クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

声美ニャン

2009-10-16 05:45:22 | ネコ
一昔前、官庁や企業の大きな事務所には、電話の外線と内線の交換をする、交換手と呼ばれる女性達が多く働いていた。特に接客中心のデパートには、美声の女性が採用されていたようである。僕が以前勤めていた運送会社では、デパートから品物を預り、宅配をする部門があり、ある先輩はデパートの担当部門に毎日何回も電話をする内、姿が見えぬ声美人の女性に惚れてしまい、デートをするようになり、結ばれた。先輩は「俺は家の奴の声に惚れたんだ。顔はまあまあだったけど」と雑談時に良く話してくれた。
人だけでなくワン・ニャンの声も夫々違う。ココは男の子らしい太く、低い声である。クーは澄んだハイトーンのソプラノで、猫らしい声で喋る。クーを我家に入れた後可愛い姿だけではなく、その声にも惚れたのである。親馬鹿であるが、特にねだり声が可愛い。昨日もパソコンで遊んでいる僕の膝に手を掛け「ミャ~アァー」「クーちゃんと一緒に来てよ」と僕をカリカリ容器前に連れて行き、その前で「ミャー」「ご飯足りないの。もう少し頂戴」と甘い声でおねだり。ついついカリカリ
を一さじ茶碗に入れてしまったダメ親父である。クーは声美人ならぬ、声美ニャンである。お聞かせ出来なくて残念だが。