か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

ウソはしきりと絶叫する 114

2024年04月20日 | 韓国
<前回のつづき>

当時締結された日韓基本条約の第5条には「国家と国民のすべての請求権を放棄する」と明示されている。すなはち、この条約とそれにより提供される有償無償の金(かね)で日韓両国の政府と民間次元のすべての争点に対し合意が成立したという意味である。両国間にこのような合意が成立しているにもかかわらず、以後韓国の挺身隊関連団体とか太平洋戦争遺族会等では引き続き個別的な補償を要求するデモをして日本の裁判所に訴訟を起こしている。これは協定に正面から背く行為である。



日本の立場はこうだ。朝鮮に残してきた莫大な財産を奪われたし多くの日本人たちが殺害、追放されたという被害に対しても何の要求もできなかったのにそこまで韓国側に大幅譲歩しつつ締結した条約に対しても再びこれに違反する行動と主張が後を絶たないでいる、と。日本人からしたら韓国人はいくら受け入れてやっても何かと理由をつけて要求してくるおかしな集団だと思っているだろう。



韓国国民が朴正煕政権を根本的に否定し新しい政府を作らない限り日韓基本条約は有効であり、韓国人たちはよしんば不満があったとしてもこの協定を遵守することがまともな判断だ。賠償や補償を要求することがあれば韓国政府に対し要求するのが正しい方法なのであり莫大な経済援助で韓国の経済開発を助けてくれた日本に対しての礼儀でもあるのではないかと思う。



最近日本と修交交渉を行っている北朝鮮もこのような前例に倣って堂々と分け前にあずかろうとしているようだ。日本側ではその名目を何と呼ぼうと北朝鮮と国交正常化する対価として20億ドル程度を出せるという考えのようだが北朝鮮としてはそこに「0」をもう一つつける考えのようだ。金正日は朴正煕のときに6億㌦なら今の600億ドル該当する金額になるだろうから今更北朝鮮は最小限100億ドルぐらいは受け取れるだろうと考えているようだ。今の日本はその昔の純真な日本ではないから20億㌦であってもおとなしくもらうほうが・・・



[1-11] 我々はなぜ日本を選択したのか?  p140
                              Category:   【新 親日派のための弁明】キムワンソプ::第1部 目覚めるアジア


韓国の教科書で日帝時代(1910年からの日本朝鮮合併時期)は一種の「消えた歴史」だ。韓国人たちに朝鮮末期から1945年まで朝鮮半島を統治した日本はこの世に二度とない悪魔であり平和に暮らしていたわが民族を侵略し搾取し殺害し苦しめた不倶戴天の敵である。この時期に関する歴史記述というのは大まかに言ってこうだ。開港以後日本の侵略を押しとどめるためにわれらの先祖はいかに血と汗を流し戦ったか、日本は朝鮮を侵略するにあたりいかに非道なことをしたか、しかも合併以後わが民族は独立をかちとるためにいかに熱心に戦ったか。日本はこのような独立運動家たちをいかに残忍に拷問にかけ苦しめたのかを記述することに焦点を当てている。



韓国社会において反日策動はもはや一つのイデオロギーでありドグマになっている。過去きわめてひどかった反共イデオロギーの時代と比較すると反共の時代のほうがさらにひどかったといえる。私たちがまだ幼かった頃、共産党は嫌だ~と叫び続けていたせいか共匪(共産匪賊)に対し残忍に殺されたイスンボク少年を思い出しつつ涙声になって歌った。毎年6月になると「今こそ仕返しをしよう。その日の恨み。追われる敵を追いまくり最後のひとりまで打ち取ろう。やるのだ、今こそ光り輝く我が国、わが民族~」と歌いつつ痛ましい歌詞にあふれる6.25の歌などというものを練習させられた。

<つづく>


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