「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県那覇市 「 張献功 ( ちょうけんこう ) の墓 」

2014-04-04 05:09:41 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所














張献功は、?~1638(?~尚豊18) 沖縄に帰化した朝鮮陶工である。
和名は仲地麗伸といい、文禄・慶長の役(1592、97年)で
朝鮮から連れ帰った陶工の一人である。


那覇の市街地にある 「 ナイクブ古墓 」 の発掘調査をしている監督に
渡嘉敷三良と張献功の墓の場所を訊ねると、快く教えてくれた。
渡嘉敷三良の墓は公園の中にあり、大きくて立派なものだったが、
それに比べて張献功の墓は小さく、青いビニールシートの車庫の裏の草むらにあり、
場所を聞かなければ見落してしまいそうな墓であった。

そんな張献功の墓は、墓碑に 「 張氏元祖一六仲地麗進 」 と刻まれている。
一六とは、おそらく張献功のことであろう。
豊臣秀吉の朝鮮侵略の時、南原市から18姓43人陶工が
薩摩の島津義弘軍に連れて来られ、
琉球王朝の依頼でそのうち3人の陶工が琉球へ派遣される。
「 一六、安一官、安三官 」 のうち2人は去ったが、
一六だけは残り、湧田窯の創始者となる。
中国、アジアの影響、朝鮮の上焼きという釉薬をかけた焼物、
そうした中で琉球独特の焼物が出来上がっていく。
後に湧田窯も壺屋に移転し発展して行くのであった。

現在も張献功の子孫の方々が韓国の方に向かって座り、
毎年4月には清明祭を行っている。
張献功の関係者の1人は恩納村仲泊に住むが、その子孫は絶えている。
300年前の話であるが、今も仲泊の島袋家には拝所があり、ずっと祀られている。



大分県国東市 「 国東港古町沖防波堤灯台 」

2014-04-04 05:08:41 | 大分の灯台


















































灯台表番号 / 5256
ふりがな / くにさきこうふるまちおきぼうはていとうだい
標識名称 / 国東港古町沖防波堤灯台
所在地 / 大分県国東市 ( 国東港古町沖防波堤外端 )
北緯 / 33-41-19
東経 / 131-36-08
塗色 / 赤色
灯質 / 単閃赤光 毎3秒に1閃光
光度 / 実効光度  25カンデラ
光達距離 / 3.5海里
地上~頂部の高さ / 9.17m
平均水面上~灯火の高さ / 13.35m 
地上~灯火の高さ / 9.1m
業務開始年月日 / 昭和39年3月11日
現用灯器 / LED灯器( Ⅱ型赤 )


国東港古町防波堤灯台へのアクセス
国東半島を豊後高田から国道213号線を海岸線を道なりに進み、
国見トンネルを抜けて、国見役場を過ぎると左に伊美港に入る道がある。
その道を入った突き当りが伊美港になる。
防波堤の上を歩いて灯台まで行ける。


大分県中津市 「 寺町の桜 」

2014-04-04 05:07:41 | 花・鳥・虫・魚・猫







大分県中津市寺町の史跡コース。
合元寺へ向かう途中、
淡い桜が満開だった。