クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

用意は良いですか

2006-06-13 05:49:20 | Weblog
クーは、僕が帰宅後風呂に入る事を良く知っている。昨夜も風呂から出て、脱衣場で「クータン居ますか」と呼ぶと、クーは飛んで来て、電子レンジの上に上がった。台所との境のガラス戸を開けると、顔を出し、盛んにガラス戸に、匂い付けをしながら、首を伸ばした。少し濡れた手で頭を撫でると、レンジの上に座って、頭に付いた滴を手で拭った。猫は綺麗好きだから直ぐに拭うのだ。僕も体を拭き、パジャマに着替える。脱衣場を出る前「クータン、用意は良いですか」と声を掛けて、ガラス戸を閉める。クーはレンジから下り、食卓の下に隠れる。僕が居間に入る直前「それっ」とばかりに、僕の足元に飛び出し、玩具箱の前に走って行く。そして「お父さん驚いた」と言う顔で、僕を見る。
これは我家の子供になった翌日から続いている。但し、家内がグリルでお魚を焼いている時は別だ。台所の”クータンのお椅子”に座ったまま「お魚焼けろ、クータンも食べたい」とばかりに動こうとしない。
玩具箱の前で「ミャ~」「遊ぼうよ」と一言。食事の用意が出来るまで、クータンと玩具で遊ぶ事も、毎日の日課になってしまった。