ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2013.10.8 少しずつ日常へ・・・

2013-10-08 20:35:56 | 日記
 葬儀翌日の先週金曜日。息子は登校、夫もどうしても休めない仕事があるということで出勤。私もヨレヨレのまま出勤した。いざ出勤すれば丸2日休んでいた間のメール等の処理で午前中は大車輪。前夜は帰宅後そのまま倒れ込むようにベッドに直行したとはいえ、疲れはまだまだ体全体に纏わりついている感じで、なんとも動きが重い。午後は眠くてたまらなかった。
 前日の突き刺すような胸痛がこれ以上酷くなったらどうしよう・・・と、かなり不安だったが、朝と昼にロキソニンを飲んだ後、夜はなんとか飲まずにいられた。とうとうロキソニンが効かなくなっているのかと内心ビクビクしていたが、やはりストレスと疲れが原因で痛みが増していたのだろう。少しほっとする。

 土曜日。息子が登校のため普段通りに起床。夫は午前中から義妹宅にお香典返し等の打合せに出かけた。そんなわけで、私は帰宅した息子に昼食を食べさせて、塾に送り出す。その後は、夫が夕飯も先方と済ませてくるというので、塾帰りの息子と2人の手抜き夕食とし、ひたすら1人のんびりだらだらした。
 この日は雨降りで肌寒いほどだったから、こうしたお天気ではお決まりの胸部の圧痛・鈍痛があった。けれど、この程度の痛みならいつものレベル、と無理せずに朝・昼とロキソニンを飲んで、録っていたビデオを見たり、こんなに早く注文するとは、と思いつつも、喪中欠礼の葉書の準備等。外に出ないで過ごした。

 日曜日。家族の誰も朝から出かけないとなれば、さすがにいつもどおりには起きられず、皆で寝坊三昧だった。ブランチの後は時間をかけて、このところ出来なかった家事-拭き掃除や洗濯-を済ませて、午後からリンパ+ヨガに参加した。
 この1週間、ヨガどころではなかったので、無意識のうちにかなり呼吸が浅くなっていたのだな、と改めて実感する。暖かく加湿された空気を肺一杯に吸い込んで深呼吸を繰り返す。体は当然バキバキと硬くなっているが、だんだん内側が隅々まで温まっていく中、セルフマッサージをすると痛みも軽減していくように思う。帰りは夫と待ち合わせてお茶と買い物。
 こうして、ほぼ日常どおりの日曜日が戻ってきた。この日からロキソニンも朝1錠に戻すことが出来た。

 そして昨日、また新しい1週間が始まった。息子は学校で模試の受験。私も通常通り出勤して定例会議等をこなした。夫は休暇をとって郵便局に出向いたり、除籍謄本等の事務処理をしたり、更には久しぶりに数年前に建てた墓地を見てきたという。

 今日から皆が各々通常通り。が、息子は出かけたと思ったら「さて、定期が今日で切れるんだけど、明日から学校に行けない感じ?」などとふざけたラインを送ってくる。・・・そうだった。そろそろだ、と気をつけていたのに、このドタバタで買いそびれていたのだった。やむなく学校帰りに駅で合流する羽目に。この6か月定期が切れる頃には無事大学生になっていてほしいものだけれど。

 明日は朝から都心出張会議だ。
 気付けば10月もあっという間に過ぎていく。街路樹の桂の木も、学内の銀杏も早くも色づき始めた。青空のもと、金木犀の香りが鼻をくすぐる。この気持ち良い気候を十分に愉しんでおかなくては・・・。
コメント
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