クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

守る君

2008-09-05 03:41:20 | Weblog
今日のココの写真をご覧頂きたい。野良ちゃんでは滅多に見せない姿・表情である。先程僕がニャンコブログを検索し、ココを抱いて寝室に戻ろうとし、ふと横を見ると、ココがソファーに仰向けに寝て居たのだ。ココが枕にしているのは、僕のシャツと靴下である。ココが枕にしたので、シャツはぺっちゃんこになってしまったが。こんな無防備な姿を、警戒心の強い野良ちゃんなら見せないだろう。人を信じ、愛されている事を実感している、家猫だけの特権である。
テレビのコマーシャルに多くの猫が登場している。例えば、ソフトバンクでは、白い3ニャンが。ほのぼのとしたCMでは、火災報知機メーカーの能美防災の、まもるくんにも娘さんに抱かれた、ココと似た毛模様のアメショーが。
今月は防災月間であり、動物愛護週間もある。先の大震災、阪神淡路震災時には、6千余名の尊い方々が犠牲となられたが、愛するワン・ニャンと悲しい別れをされた方も多い事だろう。ココの保護主ビートさんに寄れば、一緒に暮らしていた杏父さんは、家具の隙間に入ってご家族に救助されたという。その間半日余ビートさんは絶望の渕に立たされた事であろう。当時の救護態勢では、ワン・ニャンの事は後回しにされ、ビートさんは被災家屋の中で、配給の食事を杏父さんと分け合って過ごされたと言う。この事は、07年1月の震災記念日の当ブログのコメント欄に、ビートさんが詳しく語られている。
我家は複数の大工職、瓦職の方に見てもらったが、阪神淡路震災程度の地震で、家が倒壊する事はないだろうと言われた。先ずは一安心だ。しかし火災の危険はあり、クーとココを連れて非難する時のバッグ(ケージ)は取り出しやすい場所においてあり、家事不案内の僕も確認している。また、猫用の缶詰も幾つか直ぐに持ち出せる場所にあり、これは猫だけでなく、少し塩や醤油をかければ人が食べる事が出来る非常食だ。
非常時僕達は、自分を守る事と合わせて、家族の一員のワン・ニャンの命を守る責務がある事を、お父さんも一緒に考えてみたいものである。