電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

図書館から本を借りるとき

2009年06月09日 06時37分47秒 | 読書
昔の公立図書館の開館時間は、必ずしも利用者本位に考えられてはおらず、勤め人には利用が困難なものでした。当方、変則夜間勤務の頃に、午前中に買い物がてら図書館に行き、本を借りて読むのを楽しみにしておりましたが、近頃は図書館の開館時間も利用者に配慮した形に改善されてきましたので、図書館から本を借りやすくなりました。これは、ありがたいことです。

開架式の書庫の中で、手帳にリストアップした「読みたい本」一覧を手にして書架をめぐるのは、楽しい探索のひとときですし、とくにお目当てはなく、漫然と探すのもまた良いものです。読みたいと思っていたのに絶版となっていた本に偶然に出会ったときなど、内心、思わず万歳を叫びたいほどです。

また、宮城谷昌光作品のように、息子の勧めで試しに図書館から借りて読み始めた本が面白くて、自分で単行本を購入するようになったものもあります。繰り返して読み、手元に置きたい本は自分で購入しますが、試しに読んでみるなどの場合のように、読書の入口としての図書館の役割は大きいものがあるようです。

写真は、ノボリフジでいいのかな?ちょうど今が盛りの季節です。当地のアジサイはもう少し後になる模様。

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