「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県石垣市 「 アラスク村遺跡 」

2014-04-10 05:12:41 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



村の発祥の地として信仰の対象となっている木







アラスク村遺跡の説明を書いた碑文





アラスク村遺跡は、13~15世紀ごろのものとされ、
これまでの発掘調査によって中国陶磁器や八重山式土器、石器などが出土している他、
ブシヌヤー(武士の家)と呼ばれる屋敷囲いの石垣や
アラスクバルバーといわれる井戸が残っていたが、
多くは農業基盤整備事業等で失われてしまった。
年代的な記録がないだけに不明な点が多く、今後の究明のためにも重要な遺跡だといえる。

アラスク村遺跡は、平得村 ( ひらえむら ) の発祥地だといわれている。
一説には、金武岳の東南にあるパイノーラだという説もあるが、村の伝承によると、
「 昔、石垣島に大地震が起こり、島人はみな死に絶えたが、
奇しくも災厄を免れた二人の兄妹は、ヘーギナーの平池と呼ばれる池のほとりに住み着いた。
やがて妹は神託によって処女懐胎し、
次第に子孫は繁栄していってヘーギナー村を形成していった 」 と、伝えられている。
 彼らは石斧を用い池の水やヘーギナー川などの地表水を使用して生活してきたが、
そこからアラスク村へ移り、さらには南のウィスズ村へと移動し、
そこで初めて鍛冶の技術が起こり、
英雄七兄弟の伝説を生んだナカントゥ村を経て、現在の平得へ移ってきたといわれている。
 平得村は当初、平池の名に因んで 「 平村 」 と呼ばれていたが、
後に琉球王府の命により、「 平得村 」 と改められたと言われている。


アラスク村遺跡へのアクセスアラスク村遺跡へは、
県道212号線 ( 真栄里・大川線 ) にある石垣浄水場の手前の小波本牧場から
右に入ったところにある。
駐車は、アラスク村遺跡の碑文の近くが広く空いているので駐車できる。



熊本県美里町 「 新内山橋 」

2014-04-10 05:11:41 | 熊本の石橋


























所在地 / 熊本県美里町清水
架橋 / 明治30年 ( 1897年 )
石工 / 不明
長さ / 3.0m
幅  / 4.4m  高さ / 3.5m


新内山橋は、美里町と山都町の内大臣を結ぶ県道153号線沿いにある橋で、
横には内山橋があり、内山薬師堂も近くにある。
せせらぎに架かる橋は高く石積みされている。
橋の袂は人家が集まり、内山集落の人々と共にある親しみのある橋である。


新内山橋へのアクセス
新内山橋へは、 内山橋を参考にしてもらいたい。



長崎市 「 それぞれの長崎港 2 」

2014-04-10 05:10:41 | 探訪 ・ ドライブ











大波止ターミナル






大波止の桟橋に停泊するクルーズ船













出島ワーフと中国船






伊王島大橋を通過して軍艦島へ向かう







軍艦島が見えて来た










灯台を探訪している関係から
港に立ち寄ることが多い
そこに島への想いや
漁師の営みが垣間見える
そんな風景が好きなのである