クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

三つ指ついて

2007-07-14 05:02:03 | Weblog
クーは女の子らしいニャンコさん。今朝も洋間の扉を開けると、全く足音をさせずに台所に入って来た。僕の側まで来ると、正座をし、僕が彼女の茶碗にカリカリの朝食を入れるのを、大人しく待っている。その姿は、三つ指ついて出迎える、淑女のイメージにぴったりである。写真家岩合光昭氏の写真集の中に、木曽奈良井宿で女のニャンコさんが、宿の二階で正座している写真があり「素敵だナー。クーもこんな姿を見せて欲しい」と思い、膝に座った、オチビのクーの頭を撫ぜた事があるが、いつの間にか、クーもこんな凛とした姿を見せてくれるように成長していたのだ。
この夏孫を連れて家内の実家、塩尻・小野に出かける予定だが、友人の住む、奈良井に足を伸ばし、旧交を温め、美味しいお蕎麦と御幣餅を賞味した後で、宿場を散策し、ニャンコさんを、探そうかと思う。
クーは正座をすると、手を交差させている事が多い。台所の隅にある、クータンのお椅子に座り、家内の仕事を見ている時、ご飯のお代わりを待つ時も、写真のように正座をしている。
一方、やんちゃ坊主ココは、正座はするが、クーのように優雅には座らず、手を開いたままの、真に男座りしかしない。