折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

キャスター付きリュック

2023年09月30日 | 身のまわりの物

キャリーバッグにもリュックにもなる便利なバッグを買いました
色は・・・本当は下の写真の色です



今年の夏はどこへも行かずにただ暑さを避けて過ごしていました。膝の調子も少しは良くなって来たし、もうすぐ動きやすい季節が来るはずです。どこかへ・・・。歩けるようにはなってきたものの重い荷物を持って歩くと脚が重い。5キロの荷物を持てば体重が5キロ増えたのと同じです。今までならリュックにスケッチブックや椅子なども詰め込んで出かけていましたが、これからはちょっと心配になりました。今年の春、京都に出かけた時にベンチで休憩していると、自転車で来た若い人がリュックを背中から降ろすとハンドルを伸ばしてキャリーバックにして引いて行きました。あんなことができるんだ・・・とその時はビックリして眺めていました。それからもう一度、キャリーバックとして引いてきた人がでこぼこの長い階段ではバックをリュックに変身させているのも見ました。あれ欲しいなぁと思って帰宅してからネット検索して同じようなものを見つけたものの「完売、9月再発売予定」でした。それからデパートや東急ハンズにも探しに出かけましたが、キャスター付きのリュックとして有るのはビジネスマンが持つような黒くて頑丈なものばかり。仕方が無いので9月まで待ってやっとネット(楽天)で買うことができました。ネットは偉大です!

早速、絵の同好会にゴロゴロ引いて行くと、思ったより音は静かですし脚に負担がかからないので歩きやすい。これからは普段の買い物もこれがいいかもと思います。ただこれはリュックなので出し入れがちょっと面倒、買い物には専用のカートを買えば自転車でなくても歩いて行けます。今は重いものを持ちたくなくて買い物には自転車ばかりでしたが、ゴロゴロ引いて行けるのなら運動にもなるし、便利な道具は利用しなくては、良いものを見つけたら買いたいと思っています。




リュックとして

リュックの肩ひもを収納するとこんな感じ
タイヤにかぶせるカバーも有り


調べてビックリ地元愛知県あま市の会社です。
株式会社 龍屋半左衛門
MOIERG(モアエルグ)
私の買ったのはSサイズ(1‣6㎏ 23ℓ)



  

秋の空気

2023年09月24日 | 日記

境内にある地蔵堂彼岸法要に人が集まり始めて…



秋分の日の昨日はお彼岸のお中日、菩提寺と境内にあるお墓に参ってきました。 寺では法要と法話もありますが、私の予定と時間が合わなくて本堂の前で焼香して手を合わせてきました。

この日はさすがにお彼岸、あんなに蒸し暑かった空気がさらりとした秋の空気に変わって、お寺までの道もあちこち眺める余裕もありました。余裕があったのは膝の痛みが少なかったせいもあり、いつもなら途中の石段などに座って休むのに地下鉄の駅からお寺までの往復と境内を登ったり下りたりしても休憩なしでした。これはきっと朝散歩のおかげだと、結果が出れば私だってやる気も出ます。

休憩なしで歩けたご褒美に帰りの地下鉄駅前のコメダで休憩。普段一人で喫茶店に入ることは無いのでコメダで一人のお茶は初体験。二階席の窓際でモーニングセット(520円)・・・先客の中にも結構お一人様がいらして、これなら私もたまには一人でお茶も出来そうだなどと思いながら・・・夫もトーストに小豆の甘い餡を付けて食べるコメダのモーニングが好きだったなぁ・・・と。秋分の日は「祖先を敬い亡くなった人をしのぶ日」でもあるらしい。で、コメダのトースト食べながらしみじみと・・・でした。




いつもと違う散歩コース

2023年09月17日 | 官庁街

三の丸庭園入口
現地ではペン描きのみ 家で色付け



この夏は朝の散歩に名古屋城の南か東側を歩いていました。おおよその距離が分かっているので、その日の体調に合わせて早回りしたり少し付け足したりと目標は2キロ。17日は時間も少し遅かったし日曜日のせいもあってか、いつものコースは人が多い。それならたまには違う静かな官庁街を歩いてみようとコース変更です。

出発はいつもと同じ市役所北にある駐輪場、ここから南へ信号を渡れば名古屋市役所、愛知県庁と続いて名古屋城外堀に出ます。どちらの建物も重要文化財に指定されていてこの頃ではテレビや映画の撮影にも使われているようです。今夜最終回のテレビドラマ「VIVANT」第2話にも愛知県庁が登場したとか。(気がつきませんでしたが、赤飯を食べるシーンだったとか)



名古屋市役所


愛知県庁



外堀にかかる大津橋を東に折れて・・・この外堀はもともと空堀でずっと以前は堀の底を名鉄電車が走っていました。外堀に沿って歩くと右手には遠くにテレビ塔が聳える「久屋通公園」。最初の橋「久屋橋」を左折すると静かな通りになります。



公館が並ぶ静かな通り



東側には名古屋市公館と公館に隣接した三の丸庭園、堀の土塁を山に見立てた趣ある庭で見学自由なのも嬉しいこと。
入口前でちょっとスケッチ。



三の丸庭園の門をくぐる

右の建物は名古屋市公館

公館正面


ここから北へ向かうと知事公舎、愛知県公館などが並んでいてほとんどいつでもシーンと静かです。通りの反対側は県議会や市議会の議事堂などもあり平日は人や車の出入りもありますがそれでも静かな通りですし、何より手入れが行き届いた敷石や並木が美しいのです。桜も新緑も紅葉もどの季節も素晴らしくて・・・こんなに素敵な道、歩かなければもったいない。また、散歩コースに加えようと思います。
出発して左へ左へと3回曲がればもうすぐ出発した駐輪場、歩いた距離は1・6キロ、もう少し足を延ばせば…体調次第で楽しみながら新しいコースも探して歩こうと思います。



この先が私が利用している駐輪場のある交差点」



「変化朝顔」咲きました

2023年09月15日 | 果物

いただいたイチジク




ブログアップしないままの1週間でした。13、14日と予定がありその前の12日にアップするつもりで何とか書き上げてプレビュー画面をチェックしようとしても表示さず何度か試すうちにタイトルだけ残して記事がすべて消えました。何がどうなったのかわからず、ガッカリ・・・もう一度初めからと言う気になれずにそのまんま。

パソコンの機嫌が悪い日はあっても、私はいつも程度には元気でした。
先日、兄嫁さんが「ちょっとお喋りさせて」とイチジクを手土産にやってきました。それが今日の見出しの絵。6月に兄が逝ってから時々電話でもおしゃべりしていますが「聞いて欲しい事があって・・・」と尋ねてくることも度々。以前は滅多にないことでしたから、寂しくてたまらないのだろうと私は「うんうん、そうねぇ」と。そのほとんどは時間が経って気持ちが落ち着けば解決するだろうことばかりです。

しばらく話して帰り際に、玄関前の鉢植えの「変化朝顔」に気が付いて「これ いい花だよね」と眺めていきました。この花は兄が倒れる数日前に「おまえが好きそうな花だぞ」と沢山の苗の中から選んでくれたものです。枝の仕立て方などは分からないので伸び放題に延ばしてとにかく花だけは咲かせたいと気を付けて8月下旬から咲くようになりました。確かに私の好みの花もあるのですが、花とは気づかず撮り忘れてしまった何とも奇妙な花もあります。ほとんどの変化朝顔は種が出来ないらしいのでこの花たちも今年限りで思い出の花になります。




「正木姫」花の直径4センチほど


「黄柳葉 撫子咲」


「黄針葉」花は桔梗のよう





やっと一周・・・歩けました

2023年09月07日 | 名古屋城

北西隅櫓



9月に入っても暑い日ばかりでしたが、7日の朝は自転車で走ると腕に当たる風が冷やりとしました。国道沿いの温度計は23度!涼しいはずです。いつもの駐輪場から歩き始めると脚がいつもより軽い。丁度特に予定のない日なので少し余計に歩いてみる気になりました。




ここを真っすぐ坂を下りれば名城公園、今日は左に折れて大手門の方へ
遠くのクレーンは愛知県体育館建設工事用 5:33


軽いとはいえ膝は心配なのでいつでも引き返せるように名古屋城大手門前まで行く、お堀の西南の角まで行く、北西の角まで・・・これ以上は引き返すよりお城を一回りしても同じ距離。


お堀の西北ではキャッスルホテル再建中  5:49


天守閣を取り壊して再建の話は・・・このままの姿が私は好きです



結局3度休憩を入れてお堀に沿ってひと回り、歩けました。最短コースなので3・6キロ、5763歩です。数年前ならどうと言うことは無い距離ですがこの頃の膝の不調から「いつかまた歩けるように」と思っていたコースが歩けたのです。途中のベンチは昨夜の雨でまだ濡れていましたが、座って膝をさすって揺らして5分もしなくてもまた歩ける。嬉しいことです。

膝の不調だけでなく色々あって今年の夏はどこへも出かけないままでした。涼しくなったことですし、歩けそうですし、何処か
へ・・・思うだけでももうワクワク。
早速、少し先の「晩秋の上高地日帰りバスツアー」に申し込みました。大正池から河童橋までスケッチしながら歩けたらいいなぁ・・・と。その前に黄色く色づいた水田が広がる風景も、しばらく見ていない海も、行ってみたい。どんどん夢が広がります。



田を渡る風は涼しくて・・・

2023年09月02日 | 

百日草


展覧会などでたまにお会いするAさんから「最後の個展のつもりです」と添え書きされたハガキが届きました。「最後の・・・」と言う言葉にちょっと遠いけどこれは行かなくてはと、会場のある街に住む親友のSさんを誘いました。Sさんとはずっと以前には一緒に絵を描いていたお仲間なのですが、今はご主人に介護されて自宅で暮らしている方です。以前のブログにも書きましたが、週に4・5回は電話で長話をしていてよく分かっているつもりなのに実際に会ってみると雰囲気から衰えが感じられて・・・いつものように話せなかったような気がします。
ご主人から何処かへ出かけるだけでも刺激になるからと言う言葉に甘えて、JRの駅まで車で迎えに来ていただいて、いつものように先ずはSさんの畑のテーブルでランチしてから一緒にギャラリーへ行きました。



左手には水田が広がる畑でランチ ♪ 





テーブルの後ろの百日草を切らせていただいて





喫茶店に併設のギャラリーには多くの来場者がありました。交通は便利とはいえない場所ですが、当日の新聞に写真付きで大きく取り上げられたうえに多方面にお顔の広いAさん、さすがです。「じきに80歳になるし、手術もしたので区切りにしたくてね」と。以前にもお会いする度に好きな絵描きさんの話、画材の話、たくさん教えていただいた方です。丁寧な風景画と切り絵が沢山展示されて1枚1枚ゆっくり見たくなる展覧会で「まだまだ、次の展覧会を楽しみにしてます」と言って会場を後にしました。
一緒に行った親友のSさんは・・・これが刺激になってまた絵を描くようになってくれたらいいのにと願っているのですが・・・。



家から名鉄、JRと乗り継いでちょっとした旅気分も味わえるSさんの家。8月最後のこの日、水田を渡る風は涼しくてテーブルでランチしていると大きく茂った百日草にやって来る蝶や蜂、足元には小さなカエルも。そして不思議なのは街中のわが家よりもずっと蚊が少ないこと。お土産にとご主人がツルムラサキ、オクラ、シカクマメを収穫してくださっている間、私は色とりどりの百日草を摘んでいました。そんな優しいご主人に守られて、時々は居眠りしそうなSさん、無くなったものは多いけれどとても幸せそうに見えました。これからもずっと元気でね・・・と祈っています。




青木佳明「私のスケッチ日和」展  
9月4日まで 
春日井市鳥居松町 茶楽家 われもこう 

会場に貼られていた切り抜き




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