僕は、その車とアイコンタクトをとってアーケードを歩いた。友人数人と歩いていたが僕が一番後方だった。やや仲間に遅れた僕は、この車が突進してきたら怖いことになるなと考えていた。クルマは僕と直角方向にアーケードをクロスするように進んできた。
そして車は加速した。僕の直前で一応止まった。
僕が文句を言っていると友人たちは僕を抱えてその車と僕を引き離した。友人は頭が悪い。不法行為で50万はとれたのに。
ほうほうの体でクルマは逃げ去った。
しかし故意ではない。損害賠償の責めは負うが、過失は過失だ。
だがこの過失を犯すと人間は、あらぬ行動をとることがある。橋の真ん中にクルマをとめて運転を交代する。日本人はひとたび過失がある人に対しては容赦ない。僕みたいにガンつけて来るのに向かって行くのは男として当然だが。家族を亡くした女性をこれでもかとなじる。やめろ。
卑怯者の群れはわが子を二人もなくしている人に躊躇なく、容赦もない。彼女は犯人か。
断じて違う。止まった車自体が悪いじゃないか。クルマが止まったのは彼女の責めに帰さない。非常発煙筒、三角表示板を出してないという人がいる。バカ。高速で停車した車から外に降りられるか。できるというなら高速を徒歩横断してみろ。
日産の犯罪性は二つある。
① 同型の多くのスロットルチャンバーには混合気のむらが生じていた。日産はユーザーからの多くの指摘にも拘わらずリコール扱いとはしようとせず、なおかつ修理を断った。突然止まったという消費者の声を真面目に検証すれば燃料系だから原因は半日で分かる。まるでかつての三菱のように欠陥を隠し、ちょっとうるさい客には「イロ」をつけてごまかす。ま、そんなことはせんだろうね。したら終わりだ。
② あのつぶれたクルマを見ろ。あそこに3人挟まっていたかと思うとかわいそうでならない。ティーダは路面に固定されていたわけではない。なのにあのつぶれ方は尋常ではない。ハンドリングがどうの、コーナリングがどうの、インテリアがどうの自動車評論家が述べたくる。嘘だ。彼らは嘘の新車評論家にすぎない。それを聞きかじりマーチだ、ノートだ、ティーダだ。どうでもいいことに関心を持つアホだからメーカーもアホに合わせたクルマを造る。上部構造物もなく裸で100キロで疾走するのが小型車の現実だ。ミカン箱に座り燃費がいいと喜びドライブと称する冥土への旅はやめた方がいい。
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26日午前4時50分ごろ、愛知県飛島村の伊勢湾岸自動車道下り線で、道路中央で停車していた乗用車に大型トラックが追突しました。乗用車には家族4人が乗っていて、
運転席の父親と2歳くらいの男の子、さらに生後3か月くらいの女の赤ちゃんが死亡、助手席の母親が軽いけがをしました。