折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

冠雪の伊吹山を見に(1)

2022年03月03日 | 伊吹山と周辺

伊吹山 (F3)


普段から時々チェックしているネットのライブカメラ、良く晴れた2月25日の伊吹山は雪で真っ白。予報によれば26日も晴れ!この眼で実際に山を見たいという思いがふくらんでふくらんで、26日にとうとう出かけてきました。コロナ禍になってから伊吹山へ行くことが無かったのでほんとうに久しぶりのことでした。

JR名古屋駅から東海道線で近江長岡へ。大垣で乗り換えても1時間ちょっとで到着です。
関ケ原を過ぎると日陰に残雪が見えはじめ、柏原あたりからは畑や屋根の北側にこんもりと大雪の名残り。しばらくすると車内案内で「右手に見える山は・・・」と伊吹山の紹介があったのにはちょっと驚きでした。
到着した近江長岡駅のホームは歩く場所だけ除雪されていてあとは積まれた雪と積もったままの雪。思い描いていた雪国の風景です。



JR東海道線 近江長岡駅ホームと伊吹山



この駅から先は街を抜けてデンと伊吹山が見える場所まで歩くのですが、ちょっと立ち寄れるような店もコンビニも無いのでそこは覚悟して出発です。



矢印で駅に戻るまで約9000歩



道路と農道は除雪されているので、脇道に入らなければ心配なく歩けます。
期待にワクワクしながら小さな街を抜ければ山は眼の前。青空を背にくっきり雪の伊吹山!ずっと憧れていた姿にやっと会えました。小川の堤に上がると広々とした雪の原、その向こうに聳える伊吹山。雪の原と山との境目には新幹線がひっきりなしに通ります。ここで一枚スケッチしようと思ったら、椅子を忘れたことに気が付きました。リュックに長靴は入れたのに・・・・幸い近くの堤の上のコンクリートのベンチは乾いていたので長靴に履き替えてそこまで20センチほどの雪を踏みしめてザクザクザクと。




伊吹山と新幹線



暖かな日差しに風も無い、雪の中にいるのを忘れるほどの時間でした。雪の中の細い道は散歩の人や新幹線狙いの撮り鉄さんが次々通ります。「この頃では今日が一番いい天気ですよ。先週は1メートル近く積もってね。ま、これで今年の雪は終わりにして欲しいもんです。」とは私と同年配くらいの散歩中のお爺さん。あちこちで除雪に精を出されている姿を見ると呑気に雪景色見物と言うのもちょっと気が引ける気がしました。



伊吹山を一枚スケッチして、せっかくベンチに座ったのだからと反対側の風景も一枚
手前の小川には蛍もいるとか(F3)







堤を降りて除雪された農道へ。ここは雪が溶けたら一面の麦畑のはずですが今はすっかり雪に覆われて、その上空でヒバリが囀っています。ヒバリは春と思っていた私は雪原のヒバリに驚きました。ツクシ摘みに出かける頃は見上げてもどこか分からない程上空で囀っていたのに、ここでは探さなくても見えるくらい低い場所でさえずっているのも新発見。
畑の向こうはバイパス工事の重機やトラックが動いていて、完成したらこの長閑な風景も変わってしまうのだろうと思います。せっかく出会えた場所なのに残念なことです。

ここまでで駅を出てから1時間半。まだ時間も体力も残っていそうなので、新しい風景を探してテクテク移動しました。

つづきは、また。

おひなさま

2022年03月02日 | 人形


おひなさま
(手作り木目込み 高 6センチくらい)



パソコンから離れてブログもお休みが続きました。
いつの間にか空気が暖かくなり春に一歩踏み出したようです。
気持ちも明るくなる春、ブログ再開しようと思います。
これからも休み休みになると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。






おひなさま(素焼き? 高 5センチくらい)



弥生三月雛祭り。
絵に描いた小さなお雛さまは知人から見せていただいたもの。家に飾ったのは嫁いだ娘が置いて行ったお雛様、もともとの段々飾りはやめてお内裏様だけ出して、お供はピーターラビットや猫の縫いぐるみたち。簡単な飾りだけでも金色の屏風に紅い敷物とで部屋がとても華やぎます。お供えは菓子と草餅と桜餅、いただくのは私です。





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