クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

あんたが悪いの

2007-07-11 05:06:13 | Weblog
アメショっすのご主人が、足の指を骨折されたとの事だ。会社でどんな言い訳をなさるのかなー。僕にも同じような経験がある。一昨年の9月の土曜日の事だ、朝クーにリードを着けて、家の前の道で遊ばせていた。クーが何か興味のある物を見付けて、突然走り出した。猫と言っても侮れない。グイと強く引っ張られ、思わず手綱を離してしまった。「待ちなさいクータン」と言いながら追いかけると、僕の目の前で180度の急旋回をした。僕は体が付いて行けず、道の真ん中でヘタ蛙に。その瞬間肩に、強烈な痛みが走った。手が上がらない。クーは家内に御用となったものの「あんたが悪いの。クーちゃんを表に出すから。クーちゃん良い子だもんネ」。整形外科に行くと、左の鎖骨が折れていた。ドクターは「年だから付くかなー」と。幸い1ヵ月半で完治したが、腋の下は汗疹だらけになってしまった。会社では「相手が可愛い猫ちゃんなら起これないよね」と笑われてしまった。
今僕の手・足・肩は傷だらけだ。家の王子様、写真では大人しそうに見えるが、かなりのやんちゃ坊主だ。「起きてよ」と足や手をガブリ。「お父さんの肩は、ぼくだけが渡れる橋だよ」とばかりに、爪を立てて肩に飛び乗る。歯も尖っており、爪も鋭い錐ゆえ、細かい傷が絶えないのだ。ココはクーの事も怖くない。「お姉ちゃーん」と走って行き、度々クーのご機嫌を、損ねてしまうのだ。「ぼくは怖いものなんかないよ」と元気に家の中を走り回る。
どんな事があっても、クーもココも可愛く、大切な家族なのだ。