クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

信仰随想 主の食卓を囲む

2008-09-07 05:58:18 | Weblog
今日の日曜日家内は、主日(日曜)礼拝の始まる1時間半前迄に教会に行くと言う。今日家内は食事当番として、数人の婦人らと、礼拝後の食事を作る。今日のメニューはカレーライスだと言う。主日礼拝が終わるのは、12時少し前になる。礼拝で主の体のパンと血を象徴するぶどう酒を頂いて、心は満たされていても、この時間ともなるとお腹が空いて来る。それ故、僕の世話になっている聖愛教会では、交代で昼食の用意をし、参列者の方々が食卓を囲むのである。食事の内容は決して豪華なものではない。カレー等豪華な方である。
クリスマスイブの夜は、豚汁が定番メニューだ。イブの夜のキャンドルサービスの礼拝後、御子の降誕の慶びを街の人々にお伝えするため、我が聖愛教会では、キャロルを歌いながら街を回る。(キャロリング)その冷え切った体を温めるのが、豚汁である。残った豚汁は、翌日のクリスマス礼拝後に頂く。皆で囲む昼食時には、堅い話ではなく、家内などは、猫好きさんとネコ談議に話の花を咲かせたりと。
聖公会やカトリック教会では、日曜日の主日礼拝とは=聖餐式である。聖餐式は御子イエス・キリストが行われた、最後の晩餐を継承しているのだ。我々信徒は、司祭から「あなたのために与えられた主イエス・キリストの体」と言われ、謹んでパンを頂き「あなたのために流された主イエス・キリストの血」として、ぶどう酒を頂く(数滴舐める程度)。その前にはその日読まれた聖書に基づいた説教や、私達の犯した罪を懺悔する祈りを奉げる。キリスト教で言う罪とは、犯罪の事だけでなく、人に迷惑を掛けた事、学校や仕事をサボル等自分の中でやましいと感じた事全てが含まれる。
今日の写真は、聖餐式で主教がぶどう酒の入った杯を奉げ、主に感謝している、聖餐式で最も重要な場面である。