったかなぁと改めて思います。もちろんそんなことは知っていたことなのに何度見ても寂しい事。近くに昔ながらの家は一軒もなく、道も広がって全く知らない所になりました。


結婚してから私の住んでいる町内でも、住み始めた頃の隣組11軒のうち表札が昔のままなのはわが家を入れて3軒だけ、あとはどこも持ち主が変わり、変わらない門構えのお宅はたった1軒。
以前すぐ近くの少し痴呆になられたオジイサンが困った様子で「ここは何町ですかな?」と尋ねられたことがありました。私だって頭の中が昔の記憶だけになってしまったら、ここがどこだか分からないかもしれません。思い出は想い出として元気に過ごして自分の家を忘れないようにしなくては、などといろいろ思いながらの散歩です。



 オオカンザクラの並木の下で

解除されたけれど

2020年05月25日 | 
  「アジサイ」




国の緊急事態宣言が多くの地域で解除されました。
愛知県立の学校は25日に再開されてその前からデパートもレゴランドも再開しています。長い間閉まっていた窓が急に開いてまぶしい空が見えたような気がします。が、まだまだ元に戻った訳ではないらしい。どこまで動いていいものやらよく分からない私は、マスクをしてそっと辺りをうかがっています。ドアが解放されてどこでも自由に行けるのはまだ先のことらしい。

海、山、どこまでも続く青い田・・・お寺の塔も・・・花の公園も・・・
もう2か月以上バスも電車も乗らずひたすら続けた自粛暮らし、猛暑の夏が来る前にゴトゴト電車に揺られて出かけたいものです。

とりあえず6月からは市の施設も借りられるようになったので抽選で当たれば教室再開できるでしょう。部屋の定員の半分までの人数で、大声を出さない、マスクしてと規制はありますが何とかできそうです。活動的でない絵の会はともかく今もコーラスや詩吟、運動のグループは利用許可が出ないようです。


このまま新型コロナが収束することをただただ祈っています。



 「ルドベキア」
昨年植えたときは小さな花だったのに5月に入って急に大株になって見知らぬ花が咲きました

初夏の庭で

2020年05月23日 | 
  植木鉢の「ナデシコ」




風が涼しくて気持ちの良い日が続きました。
連休ごろからは蚊が出てきたので網戸を立てて窓を開ける。狭い庭でも緑を眺めてボーっとしているのが大好きです。つい先ごろまで親子でやって来ては小雀が羽をふるわせてチュンチュン鳴いていたのに昨日は1羽だけだったのは親離れしたのかな、ゆっくり飛んでいる蝶はどこかに卵を産むつもりかな、なんて思っているうちに時間が過ぎて行きます。

日陰の庭でもチラチラとユキノシタが咲いて、少し日が当たるところにはアッチコッチにこぼれた種からヒメヒオウギの花。塀際の隅っこでは早咲きのアジサイが咲き始めてその一角が明るくなってきました。これが満開になるころやっとほかのアジサイが咲き始めるのです。
反対側のこれも隅っこで小さなブラシのようなズイナも満開。いつだったか一枝いただいて挿しておいたら育ったもの。花も秋の黄葉も切り花に重宝しています。
地面に植えた花や木はほっておいてもそれなりに成長して花を咲かせてくれますが、鉢植えには手をかけて、ミニトマトやニガウリに支柱を立てて、一鉢だけのバラの花は一番花が終わったので肥料をやって枝を半分くらい切りました。早速赤い芽が伸び始めてこの先がまた楽しみです。




  「ヒメヒオウギ」




冬を越した鉢のメダカは卵でお腹は丸々として、その鉢の水草をちょっとの間移動しただけなのに何日もしないうちに移動した先の鉢には赤ちゃんメダカが泳いでいます。暖かくなってきたからきっと育つでしょう。緋メダカと黒メダカを別々に飼っていたはずなのに私の管理がいい加減だったようで混ざってしまいました。赤でも黒でもブチでもみんな家の子、何でもいいのです。芸もなければ懐きもしませんが眺めているだけで私は癒されているのですから。



   ズイナ


早咲きアジサイ 


  
私のデザート ワイルドストロベリー


マスクが届いて

2020年05月21日 | 風景
    建中寺山門と白ツツジ 5/9



しばらくブログをお休みしてのんびり暮らしていました。
やりたかった事は思うほどにははかどりませんが、時間を気にしないでしたい事だけをする日々。
時間の無駄か、最高の贅沢か、コロナのおかげで予定のない暮らしはのんびり静かです。


昨日の夜、郵便受けに例の「マスク」が入っていました。
ニュースなどでも見たあの形、実物を見るまでは給食当番みたいな小さなマスクと思っていました。が、実物を見ると意外なことにそうでもない気がして以前買ってそのままのガーゼマスクと比べてみました。
 製造元「白十字株式会社」ガーゼマスク 大人用 1枚130円(買ったのはいつ?)
この以前買ったマスクの方が横1センチ、縦0・5センチ小さいのです。
今はやりの使い捨ての不織布マスクが大きめなのでガーゼマスクが小さく見えるだけのこと。以前はこれで事足りていたのです。
不織布のマスクばかりの中で首相のガーゼマスクは目立っていますし、都知事の大きなマスクはカッコよく見えます。でも、小さかろうとカッコよかろうとつけることに意義があるマスクなんだから大小は問題ではないはずだわ、2枚のマスク配布が良かったのかどうかは・・・ともかく・・・などと思いながら眺めました。
普段は日焼け防止のためにも大き目の手作りマスクをしています。もう少し感染が広がるようならウイルスを防ぐ効果が少しでもあるという不織布マスクを使うつもりです。なので国からいただいたマスク、きっと出番はないでしょう。どこかに寄付することになるのかもしれないと思って袋から出さずそっと戸棚にしまいました。



  建中寺のツツジ 5/9

計画と実行力と

2020年05月16日 | 
  「オオカンザクラの実」  




散歩でオオカンザクラの並木の下を通ると黒い熟した実が沢山落ちています。数羽のカラスが騒いでいる木の下を通りかかると赤い実と一緒に枝ごと落ちていたので拾ってきました。
どうせならもう少しきれいな実がたくさんついている枝が欲しいけどとカラスに言いたいところです。ほかにも歩きながら道端からちょっといただいてきたのはハハコグサ、春の七草のオギョウです。


このところブログをしばらくお休みしていました。
今までの暮らし方を少し変えてコロナ自粛で出来た時間を有効に使わないととやっと思い始めたのです。自分なりに新しい絵を描いて、家の中を片付けて磨いて、運動をしてと計画はしたのに実行力が伴わなくて気が付けば一週間も過ぎていました。
新しい描き方の絵が簡単に描けるわけはなく、もともと苦手な片付けははかどらずでした。でもこれは45リットルのゴミ袋をいくつか出したのでその分多少は家の中に空間は増えたはずです。もう少し気長に続ければもっと暮らしやすい家になるかと、ゆっくりでもなんとか続けたいと思っています。

1日3000歩目標の散歩は続いていますし、YouTubeを見ながら不格好ながらストレッチもやっています。
歩くのはかなり楽になってきて、しゃがむのが辛かった膝や足首も無事に過ぎているので効果はあるようです。少々片付けがはかどらなくても健康第一、これは何としても続けたいことです。
皆さんのブログを拝見すると畑や庭仕事に精を出されたうえに季節ごとの料理も家の中の仕事もこなされている方が多くて感心ばかりしています。畑も手入れするほどの庭もない、食べられればいいという位の料理下手。せめてすっきりした家と健康だけは保たねばと思えたのがコロナ自粛の成果かもしれません。

そしてブログは・・・もう少しお休みします。




  「ハハコグサ」

ひとやすみ

2020年05月08日 | 





私にしてはめずらしく4月半ばから毎日アップを続けてきたブログ、ちょっとお休みさせていただきます。
私なりにコロナショックをやり過ごそうとつぶやいてきましたが、この辺で気持ちの転換。
数日か一週間か・・・一休みしたらまた戻ってきます。
その時はまたよろしくお願いいたします。

上の絵はずっと以前のもの、下のクローバーは昨日の絵。
今は描いていても迷ってばかりいて元気がない絵、方向転換が必要なようです。
できるかできないか、時間だけはあるので・・・休んでいるだけになるかもしれませんが。

皆様のブログには訪問させていただきたいと思っていますのでどうぞよろしく。

コメント欄もお休みします。
では、また。







みちばたの花

2020年05月07日 | 
 この先は市役所の交差点 F1




時々自転車で名古屋城の近くを走ります。城の東と南側は空堀になっていて今は地下にもぐってしまった電車が昔は堀の底を走っていました。ここは土塁なので雑木が茂っている所、草に覆われている所とでずいぶん様子が違います。草に覆われた斜面に綿毛を付けたタンポポや小さな
白い花が群れているとどこかの高原か草原の風景を見ているような気がします。

名古屋城に沿った道は早朝でもジョギングする人散歩の人をたくさん見かけてお城を一周したらいい運動だろうなぁと、私は思うだけ。
そのわきの木立の下に白い花が咲いて多分ヒメジョオンか、いえハルジオンかな、どちらにしても雑草なんて言ってはいけないほど美しい。




 昔電車が走っていた空堀





早朝の官庁街に行くとここは静かで広々してのんびりのんびり・・・ハトもカラスも猫だって歩いています。
広い歩道の脇にはクローバー、濃い緑の葉の中に白い花がのび上がって遠くから見れば白い盛花のようです。県警本部前のクローバーはよく茂って美しい。いつもちょっとだけいただきます。




 県警前のクローバー



  お堀沿いの道路脇で



信号待ちをしていると足元には月見草、その向こうには小判に似た穂をたくさんつけたコバンソウの群れが続いています。この頃このコバンソウが大繁殖して道路沿いに連なって小判が揺れています。かなり前のこと、お仲間が展覧会場にひと掴みのヒメコバンソウを活けてくださったことがありました。受付のテーブルに置くと清々しい緑がかわいくてとても評判が良かった。久しぶりにそのヒメコバンソウにも出会えました。展覧会はいつも5月ちょうど今の時期。もう施設に入られてしまったその方を思い出したヒメコバンソウでした。写真は・・・撮り忘れて・・・



雨の朝

2020年05月06日 | 





5月6日は連休最終日のはず、昔ならやれやれやっと終わるとか、最後の日に雨なんてと思ったことでしょう。
今朝6時、降り出しそうな空を見上げてバラの鉢を窓際の軒下に移動してバラと庭を眺めながらコーヒーを飲みました。いつもは台所のテーブルでパソコンを開いてテレビのニュースも見ながらなので今日は特別。しばらくすると木々の葉が小さく震えはじめて雨が降り出したようでした。薄紫のショカツサイが揺れて葉っぱの震えが大きくなり雫を垂らす。本降りになったようです。補聴器をしない早朝は雨の音も聴こえない。












いつもだったら・・・本当だったら、今日は教室展の2日目、きっと雨を恨めしく思ったでしょう。
あれもこれも中止になり予定表が空っぽになった今は穏やかに雨の庭を眺めていられます。
大したことはしていないのにしょっちゅう心ではやらなければ、準備は?、お天気は?なんて緊張して追われていたような毎日。そんな緊張感がなければ脳も身体も退化して行くだろうとは思います。
思わぬことからポッカリできた予定のない日々、自粛もいずれ終わるでしょう。
せっかくできた時間を有効に過ごさねばとばかりに計画立てて実行できずに気持ちはへこんでいます。
「ゆっくりすごせばいいじゃない」と雨がささやいてくれているような気がします。
どうせできっこない計画、がっかりするよりもっと自由にゆったり過ごそうと思った雨の朝でした。






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