ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.9.3-4 エンハーツ19クール目、さらに減量15回目投与翌々日-3日後のこと、天気同様ぱっとしない2日間

2021-09-04 21:49:03 | 日記

 木曜夜も疲労困憊、食欲不振。若干退勤が遅れて帰宅した私と、出張から直帰で帰ってきた夫がほぼ同時刻。草臥れて何も作る元気もなく、着替えだけしたら、そのままソファと一体化。
 私が夕食の支度なんぞ何もする気がないと見て取った夫は、さっさと一人で一汁二菜を用意して食事を済ませていた。遅くなってからノロノロ起き出した私は、生協から届いたぶっかけきしめんを頂くことにしたが、美味しくない。半分以上捨てる。

 毎日の日課なので母にDuo通話をしたが、全く繋がらない。電話をかけると「電源が入っていないか・・・」とアナウンスが繰り返される。仕方なく家電にかけると「家にずっといるけど」と言う。スマホの電源も入っていると。ではそちらからかけてみて、と言っていくら待ってもかかってこない。
 再び家電にかけると、携帯がかからないという。無意識に(!)設定を機内モードにいじってしまったようで、当然自分では何をしたのかわからないから戻せない。

 半年以上、自分で直せないところは触らないで、一度触ったら必ず元に戻して、と口を酸っぱく言い続けてきた。でもやはり同じことを繰り返すのだ。先日もアイコンの並びがグチャグチャになってしまい、夫が初期画面に戻してあげたばかりだ。こちらは体調不良で不機嫌だし、母は何か言う前に言い訳から始まるのが常なので、だんだんこちらも語気が荒くなる。明日携帯ショップに行くから、といって切られてしまった。がっくり。

 明けて金曜日。在宅勤務。夫が休務日なので、少し寝坊をする。目覚めると変わらず気持ち悪く怠い。耳鳴りとふらつき、火照り、生唾。お天気も悪いし、洗濯は明日以降にする。朝食の支度が整ったところで夫を起こす。
 昨朝美味しく頂けたストレート林檎ジュースでナウゼリンを流し込む。主食は昨朝と同じチョコロールパンを何とか1つ。ぶどう2粒、梨2かけ。バナナスムージも青汁も当然パス。普段は美味しいネプチューンティーを淹れたけれど、殆ど飲めず。

 食後は吐き気止めイメンド80㎎、デカドロン4㎎、整腸剤ミヤBM、痛み止めコデインと胃痛止めタケプロン。相変わらずお通じがない。丸二日目だから、よけいお腹がもたもたして気持ち悪い。
 2人とも仕事ならまだしも、夫が休みで体調が悪い自分だけ勤務というのはなんともやりづらい。
 午前中、母から夫の携帯に連絡があった。なぜ夫にかけたの?と思うが、スマホが繋がったとのこと。病院帰りにお世話になっているヘルパーセンターに書類を出しに行ったときに、スタッフの方が治してくださったという。折り返しDuo をかけたら確かに繋がった。まだセンターにいるというので、お礼を言って、とにかく余計な操作をしないようにして、と通話を切った。

 外は雨。涼しいのを通り越して肌寒い。
 お昼休み、朝飲み切れなかった紅茶でナウゼリンを飲んでから、夫とカップ麺のカレーうどんを頂く。濃い味のものしかわからないが、いざ口に入れると全然美味しくない。
 
 夫は夕方前から本格的にベッドに移動して数時間お昼寝をしてしまった。おかげで私は勤務終了後、少し休んでからマイペースでなんとかミールキットであんかけ焼きそばろスープの夕食を作った。私0.5対夫1.5で盛り付けてなんとか喉を通ったので、ほっとした。

 本当にぱっとしない一日だった。わかってはいるけれど具合が悪いと、滅入る。食後はまた寝落ちしないようにお風呂に入って普段とあまり変わらない時間にベッドに入った。ベッドでマントラCDをかけ、ミントのスプレーを撒き、という一連のおまじないは欠かさない。
 
 土曜日。今日も朝から本降りの雨。
 土曜日仕様の目覚ましが鳴り、朝ドラの復習を視る。夫が起きる気配がないので新聞を取ってベッドでお行儀悪くのろのろ読む。ヨガ友のHさんからラインが入る。Nさんを誘ってわざわざこちらまで出向いてくださるとのこと。とても久しぶりにお会い出来そうなので、ご案内も兼ねて学内レストランを予約する。ここはテーブルの間隔が広く、安心できる環境だ。本当なら緊急事態宣言も終了しているタイミングなのだけれど、2週間程度延長の方向で調整に入った由、雲行きは怪しい。首相の突然の退陣表明もあり、なんだかなぁなことになってきた。
 
 午前中、木曜夜にぽちっと衝動買いしてしまったコートとニットが届いた。夫がパジャマのまま受け取ってくれた模様。それが見たくて、ノロノロ起きた。
 それにしても便利というかなんとも早い到着だ。

 溜まってしまった洗濯物をどうにかしなくては、と洗濯機を廻す。夫が用意してくれた朝食を摂り始めたけれど、あれこれ中断しながら作業をしていたら食事どころではなくなってしまい、どうでもよくなってしまう。
 昨日は朝淹れたマグカップの紅茶を1杯飲んだ程度だったので、ろくに水分を摂れていない。お小水は茶色。浮腫んでいるから体重はそれほど変わらず。熱っぽさは感じるけれど、測ってみても6度4分。

 ピンクグレープフルーツ1個を絞ってくれたフレッシュジュースだけは美味しくて、薬を飲むのにも助かった。チョコロールパンは半分でギブアップ。幸水と豊水の梨をそれぞれひとかけずつと、ジュエルマスカットを2粒。ダージリンティーも殆ど口をつけられず。

 昨朝で治療後2日間のデカドロン4㎎とイメンド80㎎が終了し、今朝からは胃薬タケプロン、整腸剤ミヤBM、痛み止めのコデインに吐き気止めカイトリル朝食後と、疲労止めエルカルチン2錠が毎食後に加わった。
 エルカルチンの匂いが相変わらず生臭く、思わず吐きそうになる。息を止めて一気に流し込むが、やはり辛い。
 薄物は部屋干しに、厚地のタオル類等は乾燥機にかけた。

 昼過ぎからソファに横になってドラマの録画を視始めたけれど、途中でウトウト。夫は一人でうどんを作って食べていたけれど、私は全く触手が動かず。そのまま乾燥し終わったタオル類を畳んだ以外はずっとソファと一体化。
 来週、母の通院に付き添う時に母にあげようと買った佐藤愛子さんの「増補版 九十歳。何がめでたい」(小学館文庫)を寝ながら読めてしまった。具合が悪いと本が読めないけれど、読めたということは、いつもより少しはましということか。300頁ほどだけれど、本編は字がとても大きいので読みやすいだろう。
 夕方急に腹痛になってウサギさん状の便が少々排出出来た。昼は抜き。お茶も飲まず。

 夕食は夫に唐揚げをリクエストしたけれど、一緒に出てきた豚汁も茄子炒めもサラダも、半分も食べられなかった。こうしてまた殆ど何もしないでまた1日が過ぎた。やったことといえば、朝食の支度と洗濯物を干して畳んだこと、文庫を1冊読んで夕食の片づけものをしただけ。

 夕食後は母に不機嫌な顔を見せつつDuo通話。無事に繋がったけれど、ろくな言葉も出てこない。
 治療3日後、4週間ぶりだからこれまでより1週間元気な日が長かったのに、こうしてまた具合が悪くなると、あ~あ、と言った感じのぱっとしない土曜日なのである。
 明日は雨が止んだら少しは歩かないと、また月曜日が大変なことになりそうだ。
コメント
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