クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

お出迎え

2006-06-15 05:42:22 | Weblog
僕が夜8時過ぎに帰宅すると、ここ2日続けて、マイクが2階の窓から出迎えてくれた。表通りから自宅の前の道へと入る。角を曲がると、息子達の住む2階が見えて来る。窓は開いているが、マイクの姿は無い。車を車庫に入れて下りる。玄関を入る前に、もう一度2階の窓を見上げる。居ました。居ましたよ、マイクが。「マイクただいま。元気かい」と声を掛ける。マイクは僕の顔を見ながら、太くふさふさの尻尾を大きく振り「元気だよ」と返事を体で表す。マイクもすっかり新しい家に馴染んだようだ。「マイクお休み」と言って僕は家に入ったのだ。
居間に入るとクーは、本箱の上に正座していた。「クータンただいま」とクーにも挨拶。「ミャー」「お父さんお帰り」と返事があった。そして、コンビニの袋を置いたテーブルの上に飛び降りてくる。何を買って来たんだろうと、袋の中を覗き込む。クーはお遊びモードに入ったようだ。
何時ものように、風呂から上がりガラス戸を開け「クータン」と声を掛けたが、レンジの上に来ない。家内が「クーちゃんは、テーブルの下で丸くなっているはよ」と。今日は飛び出さないのかと思いながら、居間に入ろうとすると、クーは突然飛び出し、僕のつま先を飛び越え、おもちゃ箱の前で「やったー」と言う顔をしていた。昨夜は本当にびっくりした。クーの作戦勝ちだ。