か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

地獄の暑さ。飯なんか作ってられるか。

2022年07月05日 | 法律
僕は、男子厨房に入らずという思想の中で育った。そればかりか台所のほうを向いただけでも叱られた。

そんな封建的な家庭だったので、料理洗濯とにかく家事一切ダメ男になってしまった。

それではいけないと料理ノートを作りレパートリーを増やしているところ。ノートが半分埋まった。

目標ノート3冊。

いったい女はどこでこんな複雑なことを仕込まれたのだろう。

料理は複雑だ。ゼータ関数のほうがよっぽど単純だ。こんなに多くのことを一度に考えていたらバカになってしまう。

で、今日はちょっと楽をしようと思った。


志賀島。「しま」に昼ご飯を食べに行く。

家で料理なんかしないで毎日ここに来れば何も考えなくて料理が出る。一番いいのは、洗い物をしなくていいこと。以下お昼の定食。

人が作った料理のおいしさ、ありがたさ。

auは一向に通じるそぶりもなく、社長はぬけぬけと回復したとうそを言う。電話の回復とは通話できることだ。

だが、ぼくは別の事件に熱くなっている。

<引用>
性風俗事業者が、新型コロナ対策の国の給付金を受け取れないのは憲法違反だと主張して、国を訴えた裁判で、東京地裁は業者側の訴えを退けた。

この裁判は、性風俗事業者が、新型コロナの影響で収入が減った事業者に支給される持続化給付金などの支給対象から除外されたことについて、「職業差別で憲法に違反する」と主張して、国などにおよそ450万円の賠償を求めたもの。

判決で東京地裁は、「性風俗業は、大多数の国民が共有する性的道義観念に反する」と指摘したうえで、「性風俗関連事業者を、一律に給付対象から除外するのは不合理なものではない」として業者側の訴えを退けた。
 
FNNプライムオンライン
 2022/07/01 06:39


モヤッとするのは判決理由。「性風俗業は・・・道義に反する存在だ」。

そんならなぜ合法なんだよ。お国は営業を認可しておいて何を言うんだ。業者は認可された範囲内で営業しているのに、恣意的に給付金を与えないとはどうも解せない。

いったん認可した以上、行政は給付金の適否に裁量をくわえるべきではない。

いかがわしい売春業には営業の自由を与えない、ということで一貫すれば一応筋は通る。しかし、その場合、エンコーJKはコロナ給付金をもらっているので法の下の平等に反するはずだ。

条理なき判決だ。


うちのカラシも憤っている。


天まで上がれ消費税

2018年10月28日 | 法律

巧言令色鮮し仁。孔子さんはいいこと言った。その通りだ。

安倍は自衛隊を国防軍に改編するといった。その精緻な計画は官僚たちの得意技だろう。だが官僚がどんなに優れていても勘案できないことがある。

世論。

だから世論を味方にするには「巧言」が必要なのだ。何のために次から次に冷戦時代の政策を行うのか。どんなに家庭環境が右翼の巣の中であったろうが、人間の能力は環境だけで決まるものではない。ではなぜ狂ったように、国家秘密法、米軍基地建設強行、ウソに固めた北朝鮮の脅威・・・を言うのだろうか。

ばかだから。

一つ一つ言っていくが、バカは自己責任だが被害は全国民だ。

低能は自己責任だ。いい高校に行けなかった、よってバカの中で過ごしてきた、よって頭を使うことが苦痛になった…この類の劣等感は本質を知らず権威に寄り添う。

 

ところで、ある小さな集会で僕は話をした。契約の金額より多かったので僕の話がよかったからだと思ったが、家に帰って明細を見て気が付いた。

なんと、消費税を負担したのは会の主催者の方で担税者(税を負担する人)であった。のみならず、僕の報酬には消費税がプラスされていた。-10%と+10%は20%違う。税率upが待ち遠しい。

僕は一回の話で数万円だが、有名人になると200~400である。世の中金持ちが笑うようにできている。400とすれば消費税のおかげで40がプラスされる。つまり40×2=80が空から降ってくる。さらに市役所に行くと戻るものがあるようだ。

こんな話は、数字を微に入り細にわたって説明すると正確な説明だと思われる。低級公務員が好む無能を隠す有効なやり口だが、本質のためには必要ない。興味ない。

huis ten boschで2万使うといろんな税が加算される。加算して支払わねばならぬ。

僕が一時間半話すと2万もらってさらに2000円(来年10月)の消費税をもらい詳しい計算は知らんが市役所からも戻りがある。

消費税とは引かれるものと思っていたら、能力ある人にはプラスされるんだな。

僕は誰にも言わないことにしよう。

 


地方創生と裁判所

2016年06月28日 | 法律

 

 

まづ、簡易裁判所について

簡易裁判所は、当初日本には450箇所以上あった。ここは貧乏な者、あまり裁判について知らない者に対して、やさしいところだといえる。いくらでも例はある。どうしても相手の仕打ちに納得がいかないとか金(130万以下)を返さないとかに対し、いちいち弁護士に頼んでいては費用もさることながら、手続きがよけいにわからなくなってしまうし時間もかかる。

このとき、裁判所の窓口(簡易裁判所)に出向いて口頭で訴えることができる。字がかけない人向けである。昔は字ががかけない文盲はそこらじゅうにいた。しかもよく話せばその場で支払命令書を出してもらえる。

これはたった一つの例示に過ぎない。国民にとって地方自治とは民主主義の練習をする場なのである。(Jブライス) 近所に裁判所があることは裁いてくれる国の機関があるということで、起こってしまったトラブルをなるべく拡大せずに収める効果も持つ。

そこで裁判所が統廃合されたらどうなるだろう。ある島で地裁の支部が廃止されたため実際に起こっていることだが、原告と被告が同じ船や飛行機に乗りとおくの裁判所に着いても狭い待合室で顔を合わせっぱなしということが起こる。

そもそも裁判を受けるということは国民固有の権利である。

今、地裁の支部は統廃合されたり常駐の判事がいない状態が続いている。また地裁では裁判員制度によりしろうとに手取り足取りする間に、起こる事件は減らず、裁判官一人150前後の事件をかかえている。裁判所を集約すれば当然そうなる。

いっぽう過疎地などでは住民にとって司法がとおのいている。他人事と思うのは低能だ。訴えることはなくても訴えられることはあるかもしれない。

冤罪で刑事事件の被告人になったとき、少しでも司法の学習をしていることは重要で権利なのだ。せっかく憲法が、皆さん身近に裁判所があるんですよといっているのに、安倍は裁判所の数を減らし、司法の力を弱め、全国を安倍色に染めようと地固めをしている。

地方創生と逆行する裁判所削減をするのを止めろ。

(最高裁判所)

 

 

 

 

 

 

 


自力救済の禁止 それが加害者を被害者面させる

2014年09月02日 | 法律

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2014/08/05(火) 23:39:36.01 ID:???0.netからの引用。

漫画専門の古書店を運営する人気店「まんだらけ」が、店の商品25万円相当の玩具を盗んだ犯人
をネット上に公開していることが話題となっている。

ホームページによると「8月4日17時頃 まんだらけ中野店4F変やで 25万円の野村トーイ製 鉄人28号

No.3 ゼンマイ歩行 を盗んだ犯人へ」などという通告がでており、モザイクありの顔写真を公開している。

さらにまんだらけは、1週間以内に商品を返却しなければ顔写真のモザイクを外し公開するのだと言う。

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典型的な自力救済(じりききゅうさい)にあたり違法な行為だ。自力救済とは、今回の事例のように、刑事事件を公権力の介入なしに当事者が解決を図ること。

窃盗犯(泥棒、万引き)にはこれくらいしていいのだ。とか、はたして、おもちゃ泥棒に警察が何かしてくれるか、という意見も強かろうと思う。盗られ損じゃないか。これじゃあ金を払うのが馬鹿らしくなり、中国人や、つかまらないところに住む人達は丸儲けになる。

それこそ法秩序の破壊じゃないか。なぜ犯人をかばうのか。こんなことなら俺も「まんだらけ」に行って、黙って鉄人28号を持ち出すぞ。

僕はこういうヒステリーの声でネットは爆発するかと思った。ところがさすが日本だ。法治主義や法の支配の考えが良く国民に浸透している。

ただ、僕は理論は良く分かる。分かるがいつまでも警察が何かしてくれると信じる馬鹿ではない。法治国家とは人の支配ではなく法の支配が貫徹している状態を言う。

警察にコネ採用の馬鹿がいなく、初動の遅い、判断力を欠くのろまがいなく、サボり癖のついた頭の悪いのが多数を占めていないなら、僕は警察に任せる。

実際問題として考えろ。鉄人28号のおもちゃが盗られましたと被害届を出しても、5枚も6枚も書類を書かされ調書を取られ犯人が出ないときには従業員に冤罪を着せるのが今までの例だった。警察が指先一つ動かすはずはない。キャリアはそんな庶民のトラブルなんて知りもしない。

自力救済禁止の原則が実効性を挙げるのは、市民が直接原状回復のために危険を冒さなくとも、公権力が有効な法の支配を強制できることが、前提なのだ。

僕はまんだらけの、「顔をさらしますよ」という自力救済は、警察が何もしない以上、市民としての当然の権利行使だと思う。





泣くぐらいなら判決出すな、裁判官辞めろ。

2013年10月11日 | 法律

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法曹(弁護士、検事)は本能的に自己主張が通ったことを勝利と考える。公判を見ていて思うのだが、その勝利ためにもともと頭のいい奴らが使う罠、誘導、だましは常人のそれを超えた域にあり、重大事件はとくに面白い。だが勝たんとしてのみ、そんな低次元のことをやるのではない。

公判の結果が今後の類似事件の判例になるかと思うと、いわば日本の判断を形成する作業をしているのである。負けられない。

少年やコソ泥、カード詐欺といった微罪の類は、弁護弁論も論告求刑も力がない。頭もあげず聞き取れない声で早口でとにかく公判を早く終わらせようと必死だ。

あたりまえだ。そこらのクズがバイクを窃盗しようがしまいが大勢に影響はない。戦争になったら真っ先に戦死してもらうありがたい日本の邪魔達だ。

では、裁判所は何をしているか。その存在理由は何か。

法は解釈によって命を得る。つまり判例だ。条文が問題なく実行されるとき、司法権の出る幕はない。そこに解釈の違いが生じ公判が開かれる。つまり、公判を通じて一段と精密な国家意思の形成を行っている。

しかも、公判というその国家意思の形成過程の膨大な蓄積が、判例として蓄えられてきた。

日本国は、それらが一挙に水泡に帰すかもしれぬ制度を作った。裁判員制度。暴挙だ。判決を多数決で決めようというのが、暴挙でなくして何か。正義は数で決まるのではない。ましてや「くじ」で選んだ日本人の教養がいかほどか。裁判員は一生懸命やった。泣きながら帰る人もいる。秘密を守るストレスは相当なものだ。病気になった人もいる。・・・いくらでも書ける。

だからなんだ。赤信号をみんなで渡っているにすぎない。世論に流され無責任に評決が揺れる。

僕は泣きだすような人から死刑にされたくない。人を裁くということは、そのことにとどまらず国家権力の方向を定めているという、もっと大きい作業をしているのだ。自覚と能力と教養と常識と法学知識がないものに人を死刑にさせるな。

裁判官ですら泣き出す人がいた。失礼じゃないかと、僕がこの泣き虫裁判官に叫んだ。即座に僕に退廷を命じなければならない。何も起こらなかった。プロですらこのザマだ。

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千葉県松戸市で2009年、千葉大4年だった荻野友花里さん(当時21)を殺害したなどとして、強盗殺人などの罪に問われた無職竪山(たてやま)辰美被告(52)の控訴審判決が8日、東京高裁であった。村瀬均裁判長は、一審・千葉地裁の裁判員裁判の死刑判決を破棄し、無期懲役を言い渡した。                朝日新聞10月8日(火)

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日本の低脳は、こんなに悪い奴は、さっさと死刑にしろとか、裁判すらする必要はない、とかヒステリーのままに動く。地裁判決で危うく証拠主義の原則が崩れ被疑者はあの世行きになったかもしれない。

こんな悪い奴、殺してしてしまえ。という世論の激昂を悪役になって抑えるのも、裁判所が負うべき宿命だ。

我々は「間違いを起こす」ということを肝に銘ずべきだ。飯塚事件を学べ。証拠主義の意義を学べ。世の中が見たままなら学問は要らない。猿のままがいい人には学問は要らない。

裁判すらまともに行わない人権途上国日本。