折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

ブログの冬休み

2021年12月24日 | 

バラ「空蝉」 12・19



蕾は赤い






今日はクリスマスイブ。今年最後のリハビリに出かけた整形外科の受付の女性も理学療法士の方もサンタの帽子をかぶっていて、ただそれだけのことなのにリハビリ室が和やかな雰囲気になって、ちょっと嬉しい。私のクリスマスは25日に娘の家で孫と一緒に。今年は顔を合わせたついでに来春の姑さんの五十回忌の相談もするつもり。キリストさまも仏さまも神社でも手を合わせ感謝とお願いをすればよいと思っている私。宗教にも大らかな日本、いいなぁと思っています。

今日まで良いお天気が続いて少しは庭の掃除もしていると、もうすぐ咲きそうなクリスマスローズの蕾や、もう咲きだしたスミレの紫が冬の日差しに輝いていました。鉢植えのバラ「空蝉」はずっと赤い蕾のままで咲かないのかと思っていたら12月に入ってからゆっくり開き始めました。今年は夏の間に弱ってダメかと思っていたのに数本の優雅な冬のバラ。花瓶にもさして楽しんでいます。

庭の掃除して窓を拭いて、ここしばらくはあれもこれもと、気持ちだけは忙しくて、しばらくはブログの冬休みにしようと思っています。
皆様のブログには訪問させていただく時もあると思います。その時はどうぞよろしく。




わが家の下駄箱の上のクリスマス


⛄ コメント欄も冬休みです ♪


東京はビックリ続き

2021年12月18日 | 東京へ


皇居東御苑の林






先日の東京1泊2日旅、東京はやっぱり東京で大都会なんだと改めて思った2日間でした。
お上りさんの私が何に驚いたかと言えば、一番は林立する高層ビル。名古屋にだってタワーマンションはいくつもありますし、この頃は名古屋駅前に結構高いビルも出来て都会になったものだと思っていました。でも、東京はそんな建物がズーッと続いていてびっくりでした。そんなことはテレビでもよく見ているはずですが、実際に見ると驚いてばかり。
そして人が多い事、駅や街は人人人。人が多ければ運ぶための鉄道が入り組んでいて、私が乗った京浜東北線、東京メトロ千代田線は電車の本数も多かった。「電車の本数が多いから便利ですね」と地元のKさんに言えば「そうでもないの、10分くらい待つこともあるから」と。10分待てば来るのは間隔が短いって事だと私は思います。その電車、料金が安いのもいい。東京から上野までなら157円(半端な金額?)。名古屋の地下鉄は200円からですし市バスは210円です。

人は多くてもスケッチしている時に話しかけてくる人は稀でした。他の土地ではよく話しかけられることがありましたが、東京人は何かが違うようです。と言って特に話しかけられたい訳ではありません。
街中の人込みや人だかりはコロナなどは無いかのよう。アメ横やバスで通りかかった築地の路地、宝くじ売り場の行列も驚きでした。やっぱりこれも人口が多いせいでしょう。

歩いていて見かけた横断歩道橋にエスカレーターがあったことにもビックリ。あったらいいなとは思っていましたが・・・初めて見ました。名古屋には多分…無いけれど他の都市にはどうなんでしょうあるのかな。

東京の青い空もきれいでした。もう紅葉は終わっていると思っていたら、まだ間に合って楽しめて、ほんとにきれいな青い空に銀杏の黄葉が映えていました。今は「東京の空 灰色の空・・・」ではないようです。そんな黄葉を楽しみながら歩くと思っていた以上に高低差があって膝に来ました。大河ドラマにも出てきた彰義隊ゆかりの「上野の山」お墓のある場所まで不忍池からはかなりの登り、山でした。

それから、東京駅に着いてすぐ絵の仲間のI・Kさんにバッタリ会ったのにもビックリ!お孫さんとお嫁さんとでディズニーランドへ行くところだとか。同じ列車で東京に着いたようでした。
などなどと・・・たくさん驚いた2日間、驚くことは脳の活性化にもなるのではと思います。
たくさん驚いて満足して、しばらくは「どこかへ行きたい病」は収まってくれるはずです。年末ですし・・・





清水観音堂

今日の絵は写真から描きました

東京1泊2日旅(5)噴水公園

2021年12月16日 | 東京へ


和田倉噴水公園





皇居東御苑を出てからは膝をかばいながら何とか歩いて和田倉噴水公園にたどり着き、ドスンと座り込みました。もう歩けない!この後出発までに東京駅のステーションギャラリーや新丸ビルのテラスで休憩などはとっても無理!ここで身体を休めながらのんびり時間を過ごすことにしてゆっくりスケッチ。広場の南北に噴水があり小さな流れが間を繋いでいて、橋もかかっている。子どもたちが流れを飛び越したり、大人はおしゃべりしたりとゆったりした公園です。着いた時はあまり水が出ていなかった噴水が突然噴き出し流れ出し、その勢いと音が公園の噴水とは思えない程の迫力でした。東京って噴水も凄いんだ~・・・お上りさんは感心しきり。
この噴水は1時間に何回か高さが6メートルほど噴き上がるのだとか、他にも場所を替えれば見どころも多そうな公園でしたが、もうそんな余力はありませんでした。

しばらく座っていたらまた歩けそうな気になって、東京駅に向かう道、濠に映るビル群と銀杏並木が絵のようでしたが、これは絵には描けません。濠の左方向には形の良い和田倉橋、それも遠目だけで我慢しました。



画面の左、外側に形の良い和田倉橋があるのですが…



東京駅前の御幸通りではほとんど日陰になってしまった並木の中で1本だけスポットライトを浴びたようなイチョウがあって、撮影スポットになっていました。この日、この通りは結婚式の前撮りらしいカップルが何組もあって、若いっていいなぁと見てました。
少し歩いては休憩、16時57分発の新幹線までの時間つぶしは意外と早く過ぎました。







少し早めにと東京駅に着くと忙しく歩く人人人・・・人が多い。
駅構内の案内が繰り返す「地震の影響による・・・東海道・・・大宮・・・」よく聞き取れないけれど、昼にあった地震の影響があるらしい。東海道線とか言っているのが気になりましたが、表示を見ても新幹線には影響がなさそうでホッとして、早めに「名古屋方面」を確認してホームに上がって待合室で待つことにしました。ところがじっと電光表示を見ながら待っていても私の乗る列車が表示されないのです。スマホで検索しても私の乗るホームが見つからない。そんなぁ~!駅員さんはいないし、どこかで聞かないとと焦りながらホームを降りて行くとこれから乗務に向かうらしい制服姿の方達に出会って、引き留めて聞きました。サッと手帳を出して調べて「この先の15番ホームですね」と、とっても親切でした。名古屋方面行きの新幹線のホームがこっちと向こうに何本もあるなんて、確認せずに違うホームで待っていたのです。出発前からスマホで調べて手帳に書いて乗り換えも万全のつもりでしたが、最後に名古屋行きのホーム確認を忘れていたなんて、油断です。やっぱり早めに動かないと何があるか分からない。じゅうぶん間には合いましたけど・・・これが今回の旅の一番のドキドキでした。


帰りの新幹線は「こだま」なので約2時間半、途中の駅で降りる方や乗る方も若い女性が多かった。
道中の半分以上は居眠りしながら無事、名古屋に着きました。ずいぶん遠くまで大旅行をした気分。
何とか無事行ってこられて本当に良かったし、困ったことや失敗もあったけれど楽しかった!
東京行きのきっかけを作ってくださったKさん、ありがとうございました。





和田倉噴水公園ー噴水1


和田倉噴水公園ー噴水2




なんど描いても難しかった東京駅




2日目
 歩行距離 12・6km
 歩数    19072歩
 登った階数  10階
これでは脚が悲鳴を上げる訳です。


これで東京1泊2日はおわります。
長くお付き合い有難うございました。

東京1泊2日の旅(4)皇居東御苑

2021年12月15日 | 東京へ


江戸城大奥跡に作られた芝生広場


このブログ(4)は、明日アップの予定でしたのに、アップしてしまったようです。
ほんとにまぁ~ です。

二日目の午後、この旅の最後に予定していたのは皇居東御苑の見学です。一部とはいえ申し込みなしで見学させていただけると聞いていたので是非にと出かけました。しかし疲れた脚で入り口の大手門まで歩くだけでも大変、近くの駅まで電車で行くとしてもこれまた駅を探してと大変なこと。タクシーに乗るほどの距離ではないしと思いながら、ゆっくり歩いて大手門入り口へ。これで「今日の入場者はいっぱいで締め切りました」等と言われたら・・・そんなことは無く、簡単な荷物検査だけで入ることが出来ました。




手荷物検査


大手門 ここから入城



東御苑は旧江戸城本丸、二の丸、三の丸の一部を庭園として整備され昭和43年から一般公開されているそうです。
大手門からいくつかの番所の建物、巨大なうえに表面が滑らかで美しい石垣にはさすが江戸城だと撫でさせていただいて通りました



富士見多門への道



鳥も遠慮するらしい皇居の柿


日本古来の果物園ではたわわに実った柿に「ここの柿は鳥も遠慮してつつかないのかしら」とは、見学中の女の方。そうかも、です。
松の大廊下跡、富士見多門への坂道の紅葉を見て、本丸や大奥跡の広ーい芝生は横目に通り過ぎ、行くつもりの天守台は見えているのにまだ遠かった。途中で休憩しては、天守閣の無い天守台に登って、ほぼ目的を達したのでさぁ帰ろうとゆっくりゆっくり・・・
急な下りの汐見坂、坂の下には今が盛りの紅葉の林が広がっていてちょっと元気が出ました。




天守台


汐見坂から

自然な感じの林の紅葉と黄葉、一番良い時期ではないかしらと、足の痛さも忘れてしまうほど。この林を見られただけでも来たかいがあったと思えました。








ここは「昭和天皇のご発意により、武蔵野の面影を持つ樹林として昭和57年から60年にかけて整備されたものです」と看板があり、その奥には上皇陛下のお考えを受けて拡張された新雑木林もありました。

林の秋を堪能して大手門から出たあと、地下鉄大手町駅に行けばよかったかと思いながらもう一つ「和田倉噴水公園」も見て見たいと欲張って・・・
で、あと1日・・・つづきます・・・






巨大な石をきっちり積み上げた石垣



東京1泊2日の旅(3)不忍池・SKYバスツアー

2021年12月15日 | 東京へ


不忍池





夜はよく眠れて5時半起床、身支度をして6:30からの朝食へ。今回の旅はJR東海のフィフティプラスを利用していて、いただいた旅程表には「朝食ナシ」とありますが、2階でパンと飲み物はご自由にとの事。1個ずつ包まれたパンが色々、トースターで焼いてソフトドリンクも。これで十分です。
2日目も有効に使いたいので7時半前にチェックアウト。

上野公園の不忍池へと歩く。途中の24時間営業の居酒屋さんに結構お客さんが入っていたのには田舎者のババサンは、この時間に?朝から・・・と。



朝7:32  立ち飲み店にも多くのお客さん


不忍池に着くと池を覆う枯蓮が何とも良い色になっていて、枯れた寂しさというよりは明るい風景が広がっていました。弁天堂の屋根に光が届き始めると周囲の黄葉と共に一層素敵な晩秋の景でした。
池に張り出した遊歩道の上でスケッチ1枚、散歩中の男性が「ここは花が咲く時が最高ですよ」と。品川から自転車で1時間、ほとんど毎日来て散歩しているのだそうです。昭和24年生まれで「車を止めてから自転車にしたらどこでも自由に行けていいですよ」と足取り軽く歩いて行かれました。品川って・・・新幹線で東京の1つ前の駅、遠いのに・・・。

弁天堂にお参りしてから、絵にちょっとだけ描き入れた五重塔まで行ってみたくなりました。池のそばから階段を上って清水観音堂へ、そこからテクテク歩いても行けそうも無くてパトロールの方に聞くと「五重塔は動物園の中ですし、中からでも周囲は木で良く見えないと思いますよ」ですって。やはり下調べナシのの行動は無駄が多いとまた反省。その先の西洋美術館の横を通ると「設備整備のため休館中」の看板。高校時代に友人と、結婚してからは小学生の子供を連れても来たことがある場所、周囲はずいぶん様子が変わっていても懐かしいなと思いました。


ここまで来るともう膝が言うことを聞かなくて、動物園側の上野駅近くで休憩しながらイチョウの黄葉を簡単スケッチ。駅からはどんどん人が出て来て前を通るけれど道は広いし、スケッチブックを広げていれば長い時間座り込んでいても怪しまれない・・・と、思う。



絵の左の方に上野駅



上野駅近くで初めて見た上半分ほどのスカイツリー、ハァ~~と別世界のものに出会ったようで立ち止まって見とれました。


ここから山手線で東京駅へ。
11時半から40分間のSKYバスツアー「東京タワー・レインボウブリッジコース」乗車。天井の無い赤いオープンバスをテレビで見て乗って見たかった私、お上りさんなんです。




天井の無いバス


東京タワー・レインボウブリッジコース


このバス、乗車できるのは2階席だけ。1人参加の私の隣以外はほとんど一杯の盛況で、数日前にネット予約しておいてよかったです。出発してすぐ東京タワーへ、天井ナシの頭上に聳えるオレンジ色の鉄骨が迫力満点!首都高速に入るとオープンバスは12月の風を切って頭が涼しいこと涼しいこと、レインボーブリッジを渡れば両側に広がる未来都市のような臨海部や港の風景がつづいて・・・豊洲、築地、銀座へと走り抜けて、映画を観ているような40分間は本当に楽しかったです。



東京タワー


レインボーブリッジへ


銀座を通過









バスを降りてお昼をどこにするかと歩いて見つけたMARUNOUCHI STREETPARKにカッコいいキッチンカー。







疲れて座りたい事もありランチはここに決めました。知らないものはやめて唯一名前が分かるパエリアを注文。1380円はちょっと高い気もしましたが、ホカホカと暖かくその美味しかったこと、大満足でした。それから落ち着いてよく見たら東京ステーションホテルの出店、そういえば運んでくれた男性もシェフさんもとても丁寧で感じよかった。
この食事中に、地面がドンドンと縦揺れから横揺れ・・・「地震ですか?」と近くの人に言えば「そうですね」といたって平気そう。東京は地震が多いようなのでこれくらいでは何ともないらしいのに驚きました。でも、夕方の東京駅では大宮方面の乱れが続いていると案内を繰り返していましたから、やはり地震だったのです。





ちょっとトイレを借りに入ったのは丸ビル、入り口のクリスマスツリーはハリーポッターがテーマでした。
それから、皇居東御苑の見学へ。

まだ・・・つづく・・・のです・・・

東京1泊2日の旅(2)上野鈴本演芸場へ

2021年12月14日 | 東京へ


東京駅前御幸通りの銀杏並木



旅の1日目、夕方からはひとり旅。
東京メトロ千代田線・JR京浜東北線と来た道を戻って上野駅へ。駅は広くて・・・どっちへ行くのかしばらく迷って目指した出口はホテルへ近く、正解でした!日暮れが早い時期なので暗くなるまでにはと予定通りにチェックインしたのは小さなビジネスホテル。夜には上野鈴本演芸場に行きたかったので上野で泊ることにしたのです。40年以上も前に子供を連れて東京見物に行った時にも昼はパンダを見て夜は鈴本へ行きました。今回は思い出を懐かしむ気持ちもありました。夜の部は4時半開場、5時開演、全席自由席で私は前から3列目。終わる頃には客席は半分以上は埋まっていたように見えました。私の聴こえが悪くなっているのが心配でしたが、雰囲気だけでも楽しもうと思っていたらマイクもあって、多少分からなくても十分楽しむことが出来ました。入場料は3千円、ネットのチラシをプリントして持って行くと200円引き、ちゃんと持って行きました。

落語に太神楽、講談、粋曲(三味線)、奇術に紙切りと取り混ぜて楽しい2時間半。最後は演者が日替わりの「年の瀬に聴く芝浜と掛け取り」で、この日は金原亭馬玉さんの「芝浜」初日のせいか一生懸命さが伝わってきて…などと生意気なことを思ってしまいました。40年前ここで聞いたのは、まだ林家正蔵だった彦六さんの「首提灯」、止まりそうなほどの間とゆっくりゆっくりの話し方なのに引き込まれて、今も忘れられないでいます。
今回は紙切りも楽しかった。題を注文した人に切った紙をプレゼント、いただいた人はご祝儀の袋を渡して・・・こうしたやり取りも初めて知って新鮮でした。出た題名は「虎」「ロケット」「消灯ラッパ」三味線と太鼓に合わせて出来上がるのはやっぱり楽しいし凄い事。




切符売り場の上でハネ太鼓を打つ前座さん







あっという間に8時を過ぎて、デテケ デテケ テンデンバラバラ のハネ太鼓と「ありがとうござました~」と言う声に送られてホテルに向かう街は居酒屋さんが並び、若い人で大賑わい。コロナなんてすっかり消えたような雰囲気でした。私はお昼の鰻と草団子でちっともお腹が減らないので夕食替わりにコンビニで小さなケーキを1個買いました。

ホテルでは、入浴もエアコンもテレビも問題なく使えたのに隅っこのライトの消し方が分からない。仕方がないので入り口のカードを抜いて全部消灯、これでゆっくり寝られました。
1日目は、ほぼ問題なく過ごせて「まだ私、ひとり旅しても大丈夫」と思えたのも大きな収穫の一日でした。

1日目…歩き過ぎ!
歩行距離 11・3㎞
歩数   17149歩
登った階数 6階



東京駅

つづく・・・何日かかるのかしら・・・

東京1泊2日の旅(1)葛飾柴又へ

2021年12月13日 | 東京へ


ちょっと外に出てみた9時前の東京駅
美しいけれど形が複雑で・・・



イチョウの黄葉が美しい東京へ1泊2日旅してきました。
私にとって東京は土地勘がない上に鉄道路線が多すぎて何が何だかわからない街。今までに出かけた数回はいつも山の手線の沿線でしたからそんなに迷うことも無かった気がします(若かったし…)。
その東京に一度会っておきたい人がいて、いつかはと思ううちコロナのせいで行けないままになっていました。「コロナも少ない今なら…」と誘われて思い切って出かけたのです。

目的は彼女に会うこと。その後はせっかく出かけたのですから自由な一人旅の東京見物。
彼女の案内で葛飾柴又の帝釈天へ行き、彼女の家でおしゃべりをして、会っておいてよかったと肩の荷を下ろしたような気持ちになれました。
その後は別れて上野のホテルへ、夜は鈴本演芸場で楽しんで・・・。翌日は上野公園、東京駅、バスツアー、皇居東御苑見学とお上りさんの旅でした。
これから数日は私のメモ代わりのお上りさん旅ブログが続きます。







出かけたのは先週の11日土曜日、早朝の新幹線で出発。発車して間もなくの日の出、快晴。少しもやっていましたが、雪をまとった富士山も見えました。富士山が見えれば旅の幸先良し!
Yahooの乗換案内の指示通り、東京駅から京浜東北線、東京メトロ千代田線と乗り継いで無事目的の駅に着きました。出迎えてくれた知人と改札口ですれ違ったのにマスク姿ではどちらも気づかないまま、「南口にいます」とラインを送るとすぐ近くにいて挨拶もそこそこに大笑いでした。それから一緒に私が希望した寅さんの葛飾柴又へ。




柴又駅で降りたのは大勢の観光客 左はさくらさん、後方に見えるのは寅さんの顔だけ



「ごちそうさまでした」


映画そのままの商店街で込み合う前にと先ずは昼食に鰻をご馳走になりました。関東風だというふんわりとした鰻、それも鰻重をいただくのは多分初めてのこと。いつもは鰻丼・・・それもめったに口に入ることはありません。寅さんの映画23作目の結婚式の場面に登場したお店「川千家」賑やかな通りを見下ろす二階でいただいた鰻、美味しくて思い出に残る昼食でした。
思ったよりも大きく立派な帝釈天をお参りして、御前様が出て来られそうな渡り廊下を見上げたり、竹ぼうきを持った蛾次郎さんが現れそうな境内を歩いて・・・人の多さにスケッチする気は起きないし、彼女の家に行く時間も気になって柴又駅に戻りました。

柴又からまた電車を乗り継いで彼女の家に、帰り道で買ってくれた柴又名物の草団子をいただきながら(鰻重食べた後なのに)おしゃべりできて本当に良かったです。私が飼っていた猫と少し顔が似た大きな猫さんも挨拶してくれて、抱っこも出来ました。可愛かったのに写真撮るのも忘れてのおしゃべりでした。
「この辺は桜がきれいだから、桜の頃にまた・・・」と言う彼女に駅まで送ってもらい、ここからは自由と緊張の一人旅へ。



追記・帰宅後に彼女が送ってくれた猫さんの写真です
   フカフカのお腹に触らせてくれてありがとう! 種類はマンチカン





帝釈天参道



つづく・・・


「風景水彩画 KAZEの会展」で

2021年12月07日 | 秋の風景


市民ギャラリーの前は銀杏の黄葉の盛り





ブログでご縁が出来たHさんのグループ展を見に市民ギャラリーに行ってきました。
「風景水彩画 KAZEの会展」文化センターで学ばれているグループの作品展です。どの作品も趣味とは思えない力作ぞろいですし、実際Hさんはじめ水彩画の公募展に出品されておられる方も何人もおられるようです。ここの会で描かれる多くの作品は、美しい風景やきれいな花ばかりではなく、時間を経て醸し出される色や形、普段は通り過ぎそうな場所に注目して・・・すると、今まで気づきもしなかった対象物から色々な物語が聞こえてくるような気がする絵なのです。作品は水彩画ですが日本画の岩絵の具を薄く薄く重ねたような質感の画面もステキでした。
会場でお会いしたHさん、お話も有難うございました。
私も少し視点を変えて、描いてみたいと・・・でも、やはり私は変わらないままだとは思いますが。

市民ギャラリーの展示室は11部屋、その中で2室以外は展覧会が開かれていて雨にもかかわらず賑わっていました。
コロナのために2年近く閑散としていたギャラリーでしたが、それぞれの部屋に明かりがついて、作品が並んでいてやっと普通が戻ってきた気がします。このままでいて欲しい。第6波などはもう御免です。


Hさんのブログ「風の遊子(ゆうし)の落がきノート」をここに貼りたいのですが、まだ私にはできなくて・・・

Hさんの作品 3点

「ウイズコロナ」



「ひと篭 いかがどす?」



「あしあと」



何でもピッピッと操作して・・・

2021年12月05日 | 果物

いただいたレモン




銀行のATM、ユニクロの籠ごとの計算、回転ずしの注文・・・画面を操作しなければならないことがどんどん増えてきました。
怖がらずに慣れるしかないと、人の少ない時間を見計らって機械の前に行きます。

先日、めったに利用しない(いつもは郵便局)クロネコさんで小包を送ることになりました。近くの営業所へ小包と住所のメモを握りしめて行ってみると、荷物を抱えたお客さんが並んでいます。並んでいる間に送り状を書けばいいわと、思ってカウンターに行くと「送り状はあちらで順番に」と言われたのはパソコンのような機械。若いお客さんがスマホをかざして操作すると印刷機から送り状が出て来ます。「スマホがあればピッピっと早くて便利ですよ」前に並んだお姉さんが振り返って言うのですが・・・私にとってスマホは決して早くはないのです。ピッピッと動かせるまでにどれだけ悩むことか、若い方にはきっと分からないこと。
困ったなと思っているうちに順番が来てしまったので覚悟を決めて画面の前に座ってゆっくり指示を読みながらの入力、背後に待つ人のイライラパワーが迫ってくるのを感じながら、ほぼ入力を終えた頃クロネコの方が来てくれて私のメモと画面を確認して「じゃ、次にを押してください」と言われて完了。ジジーと出てきた印刷された送り状にちょっと感動でした。
画面をピッピッとで便利かもしれないけれど、私にはボールペンを握りしめて書く複写用紙が重なった手書の送り状がいい。書く時はちょっと面倒でも時間をかければ良いのだし、後ろに待たれることも無い。次にクロネコさんを利用するのは分からないほど先だと思うのでスマホに登録の必要もないし・・・やっぱり手書が安心だわと思いながら帰りました。これからも進化しながら増え続ける器機、ぼんやりしていては暮らしていけなくなりそうです。


ブロクをお休みしていても片付けはちっともはかどっていません。
はかどってはいませんが、元気ですのでなんとか努力します。


今年こそ段取りよく・・・

2021年12月01日 | 秋の風景


街の秋




今日から12月、毎月1日にある教室会場確保の抽選会は来年3月分を希望通り確保できて12月は幸運の滑り出しとなりました。これはめったにない事。このあと来年10月彩林展の会場を申し込みしました。結果は年が明けてからの抽選で決まるはずです。もう来年のことを決めて行くのですから、身のまわりの今年の色々は片づけなくちゃ、年賀状も書かなくちゃ・・・今年こそ段取りよく家事も用も片づけてスッキリと年末を迎えたいものだと思っては、います。焦らずにひとつずつ、ほどほどに。
そんなことでブログはまたまたお休みが続くことになりそうですが、その時は苦手な掃除や片づけをしているらしいと笑って下さいな。
 






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