音楽の喜び フルートとともに

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枚方名物と恵方巻&豆乳プリン

2019-02-05 21:58:06 | 子ども

日曜日は、地域の小学校でクッキングの本番でした。

今回のお題は、枚方の昔の名物と、恵方巻き。
デザートに豆乳プリン🍮も作ります。

12キロのお米を一度に炊くには、家庭科室の炊飯器は足りないので、うちの3号炊きを持参。
お米を洗って10:30に炊き上がるようにセット。

レシピの拡大コピーを白板に貼り、日本地図を書いてもらいました。
包丁を煮沸。
材料をテーブルごとにセット。

その間に子どもたちや地域の方が隣の理科室の受付にやって来るので、そこと、校門にも誘導のために人を配置すると、スタッフはギリギリです。

「江戸時代には江戸
東京から京都に通じる道を東海道53次と言い、安藤広重の絵で有名になりましたが、実は京都から大阪城、大阪城知っていますか?」
「はーい!」
「そう、みんな知っていますね。京都からそのお城の高麗橋まで通じる道、京街道を合わせて東海道57次と呼ぶこともあったのです。」
「京都から大阪城までを淀川の側を通る道の56番目の宿場が枚方です。」
「そこにくらわんか舟で提供されていたのが枚方の名物。何か知っている人?」
「ごんぼじる!」
早々に当てられてしまいました。
「くらわんかのお椀、学校にある!」
「そうだったね❗よかったら、みなさんも帰りに見て帰ってください。学校の玄関にありますよ。」

さて、実践。
おから入りで、味噌ではなく、塩とお酒で味付けされたお汁。

子どもたちが食べ切れるように初めから海苔を半分に切ってお寿司を作りました。
作ってから半分にするより、1人一巻き体験できます。


出来上がり。
食べるときにみんなが東北東に向かって静かに食べるのは、ちょっと感動的でした。
みんなの無病息災を祈りました。

「ごんぼじる、薄いよ味。足そか?」とこっそりいいに来てくれた高齢の女性。
「いいんです。これは枚方市がHPで公開しているレシピなんです。昔の味を体験するのが目的ですから。」

「ごぼうの味がふわっと広がっておいしかった。」二年男子は言ってました。

申込みの時に「豆乳苦手やねん。」と言っていた3年男子。
豆乳プリンを食べたら、「もう一個ちょうだい!残ってるやろ。」
「あれは用務員さんにあげる分です。」

「豆乳って嫌い。」1年女子の声に
「やった!ちょうだい!」
「ちょっと待って。豆乳プリン食べたことある?」
「ない。」
「じゃあ、一口だけで食べてみてまずかったら、食べなくていいから、あげようか?」
「うん。」
恐る恐るほんの少しだけスプーンにすくって口に入れました。
「…おいしい。」

心の中でガッツポーズ。

何回も試作して、前日もレシピの量を変えた甲斐がありました。