クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ぼくも弾くのニャ

2009-02-25 06:43:32 | Weblog
午後の一時、ニャンズはお昼寝をし、僕は趣味の鉄道雑誌を読み始める。家内はオルガンの練習を始めた。レシーバーを着けているので、音は外に漏れず、静かな時間が流れる。それも束の間、お腹が空いて来たクーとココが目を覚ました。寝ていた場所で、逆Ⅴの字に体を反らしての伸びをすると、床に下りて来た。オルガンに飛び上がったココは、家内の前で一声「ミャオー」と。「まだ早いでしょ」と言われると、鍵盤の上を歩いて「僕もオルガン弾くのニャ」と。鍵盤を踏んだまま家内の顔に自分の顔を付けて、また「ミャオー」。家内に抱かれココは床に下ろされるが、また鍵盤に登るのだ。ついに家内はオルガンを弾くのを諦め「ご飯にしようか」と席を立つ。クーもココも、尻尾を立てて付いて行くのだ。