か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

港倶楽部

2016年12月11日 | 東洋歴史

「山海を開発し世界に通ず」そして目指すは一等国だ。という明治の気迫にあふれた書だ。井上馨。

三井物産を作った人だ。

この頃、明治政府も経済界も極端な人材不足だ。政界と財界は未分離で双方で活躍した人は多い。この書は僕の好きな三井港クラブにある。井上は有言実行の人である。書のとおり縦横無尽に飛び回り一等国日本を夢見た。

三井港クラブは20年ぐらい前から市民に開放され結婚式場になっているが実にもったいない。西郷や伊藤の書もある。悲しいかな百姓より貧しい下級武士には書の素養が無い。

きちんとした家柄の井上には下手だがバランスの取れた字が書けた。

 

この三井鉱山に生涯をかけ、日本のために尽力した人がいる。時代は少し下るが、団琢磨その人だ。鉱山鉄道やデービーポンプの設置は鉱山の能率を画期的に引き上げた。水没坑道の水をたちまち吸い上げた。現在大牟田市はこの鉱山鉄道を廃止し、三井はポンプを炭鉱記念とか言って体よく廃品にした。

 

団は、鉱山技師から三井鉱山の会長にのし上がった人。家系からは優れた人が続々と出ている。岩倉遣欧使節団に同行しそのままハーバードに残った人だ。鳩山由起夫とも遠縁である。團伊玖磨(ダンイクマ)もいる。

WIKI

干満の激しい有明海のため工夫した。写真の向こう側の海は干潮時完全に干上がる。手前の港には何艘もの大型船がいる。異様な風景だ。

この閘門の優秀性は、一度もオーバーホールをしていないところにある。メンテだけで100年以上を生き、水圧ボンプも故障したことが無い。グラマンの攻撃にもびくともしなかった。

 

上に書いた港倶楽部は市民に開放されて民進党や共産党は喜んだ。だが、つめに泥をつけて、長靴をはいて、軽トラで、来るところでは絶対無い。

差別といわば言え。文化とは差別の無いところに成立したことは無い。そんな文化いらないか。そんなら人間やめて土中にもぐってカブトムシの幼虫になれ。価値あるものに感激する心こそ文化の原動力であり人間の構成要件である。

案の定、大勢が押し寄せて,伊藤の額も西郷の額も井上の額もタバコの煙に黄変している。暖炉は使用不能となりお上のお手植の松に気づく人はいない。

いくなら今のうちだ。

これは僕のうちにある同時代の一輪挿し。

 

 

 

 

 

 

 


誰も読まない「人権」について

2016年12月07日 | 学問

 

人権すなはち基本的人権とは、いかに成立したか。ちょっとおさらい。

18世紀になるまで先進国ですら平民、労働者、農奴たち国民の大多数を構成する貧乏人には権利自体が無かった、(途中略)が、市民革命を経て自由権を得た。

さらには20世紀的権利としてワイマールは生存権を基本的人権に加えた。(後略)

このように歴史的闘争の産物としてわれわれはその恵沢を受けている。この無条件に与えられれる人権というものは、一つ一つ獲得され続け今日の姿となったのである。

つまり、永久、絶対、無条件の権利というものは基本権の本質であり、土人の国はいざ知らず、人権の充実度はその国の精神性や生産性の高さを示す指標となった。

アホでも、ぐうたらでも、レレレのおじさんでも、もらえるのが生活保護である。

意外と不満は生活保護ぎりぎりの生活をする人間から出る。福岡市民は標準家庭で20万円/月だが、1000万の月収の人は無関心で関心は政治の本質に向く。ところが19万/月しか稼げないアホは火がついたようにもらい得を非難する。

それでもしっかり保身は考え、運転免許がタダの人に向かっては文句は言わない。

 

引用(抜粋)

朝日新聞デジタル2016 12/7(水) 8:39配信

 国民年金の保険料を滞納している人のうち9割以上が、所得が低いため申請すれば支払いの一部もしくは全額を免除される可能性が高いことが分かった。6日の参院厚生労働委員会で、・・・

引用終わり

こうなるといよいよ頭に血が上る。外車2台を持ち城のような家に住み生活保護をもらう。これには文句は言えないくせに。

悔しかったら自分が生活保護をもらえよ。第一教養が無いから的外れに騒ぐんだ。

何で飛行機が空を飛ぶんだと言って怒りだす現代のドンキホーテが増えつつある。飛行機とはそういうもんなんだよ。

(ベトナムの朝は早い)

 

僕はある程度、このネットで元気なドンキホーテたちの気持ちもわかる。一理あるじゃないか。一理だけだけど。

都会の一億の家は雑民が住むが、田舎は、一億円といえば城が建つ。土地がただだから。その人が月に20万の手当を市役所から受け、市役所の自分は死にそうに残業して19万。

たしかに不条理です。

だが基本権全体を削る行為は、日本を三等国に引きおろす行為である。医療費も然り。150万の手術の請求書が来たとき絶望したが実際の支払いは8万ですんだ。これが世界に誇る日本の社会保障だ。

どうでもいいことでぐうたら同士がいがみ合うのはやめろ。

ところで、

 

 

 

 

 


つたを巻いて松ぼっくりを集めリースを作ろう

2016年12月07日 | 食・レシピ

山に行き細い蔓(かずら)を獲ってくる。5~6メートル。30cm直径にぐるぐる巻く。松ぼっくりには緑の塗料を塗る。

乾いたらプラカラーで白を雪に見立て吹きかける。松ぼっくりの先には紙粘土の白で雪を作るのもなお良い。

意外と白い松ぼっくりに金の雪は似合うし高級感が出る。ベルは鳴らない。ケーキのオマケ。残りは本物の葉に赤白金銀をスプレーする。どう配合するかが腕の見せ所。

松ぼっくりをリースに固定するには、いろんな方法がある。僕は松ぼっくりの根元に1ミリ直径の穴を開け太い銅線をねじ込みグルーガンで固定した。固定された銅線をフック状に曲げ蔓にかける。

 

 

何事もやってみると難しい。実力の無い口だけ野郎は外野から叫ぶ。僕はいつも言う。文句あるならやってみろ。

世の中はそんなにすぐに結果が出るものは少ない。クリスマスリースだけで世間が成り立っているのではないから、沈思黙考してアイデアを練るプロセスは必須だ。

「グダグダいわず、早い話が文句あんだろ。お前やってみろよ。」これが通らないところが世の中の複雑なところだ。こういう低級な議論は西欧には無い。

日本は疲れる。

息抜きに寿司を食った。ブロイラー式給餌装置のある100円寿司は行かない。ベルトに乗った皿やおもちゃの新幹線が皿に乗った寿司を運んでくる。タッチパネルで注文し会計と直結している。泣き叫ぶしつけの悪い餓鬼。芋虫車からばらばら降りてくるぐうたらな家族。ジャージ、ゴム製のアホ靴。

夜は子供を外に出すな。お母さんと一緒に本を読め。

ま、僕は行かないからよく知らないけど。

すし屋の玄関にはいつも季節の生け花がある。


全然違う人たち

2016年12月06日 | 韓国

福岡熊本佐賀の3県には、中国の歴史的要人とかかわりのあるところが多い。

今の金で2兆円。孫文は、辛亥革命のための資金を、日本で用立てた。梅屋庄吉は、活動写真で稼いだカネを惜しげもなく孫文に与えた。孫文の結婚の仲介をし、宋慶齢を嫁がせた。日本では今は白痴美人がはやるが、慶齢さんは知性のある美人である。

慶齢は後、中国共産党副首相になる。会いたい人だ。

ともかく「お前気に入ったぞ」という理由で2兆円出す人はあまりいない。しかも孫文は10回程度中国で革命を仕掛け、そのたびに失敗して日本に舞いもどる。毎回1000億円以上が消えたわけだ。

ここまでくると資金源としての梅屋らに狂気に似た信奉を感じる。

孫文の隠れ家から1キロでここの三井港倶楽部に着く。同時代、三井財閥の迎賓館。今はレストラン。西郷隆盛、伊藤博文、檀琢磨、なかなかの面々が書を残している。調度品、カトラリーが上品だ。田舎者がナイフをフォークのように、フォークをナイフのように使うから今はしまい込んである。

孫文の隠れ家に、「2兆円ありがとう」といって孫文が残した漢詩がある。すがすがしい漢詩だ。書き写していたら注意されたのでやめた。残念。鉛筆の粉が散って額をいためるそうな。そうか、僕の鉛筆の芯はセシウムだった。

お笑いのヒロシがこの近くの出身だ。(オマケ )

男が男に惚れる(ホモ、オカマの話ではない)。孫文はそれだけの魅力のあった人だ。

どうしてもダブルのが清朝末期のデタラメ政府とパククネだ。デモ隊とはそれだけで日本では、いけない、危ない、狂信集団だとされるが、韓国のデモ隊は平和的な手段による統制のとれたデモであり、それでもパククネに政権を放棄させた。

注意すべきは、そのような理性的行動は、一般の韓国人がもっとも不得意とするところであり、ほとんどは島を盗っても仏像を盗ってもなんとも無い連中であり、政府の間違ったプロパガンダに酔う程度の人間である。たとえば仁川中華街の偽中国人。僕にバラスを食わせた。

そんな奴らは平和的なデモなんて最も不得意だったはずだ。だからそれ以上にパククネはデタラメだったのだ。

 

人間じゃない人にはわからないが食事とはこういうのを言うのです。

 

日本に来たら、桜を折り、ゴミを散らし、つばを吐き、我が物顔に道を歩き、どこでも大声をだす人たち。日本の商売人たちは自分達さえ儲ければよいので、どんどん研修生、観光客を歓迎している。

日本が低質のサリーや、ターバンや、ギャングや、すりで、埋まる前に、手を打たないと移民という怠け者の住処になる。

グローバルな時代に偏狭なナショナリズムを主張するのか、という人もいる。僕は断言する。そういう人は絶対ナイフが腹にあたったことが無い人だ。

ああ、孫文。お宅のバカを何とかしてください。