か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

ウソはしきりと絶叫する 82

2021年08月20日 | 韓国
<前回のつづき>

デモ隊を教会に閉じ込めておき一斉射撃をくわえたという提岩里事件とか3.1独立運動の過程で日本軍警察によって7500名が射殺されたという主張にも歪曲があり当時朝鮮人の平均寿命は30年程度であり1700万人口の中で60万程度が死亡していたとみられ、3.1運動の続いた3か月間だけ見ても15万名が死亡したというのである。このような状況のもとどんな根拠で7500名が日本軍警によって殺されたということができるのか疑問を抱かざるを得ない。(訳者注)建物に火がついたとかその騒ぎの中で死んだ人たちは大部分、日本軍警ではなくして無政府状態であることをいいことに騒いだ暴徒たちに原因があったとみるのが比較的妥当であるだろう。


実際に3.1独立運動の期間中に独立運動と関係ない朝鮮人による略奪、放火、破壊行為が全国に発生し多くの財産と人命被害が発生していた。出るのに韓国の国定教科書は全国的な騒乱状態で発生した人命被害をすべて日本軍警のせいにしているわけであるから不当であると言わざるを得ない。


韓国の幼い学生たちは3.1独立節が巡ってくると次のような歌詞の歌を習って歌う。

「3月の空を静かに仰ぎ見れば柳寛順女史を思います。獄中に閉じ込められていても万歳を叫びつつ大空を恋しがりつつ息絶えたそうです。」

このように柳寛順はいろんな学校で3.1運動の象徴のように教育され神格化されている人物だ。柳寛順は1904年生まれで3.1独立運動のときは15歳に過ぎない。梨花学堂学生だった時に3.1運動がおこり学校が休学になると故郷の天安に戻りアオネ市場で起きたデモをリードしたと知られている。韓国の百科事典で柳寛順に関する項目を引くとこのとき逮捕された過程で柳寛順の父母は日本警察に殺されて家まで焼かれたと記されているのだが、これも信じがたい話だ死刑でもなくわずか3年の刑に該当する幼い女子を逮捕する過程でなぜ日本警察は両親を殺害する必要があったのか。


この後柳寛順は暴力デモを主導した罪で3年の刑を宣告されている。控訴したが控訴審の途中で検事に椅子を投げつけるなど法廷侮辱罪が適用され計7年の懲役判決を受けた。西大門刑務所に服役中獄死したことになっている。法廷でも幼い年に似つかわしくない騒動を起こしたのを見ると柳寛順は非常に暴力的な女学生だったことがわかる。彼女が主導したデモというのも決して平和的なデモではなかったと推測できる。


柳寛順が逮捕されて獄中で死亡したという経過は、このようにみると平凡な暴力デモの主導者に対する正常な法執行であったのみであるのだ。韓国の教科書にはあたかも彼女が幼かったにもかかわらず日本統治に最後まで抵抗し獄中で拷問を受け殺されたのであると教えている。上に書いた歌でもそうであるように監獄にとっじ込められても絶えず万歳を叫び日本警察の拷問に耐えきれず死んだというのだ。極論すれば裁判を受け服役していたが何らかの理由で死亡した女チンピラを韓国では救国運動の殉教者朝鮮のジャンヌダルクと描写し教えている。次に述べるのは「きわめて」幼い少女が柳寛順に対して書いた文である。

<次回に続く> 

訳者注 平均寿命に影響を与えていないのはおかしい。

次回用メモ 유관순을  읽고(1999.8)




  

お中元

2021年08月16日 | 日常
先日お中元をいただいた。

桃やグレープフルーツに見立てた容器の中に、それらのゼリーが入っていた。糖尿病の方には悪魔のお中元だ。

このゼリー容器がよくで来ていてちょっと見には本物の桃と区別がつかない。精巧だ。もったいないので食べたあとも何に使うか思案中。

蓋をずらした写真。



数十年前、

艱難辛苦の末、やっと仕事にありついた僕は、まずこの「お中元」という風習に驚いた。

先輩が言う。A部長にはお中元しとけよ。B参事には奥さんにやったほうがよい。Bは威張りたがるが奥さんには頭が上がらない。… いろいろ各方面から情報をいただいた。

なかなか新鮮な経験だった。ちょっと前まで学生だったのに突然10年、20年勤めた人と対等の地位を得た僕に。

教えるほうとしては、見るからに世間知らずのぼくに思わず言った言葉だ。親切心と友情からのことだ

しかし、ちょっと待て。言われたとおりにお中元をしていたら僕は破産する。所詮初任給なんて知れている。

給料の1/3はそれに割かなければならない。これにお歳暮年始が加わったら破産する。

もらう側は天国だ。公務員の上級管理職。もともと大した仕事はない。給料は5倍、お中元は合計100万を超える。

これは低開発独裁国家の因習と同じだ。



まっぴらごめんだ。自分の僅かなカネを豊かな人に施すなんて、対価も不確実な中でやれるものか。

と、考えていたが、自分が年を取ってくると自動的にもらう側になる。

その頃はバブルのころで、もはや季節の挨拶の範疇を超えた立派な賄賂の性質のものだ。僕はどんどんもらった。ありがたい話だ。知らない人が肉や酒や商品券仕立券をくれるんだから。


「私の息子は先生の大学の後輩です」とかひどい時には「私も先輩と同じ中学を出ました」とか。

知ったことか、アホ。

こうして無理やり関連付けて利益誘導を図るのを何というか。

それは、因縁をつけるという。


知ったことか。

お中元には嫌な思い出が多かった。もちろんいただくブツは大変家計に寄与した。


そんな現場を離れて20年目にして心あったまるお中元をいただいた。

金銭の絡まぬあるサークルで、親しくなった人から思いがけなくいただいた。


荒れる天候の中、お相手の健康を願い慰労の気持ちを込めて、少しの間でもほっとしてくださいね、と送るお中元はなんと素敵なものだろう。

デパ地下の「密」を避けましょう、だって。

2021年08月14日 | 日常
なんかすごく嫌味じゃないかい?

そのデパ地下でインタビューして、「時短は困りますけど仕方ないです」とか、「そんなに混んでないですよ」とか。

なんかイヤーな感じしたけど。

デパ地下で毎日買い物する人って多くないはずだ。買い物と言えばデパ地下が浮かぶ人たちが政治やってんだね。

1円でも安い豆腐やもやしめがけて庶民のスーパーに行く僕って何?

そこは「密」どころか混沌のカオスだ。修羅場だ。97円の低脂肪乳を見つけて喜び、結局砂糖を入れて飲んでる僕って何?


ここまで生きてくりゃそれなりに艱難辛苦はあったんだけど。

値段気にせず買い物できる上級国民だけが政治やってるんだね、きっと。


猫の毛をいっぱいつけてるおばさん。夫婦喧嘩を始める能天気。走り回る子供。レジでまごつく老人。トライアルの氷をごっそり持っていくバカ。

それでも値段の魅力が勝ってしまうのが大多数だと思うよ。阿鼻叫喚の中で庶民は買い物してるのよ。「密」でなくて何だというのかい?


僕なんかルミエールで満足してるけど。デパ地下よりははるかに密だけど、貧乏人は「密」でもいいわけ?

Alzoもあるしトライアルもある。コスモスもあるしレガネットもある。マルキョー知ってるかい。

ぼくだって、たまにはイオンに行くこともあるんだぜ。たまにだけど。


嫌味に聞こえたぼくっておかしいのかい?