クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

宝物

2006-06-12 05:32:51 | Weblog
写真の人形は、亡き母が、30数年前に作ったもので、我家の宝物。母は、生きていれば今年90歳になっている。30代の頃結核で、肺の4/3を切除した。だから75歳迄生きられた事に感謝して、天に召されたのだ。
母は多趣味の人で、このほかにも、皮細工も習っていて、スツールや、小箪笥も残っている。中でも僕が好きなのが、この人形だ。素朴な感じで、野良道を行く母と童(ほらべ)言うのが、心和ませる。クータンも同じだ。僕たちを慰め、癒してくれる神様から頂戴した大切な宝物だ。
クーは昼間、廊下にある人形ケースの上に乗っかる事が多い。特にはしゃぎモードの時に乗る。この人形ケースは、30年以上経った古い物だ。ガラスもかなりもろくなっていると思うので、普段はプラスチックのケースを天板の上に置き、クーがその上で走れないようにしてある。今日は特別に、クーをケースの上に載せて写真を撮った。
息子が自分が使っていた部屋を片付ければ、この人形も床の間に収まるのだが。