か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

密陽(ミリャン)

2024年04月25日 | 韓国
慶尚南道公式アカウントから引用
嶺南楼は韓国の3大楼閣の一つであることをご存知でしたか?密陽の景色を一望できる場所として有名です。昼間は密陽江の美しい景観を見ることができ、夜は密陽の華やかな夜景を見ることができる場所です。 

 
 
よかった点は多少誇張してもかまわない。そんな暗黙の合意でもあるのかい?
僕はここ行って見たんだよ。結果、言いも言いたりという感じなんだけど。


どんなブログにも観光ガイドにも、麻薬のような言葉が並ぶ。誤解と幻想に目がくらむ。いつの間にか空想の理想郷が出来上がる。・・・で、実物を見て落胆。

何回も騙されていると、ま、こんなもんかなと現実を目にして納得。観光なんてその手のガッカリの繰り返し。


でもね。そりゃあ程度もんだよ。白と言ったが灰色だった、ぐらいならまあいいとして。ね。黒を白と言っちゃあ犯罪だよね。

話が長くなりそうだ。だから今回は良かった点について。

 ① 交通費がべらぼうに安い。

僕がいる釜山からは1時間ぐらいの距離。80㎞。3,4駅止まって密陽に到着。400円。日本のグリーン車待遇。釜山駅では知らないお姉ちゃんが切符を買ってくれた。なぜそこまで親切なのか。きっと僕がイケメンだからだろう。ほかに考えられない。

広軌


 ② 飯がうまい。

これで大抵その町の印象は良くなる。食堂のおばちゃんがなんとかという薬草をおかずに加えてくれた。「あんた運がよかったねえ、これは今の3週間しか採れないのよ。」ビビンパの値段は数年前から1.5倍になったけどそれでも700円。


絞り出すように考えたが、どうしてもほかに良い点が見当たらない。だが、僕にとっては良かろうが悪かろうがあまり関係ない。

今の日本の将来を暗示する重要な点があると思ったのだ。とくに悪い点の中に。これは皆さんに考えていただくだけの価値があると思った。

韓国は日本の発展の後追いをしているだけの国ではない。こんなことを言うとそうですねITでは先進国ですね、と相槌を打つ人がいる。

それ僕のポイントとは違う。

道を歩いているだけでもまとわりついてくる妖気がある。特に地方都市。それは絶望と混然一体となり街を覆う。僕は仮にそれを「失敗資本主義の廃棄物だ」とした。それを具体的に次回に密陽旅行の悪かった点として書いていく。





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