クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

美味しいのでなきゃヤン

2006-06-20 05:48:45 | Weblog
クーのご飯は、今はドライフード(カリカリ)が中心だ。先日の事、家内はこのご飯を、今迄の物から、アメリカ製の少し高級な物に変えた。ところが、クータンにはお気に召さない。ちっとも食べず、一緒に混ぜてある、美味しいカリカリだけを選んで食べる。仕方なくゴミ箱に捨ててしまった。そして翌日買い直しだ。なぜ食べなかったのか。このカリカリの主成分はお肉だったようだ。
クーはお肉が大嫌い。我家に来て3日目に分かった。離乳食の牛スジ肉の缶詰を入れたところ、手でお皿を押して「クーちゃん嫌い、あっちへ行け」とやった。この残った缶詰は知子の家に差し上げた。逆に、秋刀魚を焼けると、食卓に上がりお鼻を大きく開いたりと、ビック・ビックと。この出来事で、クーはお肉が大嫌いで、海の物なら大好きだという事が分かった。当時犬しか一緒に暮らした事がなかった、僕や家内は大変に愕いたものだ。
新しいカリカリに変える前の日、夕食時に「クーちゃんにも美味しいの頂戴」と甘えた声でおねだり。猫用の鰹のなまり節を、家内が取り出すとクーは、大騒ぎ。「これ美味しいんだょね」「お母さん早く、早く入れてよ」とばかりに、催促し立ち上がって袋の中を覗き込んだ。食べ終えると、居間に入って来て、座り、舌なめずりをして、美味しい余韻を楽しんでいた。